これから妊活をしようと思っているあなたも、現在妊活中のあなたも、1分間読むだけで分かる不妊治療の最新情報をお届けします。
今更聞けない女性の月経周期や妊娠するための基礎知識に卵子の高齢化、男性不妊といった専門分野。
さらには、妊活を楽しく前向きに過ごすためのちょっとしたコツなど、不妊治療をしている全ての方に、不妊治療専門の漢方鍼灸治療院である馬場聖鍼堂が自信を持ってお届けします。
ぜひ、ご活用ください。
2014年03月29日 [記事URL]
改めて言うまでもないことかもしれませんが、妊活にタバコは大敵です。
絶対に禁煙する事をオススメします。
ここでは改めて喫煙が不妊治療と赤ちゃんに及ぼす影響と、パートナーにも禁煙してもらうための秘訣をお伝えしようと思います。
タバコにはさまざまな化学物質が含まれている事は言わずもがなだと思います。
でも、その種類が4000種を超えるということまでご存知でしょうか?
しかも、その中には60種を超える発がん性物質も含まれているのです。
喫煙は肺がんやCOPD(慢性閉塞性肺疾患)のリスクが高くなるだけではありません。
これらの化学物質をタバコの煙と一緒に吸引すると、血液に溶け全身至る所に影響を及ぼします。
ニコチンは、麻薬と同等の依存度があるために、一度喫煙をすると止める事が難しくなってしまいます。
一酸化炭素は、血液中の酸素濃度を大きく低下させるために、各内臓への栄養状態が悪くなりますし、酸欠状態になってしまう危険性もあります。
つまり、妊娠にとても重要な血流、子宮や卵巣の栄養状態に大きなダメージを与えてしまうのです。
そのため、喫煙をしていると不妊状態になりやすいという傾向が出てきてしまうのです。
では、妊娠中に喫煙を続けるとどうなるか、考えてみましょう。
お腹の中にいる赤ちゃんは、胎盤から出る臍帯(臍の緒になる管)によって母親と血液を交換することで身体が栄養されています。
つまり、妊娠中に喫煙をした場合、4000を超える化学物質と60を超える発がん性物質が、そのまま赤ちゃんの身体にも入ることになります。
その結果、流産や死産、早産、低体重や先天性の異常、新生児死亡というリスクを負う事に繋がるのです。
恐ろしい事ではありませんか?
長い不妊治療の末に、やっと授かった命であるなら、なおさらですよね。
ですので、私たち、不妊治療に携わる人間は、口を酸っぱくして禁煙をオススメするのです。
そして、禁煙はやはりパートナーにもしてもらうべきだと思います。
パートナーにも禁煙してもらうためには、大切な前提条件があります。
それは、先に書いたような喫煙のリスクについて、パートナーにしっかり理解してもらうことです。
直接タバコの煙を吸引していなくとも、副流煙を吸引するだけで、同じことが言えます。
何よりも大切なのは、これから授かる赤ちゃんであるという事。
まずは、ここをしっかりパートナーに分かってもらう必要があります。
その上で、どう対策していけばいいか、ですね。
最初に書かせて頂いたように、タバコに含まれるニコチンは依存性が非常に強い物質です。
そのため、いくら強い意志を持っていたとしても、いきなり止めてしまうと、イライラや情緒不安定といった禁断症状のような症状が現れたりする事があります。
そして、そのストレスを解消するために、陥りがちなのが「1本だけ」です。
「1本だけ」吸ってみると、リバウンドで禁煙前よりも本数が増えてしまうということもざらです。
ですので、病院や薬に頼らず禁煙という場合は、やはり徐々に減らすという事が正攻法だと言えます。
一応お伝えしておきますが、タバコは1日1本でも1日100本でも毒です。
なんら変わりはありません。
あとは、多少お金をかけても良いのであれば、病院の禁煙外来や薬局でも購入出来る禁煙パッチやガムも効果的です。
ただ、パッチやガムは効果が切れたときに、精神的に耐えられるまで続けなくてはなりません。
いずれにしても、ニコチンの効果が切れたときに、精神的にどう乗り越えるかが非常に大きいということが分かると思います。
ですので、禁煙するには、やはり精神面に働きかける事が大切になるんですね。
そこで使えるツールが、『禁煙セラピー』です。
当院の男性スタッフも過去にこれで禁煙に成功し、以来10年以上続いているということで効果は体験済みです。
禁煙セラピーは、書店で販売されていますので安価で簡単に手に入れる事が出来ますし、実際にセラピストと面談形式で禁煙セラピーを受ける事ができる施設もあります。
この禁煙セラピーの面白いところは、セラピーを受けている間(本を読んでいる間)は、タバコを吸い続けなければならないというところです。
ところが、途中からはタバコを吸う事を止めたくて仕方なくなってしまうのです。
不思議ですが、この禁煙セラピーは、心理的にそうなるように働きかけているので、禁断症状などもなく、本当に禁煙したいという気持ちがあれば、誰でも止める事ができると思います。
禁煙セラピーだけでも、効果は十分期待出来るのですが、さらに効果を確実な物にする秘訣を1つお伝えさせて頂きたいと思います。
それは、SNSを活用する事です。
現在は、ツイッターやフェイスブック、ブログなどのSNSがとても充実していますよね。
パートナーが利用されているという人も多いのではないでしょうか?
活用の仕方は簡単です。
SNS上で禁煙を宣言してもらいましょう。
これだけです。
これから宿る赤ちゃんのために禁煙しなくてはならないという責任感と、SNS上でみんなに宣言したから後戻り出来ないという切迫感の2つによって、より禁煙を成功させる事ができるようになると思います。
以上が、パートナーにも禁煙をしてもらうための秘訣です。
いかがでしょう?
それほど難しい事ではないのではないでしょうか?
ぜひ、パートナーの方ともしっかり話し合って、禁煙を成功させて下さいね。
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◆普段の生活の中に潜む不妊の原因とは?
◆不妊につながる様々な疾患や症状とは?
◆卵子のこと知っていますか?
2014年03月29日 [記事URL]
何かとストレスの多い妊活生活の中にあっても、週に一度の夫婦での外食や、友人との飲み会など、食事でストレスを発散している方は多いと思います。
どのような方法であっても、ストレスを発散できる機会があるということは、とても良いことです。
ただ、ストレス発散させる機会が食事なのでしたら、少しだけご注意していただきたいことがあります。
妊活にはとても大切なことですので、いくつか紹介させていただきますね。
その1.冷える食事は積極的に避けましょう
どんなに暑い夏でもアイスクリームやキンキンに冷えたジュースは禁物です!
冷たいものが体内に入ると、胃から子宮や卵巣にも冷えが伝わり、そのまま妊娠力にダメージを与えてしまいます。
ですので、積極的に避けるようにして下さい。
それでも本当にどうしても食べたくて仕方ない!というときは、口の中で常温まで溶かしてから飲み込むようにしましょう。
まだマシです。
その2.暴飲暴食はやめましょう
妊活中に限った話ではありませんが、食べ過ぎ飲み過ぎによる胃腸の疲れは、全身への栄養の運搬にダメージを与えます。
それだけでなく、東洋医学的にも、身体の中に不要な熱や水分が溜まってしまうことで、気血の巡りが悪くなり、妊娠力の低下をまねきます。
その3.お酒の飲み過ぎはやめましょう
楽しい友人との飲み会です。
ですが、お酒の飲み過ぎと飲み方には注意をしていただきたいです。
まず、飲み過ぎですね。
身体の中に水分が多くなることで、身体を冷やしてしまいます。
お酒を飲んでいると血流が上がりますので、あまり気にならないかもしれませんが、水分は身体を冷やすのです。
そして、飲み方です。
ビールなどのキンキンに冷えた飲み物はやめて、梅酒のお湯割りなど、暖かいお酒を飲むようにして下さい。
まだマシです。
その4.脱ジャンクフード&脱ケーキ
飽食の時代です。
いつでも何でも気軽に食べることができます。
ハンバーガーやスナック菓子といったジャンクフードやケーキは、幼少期から好んで食べてきたものだと思います。
ですが、原材料には、日本人の体質には合わないものがたくさん含まれていることがほとんどです。
ジャンクフードは、和菓子など日本古来の食べ物に切り替え、ケーキはお祝い事やご褒美の時にだけにするなど、食べるものを変えたり、回数を減らしていきましょう。
その5.体質にあった食事をとること
最後は、あなたの体質を無視した食事です。
体質が不妊を作り出すといっても過言ではありません。
今のあなたの体質をしっかり考えた上で、食事を選んでみて下さい。
また、体質は何も冷え性だけではありません。
東洋医学的に次のように分類することができます。
気虚(ききょ)
やたら疲れやすかったり、胃腸を壊しやすかったりする人に多い体質です。
月経期間がだらだら長い人も当てはまります。
この体質は、身体を動かす動力源である"気"の力が弱まっています。
"気"は胃腸で作られます。
ですので、胃腸のケアがとても大切です。
山芋などの胃腸を助ける食べ物がおすすめですね。
血虚(けっきょ)
顔色が良くないことが多かったり、貧血気味、目の疲れが気になる人に多い体質です。
経血量も少ないです。
この体質は、血液が不足している状態です。
つまり血液を作り出せていないということですので、栄養が足りていない状態です。
血液の元になる鉄分を多く含む料理などを意識して食べると良いでしょう。
なお、気虚の体質と合わせて、気血両虚(きけつりょうきょ)といいます。
現代の日本人にはとても多い体質です。
気滞(きたい)
ストレスをため込んでいたり、イライラしやすい人に多い体質です。
肩こりやPMSがきつい人もこの体質があてはまります。
この体質は、気が詰まってしまって、流れが悪くなっているために、イライラや肩こりが出てきてしまうのです。
ですので、気を流すようにしなくてはなりません。
リラックス効果の高いハーブティーがいいですよ!
瘀血(おけつ)
肩こりや頭痛の症状が多かったり、経血の色がどす黒かったり、塊があったりする人は、この体質になります。
この体質は冷えにより血液の巡りが滞っている状態です。
そのため、滞った部分が肩こりや頭痛となって症状として表れてきます。
食物繊維の多いナッツ類などで血液の流れを助けるといいでしょう。
陽虚(ようきょ)
身体を温める力が弱まっている状態です。
そのため、体温が低下し、いつも寒がっていたり、逆にすぐに汗をかいたりすることもあります。
子宮も冷えてしまうため、妊活には大敵です。
生姜などの身体を温める作用のある食材を意識して料理に取り入れたいですね。
陰虚(いんきょ)
陽虚とは逆に身体を冷ます力が弱まっている状態です。
いつも暑がっていたり、水分不足で肌が乾燥してしまっていたり、月経血に粘りがあったりします。
魚介類や大豆製品などがいいですよ。
痰湿(たんしつ)
食べ過ぎや飲み過ぎで身体の中に不要な水分などが溜まっている状態です。
むくみやすい体質の人は、この状態と考えられます。
海藻類など、水分代謝を良くするような食べ物を意識して下さい。
ここまで妊活中に避けたい食事ということで、5つのポイントを紹介させていただきました。
考えすぎてストレスになってもいけないのですが、食生活が体質に大きく関わってきます。
そして、なによりも体質改善が妊活卒業の鍵です。
また、不妊になりやすい体質についても簡単に説明させていただきました。
食生活から改善できることも多いので、ぜひ、意識して取り組んでみて下さいね。
まずは、今の体質を知ることが大切です。
もしも、あなたが体質に不安を感じておられるのでしたら、一度、東洋医学的な体質チェックやカウンセリングなどを考えてみて頂ければと思います。
2014年03月29日 [記事URL]
妊活で取り組まないといけない大切なこととは何かご存じでしょうか?
毎朝基礎体温を測ることや処方された薬を忘れず飲むことももちろん大切です。
ですが、それ以上に大切なことが、生活のリズムや食生活といった生活習慣の見直しです。
意外とこの生活習慣の見直しを見落とされている方が多いのです。
不妊は卵管狭窄などの器質的な疾患がない限りは、体質に原因があると考えられます。
その体質を作っているのが、生活習慣です。
ですので、妊活をする上で、生活習慣の見直しは絶対に必要なことであるといえます。
では、実際どのように見直していけば良いのでしょうか。
このページでは、食生活にフォーカスを当てて、妊活に効く食事をアドバイスさせていただきたいと思います。
世界には色々な食材があります。
日本では栽培することのできない食材もたくさんです。
でも、現代では地球の裏側からでも食材を輸入して手に入れることができます。
便利な世の中です。
ですが、それが実は良くない場合もあるのです。
東洋医学には"身土不二"という言葉があります。
これはそのまま読んで「身体と土地は二つではない」という意味になります。
身体と土地は同じであるということです。
つまり、その土地で採れたものを食べることが身体には一番良いということなのです。
地産地消という言葉もありますよね。
これには理由もあります。
それは、食材には性質があるということです。
東洋医学では、全てのものを陰と陽に分けて考えます。
例えば、月が陰で、太陽は陽。
女性が陰で、男性が陽。
下が陰で、上が陽。
冷たいものが陰で、暖かいものが陽。
などです。
この考え方は、身体を冷やす性質のある陰の食材と、身体を温める性質のある陽の食材というように、食材にもそのまま当てはまります。
そして、陰陽は必ずバランスがとれるようにできています。
例えば、バナナやパイナップルは南国で採れますよね。
南国は暖かい気候です。
ですので、そこに住む人は身体が熱くなりやすい性質があります。
熱くなったものは冷やさなくてはなりません。
そこで、その土地で採れるバナナやパイナップルを食べるのです。
バナナやパイナップルは身体を冷やす性質があります。
つまり、陰性の食材なんです。
このように暖かい土地でとれた食材には冷やす作用があり、逆に寒い土地でとれた食材は温める作用があります。
また、土地以外でも陰陽がわかる食材もあります。
例えば色です。
白は陰性で、黒は陽性です。
白の代名詞といえば、砂糖です。
甘いものには必ずと言って良いほど入っています。
おいしくて食べてしまいがちですが、身体を冷やす原因となりますので、妊活中のあなたは可能な限りひかえた方が良いです。
当院では、甘みは砂糖の代わりに蜂蜜をお勧めしています。
逆に黒の代名詞は、胡麻ですね。
陽性の穀物なので、身体を温める効果がありますよ。
蜂蜜に混ぜるとさらにGood!ですね。
妊活をされているほとんどの方が冷え性です。
陰性の食べ物を好んで食べていたりしませんか?
食材の性質を考えて料理をすると、体質改善にもつながります。
そして、身体の内側から妊娠力があがります。
現在では食材の陰陽にスポットを当てたレシピ本などもたくさん出版されています。
そういった本を参考に色々試してみて下さいね。
また、当院で毎月開催している無料の『馬場聖鍼堂☆不妊治療説明会』でも、食養生についてアドバイスさせていただいています。
詳しくはこちらから申し込みいただけますので、よろしければ参加してみて下さいね。
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◆普段の生活の中に潜む不妊の原因とは?
◆不妊につながる様々な疾患や症状とは?
◆卵子のこと知っていますか?
2014年03月29日 [記事URL]
不妊治療をしていると気持ちが落ち着かなくてどうしようもない時期ってありますよね。
その中でも特に不安や期待に苛まれるのが、妊娠しているかどうかの判定日を迎えるまでの期間だと思います。
あなたは、この期間をどう過ごされていますか?
楽しく過ごせていますか?
それとも不安で仕方なく過ごしていますか?
クリニックなどでは、「無理な運動は控える程度でいつもどおり」というようなアドバイスがされることが多いようです。
それはその通りですが、落ち着かない気持ちはどうしようもありませんよね。
では、この期間はどうすれば"いつもどおり"な気持ちで過ごすことができるのでしょうか。
このページでは、"いつもどおり"になるための、ちょっとしたヒントをお伝えさせて頂きたいと思います。
ですが、その前に1つ確認しておきましょう。
そもそも"いつもどおり"とはどういう気持ちでしょう?
妊活中の"いつもどおり"の気持ちは、あなた本来の"いつもどおり"でしょうか?
不妊治療による様々なストレスに耐え、自分のやりたいことや気持ちを押し殺して頑張られている方も多いと思います。
これは、あたな本来の"いつもどおり"ではありませんよね。
これからお伝えする"いつもどおり"は、不妊治療中の"いつもどおり"ではなく、あなた本来の"いつもどおり"に過ごすためのヒントです。
ぜひ、リラックスして、読んでみて下さいね。
タイミングであれ、人工授精であれ、体外受精であれ、どういう治療を行い判定日を迎えるとしても、共通して言えることがあります。
それは、がんばらなくても大丈夫だということです。
あなたは、これまで赤ちゃんが授精、着床しやすくなるように身体作りを一生懸命に頑張ってこられました。
それはもう、十分すぎるほどの努力です。
ですので、ここから先判定日を迎えるまでにあなたができることは、あなたの身体を休めることと、赤ちゃんを信じることです。
もちろん、身体を冷やすことや、暴飲暴食、夜更かしといったあなた自身の健康を損なってしまうことは、避けなくてはなりません。
かといって、やれることはもう十分にされてこられました。
あなたの努力は、必ず赤ちゃんは見てくれています。
あとは信じることです。
とはいえ、
うまく授精するかな・・・
着床してくれるかな・・・
といった不安や心配はつきものですよね。
ですが、過剰な心配や不安はストレスになります。
ストレスは、血流に影響し、今まで頑張って準備してきた子宮に影響を与えてしまうかもしれません。
ですので、今は赤ちゃんの生命力を信じて、できるだけリラックスし、赤ちゃんを迎える気持ちで過ごせばいいんです。
そうはいっても、今まで家事や仕事を忙しく過ごすことでなんとか気持ちを保っていたという人もいらっしゃると思います。
いきなり頑張らないなんてできないし、家事や仕事はどうしようもない!
という方もいらっしゃいますよね。
これも考え方1つです。
あなたの不安をごまかすために忙しくするのではなく、これから宿る命のために頑張らないという選択をしてみませんか?
大切なことはあなたと、これからお腹に宿る命です。
あなたが頑張る必要はまったくないのです。
家事は積極的に家族に手伝ってもらえば良いです。
仕事も可能なら休暇を取得することが良いと思います。
こうして頑張ることをやめることで、あなた本来の"いつもどおり"に戻れる余裕がうまれるのです。
とはいっても、基礎体温の計測やちょっとした体調の変化などで、どうしても不安になったり考えてしまうことはあります。
それは、それでいいです。
心配になるのは当たり前ですので。
けど、"いつもどおり"に戻ったあなたであれば、きっと「やることはやった。考えても仕方ない。赤ちゃんを信じよう!」という気持ちで、うまく切り替えることができると思います。
判定日を待つ間は、この切り替えをうまくできるかどうかで、全然気持ちが違いますし、仮に良い結果が出なかったとしても、その後の立ち直りも違います。
ぜひ、あなた本来の"いつもどおり"に戻り、判定日を待つ期間をうまく乗り越えていただきたいと思います。
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◆普段の生活の中に潜む不妊の原因とは?
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◆卵子のこと知っていますか?
2014年03月29日 [記事URL]
不妊治療を始めると、定期的なクリニックへの通院や生理周期を整えるためのホルモン剤による副作用、生活習慣の改善など、女性にとっては大きく生活が変わってしまうことがあります。
一方で、パートナーはというと、採精などが必要なときもありますが、不妊治療はまるで人ごとのような扱い。
そんな風に感じられたことはありませんか?
不妊治療を開始したばかりの頃は、あなたのがんばりなんてまるで分からず、今まで通りの生活をしようとする。
往々にして、こういう男性は多いものです。
あなた自身の大変さを分かってもらおうと、食卓などで話をしていても、右から左にスルー。
仕事が忙しいのは分かるけど、もっと不妊治療の大変さを分かって欲しい!もっと二人のことと思って一緒に考えて欲しい!
そんなもどかしさを感じることも少なくないと思います。
そんなあまり協力的ではないパートナーでも、自分自身のことのように治療に参加するようになるとっておきの方法があります。
これは当院スタッフが実証済みの確かな方法です。
ぜひ、活かしてみて下さいね。
まずは、ありきたりなところからです。
不妊専門のクリニックや治療院では、その治療内容や進め方などについて説明会を開催しているところが少なくありません。
また、今ではクリニック以外でも、市などの公共機関が開催しているシティーセミナーのようなものもたくさんあります。
そういうところに一緒に参加してもらうということです。
普段家ではあまりまじめに話を聞いてくれなかったとしても、こういった場に行くと、まじめに話を聞くことが多いです。
また、周りには、あなたがたと同じように夫婦で参加されている方も多いので、パートナーの意識も少なからず変化します。
ですので、もし、こういう説明会に参加されたことがなければ、夫婦で参加してみるというのが良いと思います。
とはいっても、パートナーが一緒に参加することを拒み参加できないということもありますよね。
そういう時は、半ば強引で大丈夫です。
どんなに仕事が忙しかったとしても、休日はあるはずです。
そういう日を狙って、説明会参加の申し込みを事前に済ませておいて、当日はパートナーも参加せざるを得なくしてしまうのです。
もちろん、超ご多忙のご主人がやっと身体を休めることができる日であったりするなら、パートナーのコンディションをみながらである必要はあります。
このあたりはバランスですね。
ただ、実は、結構この強引さが足りなくて、非協力的なパートナーを許してしまっている方が多いのです。
不妊治療への不参加は、パートナーの怠慢でしかありません。
それに気付いてもらうには、多少強引な手でも使った方が手っ取り早かったりしますよ。
ここからが本番です。
説明会への参加は、けっこうすんなりといく場合が多いです。
それだけで不妊治療がどういうものなのか分かってもらえていれば大成功でしょう。
では次は、その不妊治療をもっと身近に感じてもらわなくてはなりません。
それが、クリニックへの送迎です。
これは、車でも電車でも徒歩でも自転車でも、交通手段はなんでも良いのですが、車の方がうまくいきやすいです。
そして、クリニック受診日をパートナーの仕事が休みの日にする必要があります。
パートナーは仕事が休みなので、送迎を断る理由はありませんよね?
クリニックでの治療後は身体がだるくなるから運転して欲しいなど、適当な理由をつければ、より断れなくなります。
大事なのは、送ってもらった後です。
多いのはそのまま車で待っていたり、一度帰ってしまったりするパターンです。
これでは意味がありません。
クリニックの中まで、ついてきてもらいましょう。
そして、そのまま診察が終わるまで待っておいてもらうのです。
別に待っている間は、本を読んでもらっていても、携帯ゲームで遊んでもらっていても良いと思います。
大事なことは、その場にいることです。
産婦人科でなければ、クリニックの待合には、妊活をされている方が多いはずです。
みなさん症状はまちまちでしょうが、不妊治療をしているという点では同じはずです。
そういう空気を感じてもらうのです。
もちろん最初は落ち着かないと思います。
それでいいのです。
そうやって、徐々に自分自身も当事者であるということが分かってくるので。
とうとう最終ステップです。
ここまでできれば、あなたのパートナーはもはや非協力的なパートナーではなく、妊活を自分自身のことと捉え、積極的に協力を惜しまないパートナーになっていることと思います。
最後はやはり、一緒に診察室に入ってもらいましょう。
クリニックによっては、断られる場合もあるかもしれませんが、一緒に診察を受けるということがとても重要なのです。
あなた自身がどういった検査をされていて、ドクターからどんな診察やアドバイスをされているのかを生で体感できるのは、診察室の中しかありません。
診察室の中では、時には厳しいこともいわれたりして、ナーバスになってしまうこともありますよね。
それがどれだけ辛くても治療を続けているあなたの姿を、あなたのパートナーは知っておく義務があります。
すぐにはむずかしくても、是非とも、一緒に入ってもらいたいですね。
不妊治療になかなか協力してくれないパートナーのスイッチを入れる3つのステップいかがでしたか?
最初は誰でも抵抗があるものです。
なかなかうまくはいかないかもしれません。
ですが、共に悩み、共に励ましあってこそ、乗り越えられるのが不妊治療です。
妊活はあなたひとりではなく、パートナーと夫婦二人でするものです。
どういった形であれ、パートナーと共に治療に臨んでもらえることを望んでいます。
なお、不妊治療を専門とする漢方鍼灸治療院の当院でも、毎月『馬場聖鍼堂☆不妊治療説明会』と題して、無料で説明会を開催しています。
クリニックで行われるような説明会とは少し違い、東洋医学的に不妊がどういう状態であるのかや、不妊を解消するために大切なことなどを分かりやすく説明させていただいています。
最大6名の少人数制ですし、Q&Aの時間もありますので、わきあいあいとした雰囲気の中で、毎月開催しています。
もちろん、当院でもご夫婦での参加を推奨しています!
もしご興味がありましたら、こちらからお申し込みいただければ幸いです。
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2014年03月29日 [記事URL]
あなたは、今不妊治療をしていることを友人に話していますか?
何でも話せる友人にだけ話しているという方もいらっしゃれば、どんな友人にも話していないという方もいらっしゃると思います。
そうですよね。
不妊治療は、世間一般に知られるようになってきたとはいえ、当事者からしてみれば、負い目を感じてしまったり、悲しいことが多かったり、悔しいことも多かったりと、いろいろな感情から、なかなかオープンに話すことの出来ない悩みであると思います。
であるにもかかわらず、あなたがこういう悩みを抱えているとは知らず、同年代の友人は、妊娠、出産という幸せなお知らせを運んできてくれるものです。
また、今ではツイッターやフェイスブックというSNSを利用している方も多いので、直接会わなくても、妊婦生活のことやお子さんの成長をリアルタイムで目の当たりにすることも多く、無意識のうちに精神的に追い込まれやすい環境であると思います。
そのため、友人と会うのは正直億劫・・・。
そういう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
とはいえ、友人はとても大切ですよね。
では、どうすれば、不妊治療をしながら、うまく友人たちと付き合っていくことができるのでしょうか。
ここでは、心を楽にして友人付き合いを楽しくするための方法を紹介させていただきます。
楽しく妊活!に役立てて頂ければ幸いです。
友人の妊娠や出産は、本来とても喜ばしい出来事ですよね。
でも、不妊治療をしている状況では、なかなか素直に喜んであげる事が出来ず、友人関係に悩む事が多いですよね。
大丈夫です!
考え方一つで一緒に喜んであげられるようになります。
妊娠菌ってご存知ですか?
ジネコの不妊治療掲示板などで、交わされるキーワードなのですが、妊娠を伝染する菌の事を言います。
念願叶って妊娠された方は、その場に妊娠菌を置いていきます。
そしてその菌は、その場にいた妊娠を望む方に伝染し、妊娠を広げていくという菌です。
ですので、妊娠の知らせを受け取った方は、一緒に妊娠を喜び、その菌を受け取っていきます。
妊娠は伝染するんです。
これは何もインターネットの掲示板でだけ言える事ではありません。
実際に妊娠された人に会っても同じです。
友人の妊娠を一緒に喜ぶ事が、あなた自身の妊娠にも繋がるのです。
もう少し説明しましょうか。
東洋医学では、心身一如といって心と身体は繋がっていると考えています。
つまり、心が下向きだと、身体もした向きで不調になりがちですが、逆に心が上向きだと、身体も一緒に調子が良くなるのです。
思い当たる事ありませんか?
すごく気が滅入っている時は体調を崩しやすかったり、嬉しい事が続くとそれだけで疲れが吹き飛んだり。
不妊治療でも同じです。
「妊娠できない」よりも、「これから妊娠できる!」と思う事で、身体が妊娠するという方向を向きます。
これだけでその治療効果は全然違います。
ですので、友人の妊娠や出産も素直に喜び、「次は自分が!」というポジティブな気持ちを持つ事がとても大切です。
このようにポジティブに受け止めることで"引きよせの法則"が働いて、幸せは幸せを呼びます。
いきなりは難しいかも知れません。
ですので、少しずつで大丈夫です。
心配しなくても、あなたなら、ポジティブな気持ちを選択することを出来るはずです。
このページで最初に質問したことを覚えていらっしゃいますか?
あなたは、今不妊治療をしていることを友人に話していますか?
実は、これが前向きに不妊治療をするのにとても大切なことなのです。
もし、あなたの周りに、心から信頼できる友人がいるのであれば、不妊治療を打ち明けてみましょう。
女性の苦しみは女性にしか分からないものです。
あなたのもやもやした心を解き放ってくれるのは、今頭に浮かんだ友人かもしれません。
確かに、不妊治療をしていることを打ち明けることは、とても勇気のいることです。
もしかしたら、友情関係にひびが入ってしまうかも・・・
そんなネガティブな想像もしてしまうかもしれませんね。
ですので、打ち明けるのは本当に信頼でき、一緒に前を向いてくれる友人(=親友)だけで大丈夫です。
そういう友人一人に打ち明けるだけでも、こころのもやもやは晴れるものです。
億劫だったその他の友人と会うことも、気にならなくなってしまいます。
ネガティブからポジティブになれることがとても大切なのです。
もし、どうしても友人には打ち明けられないというときは、クリニックの相談窓口や担当看護師さんに話してみるのもいいと思います。
いつも忙しそうな先生には話しにくいという人でも、看護師さんになら話せそうではないですか?
その他にも、不妊カウンセラーが専属しているクリニックもありますので、そういったサービスを利用してみることも良いと思いますよ。
何度もいいますが、心身一如です。
あなたのこころしだいで不妊は卒業できます。
これからあなたは妊娠し、出産、子育てと理想の生活を送ることができます。
前を向いて、不妊治療に臨んでもらえればと思います。
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2014年03月29日 [記事URL]
不妊クリニックに通い始め不妊治療を始めると生活が一変するといいます。
そして、夫婦間の関係も変わることがあります。
不妊治療を始める前は、恋人同士のように仲の良かった2人が、どことなくよそよそしくなったり、性交渉の数が激減したりという話は良く耳にします。
愛し合う二人の子供を授かるために始めた不妊治療のはずだったのに、その後、離婚してしまうという話も珍しくありません。
なぜ、こうなってしまうのでしょうか?
また、こうならないためにはどうすれば良いのでしょうか?
まずは、原因から探ってみましょう。
通常、不妊治療を始めると器質的な問題がなければ、タイミング療法からスタートします。
月経周期を整え、排卵日のタイミングに合わせて性交を行うことで、自然妊娠を目指すというものです。
すると、今まで二人とも楽しんでいたはずのセックスが、子供を授かるためだけの行為に変わります。
女性は、月経周期に合わせて、性交を行う日を男性に指定するようになります。
そして男性は、指定された日に行為を行わなければならないという義務感を感じるようになります。
もちろん、排卵のタイミング以外でセックスをすることは何ら問題ありませんし、夫婦間には必要なことのはずです。
セックスの回数がそのまま妊娠率にもあらわれるという統計もありますので、むしろ回数は増やした方が良いです。
でも、男性はタイミングへの義務感から、そういった気持ちや性欲が徐々に衰退してしまい、自然と性交の数が減ってしまうのです。
これが、機械的になるきっかけです。
その後、タイミング療法で結果が出ず、人工授精へとステップアップすると、この状況はさらに悪化します。
不妊治療は、女性への負担がとても大きい治療です。
それは、どの段階でも同じです。
男性の負担というと、男性不妊でない限り、人工授精、体外受精の時の採精くらいです。
不妊治療がタイミング療法から人工授精にステップアップすると、初めて男性に採精という負担が生じます。
とはいえ、通常、ステップアップまでに精液検査を行うはずですので、厳密には初めてではありませんが、女性のタイミングに合わせて、採精を行わなければならないという義務感が伴うのは、この時が初めてのはずです。
さらに、人工授精になると、禁欲期間をクリニックから言い渡されることもあり、余計に男性にはストレスのかかることになり、夫婦間での性交渉の減少に拍車をかけます。
実際、人工授精をおこなうようになってからセックスレスになる夫婦は多いのです。
夫婦二人に共通の趣味や楽しみがあり、不妊治療中もそういった楽しみを二人で共有している夫婦は心配いらないかもしれません。
が、セックスレスになった夫婦の関係はぎくしゃくしてくることが多いです。
男性は、禁欲からくるストレスで、家の外にストレス発散の場を求めるようになります。
仕事仲間や友人との外食が増えたり、朝まで帰ってこなくなってしまったり、せっかくの休日も一人で外出してしまったり・・・。
家にいたとしても、テレビゲームやインターネットに没頭する時間が長くなるという事も多いです。
また女性も、クリニックへの通院によるストレスや、ホルモン剤の服用による副作用、そしてパートナーへの不満などから、心身共に疲れてきてしまいます。
こうなると自然と夫婦間での会話も少なくなり、ぎくしゃくしてきてしまいます。
そして、不満や疑問、ストレスを打ち明けられないでいると、
何のために不妊治療をしているんだろう?
本当にこの人は子供を望んでいるのかな?
本当に自分はこの人の子供を望んでいるのだろうか?
など、不妊治療を始める前は考えもしなかったような事が、どうしても頭をよぎってしまうようになります。
こんな状態で不妊治療を続けるのは、たぶんあなたの本意ではないと思います。
では、どうすれば夫婦の関係を壊すことなく、前向きに不妊治療をすることができるのか?
ここからは、そのためのいくつかのアドバイスをさせて頂きたいと思います。
夫婦関係がおかしくなるきっかけには、いくつかの段階があります。
1つ目のきっかけが、タイミング療法による半ば強制的なセックスです。
男性は、セックスをしなくてはならない日を設定されることで義務感を感じ、少なからずストレスを感じるものです。
といっても、おおよそ28日間の月経周期の中で、タイミングで性交を持たなくてはならないのは数日間です。
不妊治療に協力的な男性であれば、それほど大きな問題にはならないと思います。
ただ、タイミングを取る回数が増えてきた場合や、あまり不妊治療に協力的ではない場合は、問題になってくることもありますので、そうならないような対策を講じておいて損はないでしょう。
どのように対策すればよいか。
これは、伝え方でクリアできることが多いです。
例えば、朝仕事に見送るときや帰宅したときに「今夜ね」というようにあからさまに言うのは、男性心情的にあまり効果的ではありません。
ですが、1週間前に「X日〜Y日くらいにまたタイミングになると思う」と伝えておき、その1週間はパートナーの好きな料理を振る舞うであったり、仕事をいつもよりもねぎらったりというような細かい気配りで男性の気分を良くしておいた上で、「明日の夜からが狙い時」というようにタイミングを伝えると、反応の違いは歴然だと思います。
きっと男性も、「よし!」という気分で臨んでくれ、夫婦関係がおかしくなることもないでしょう。
そして、もう1つ大事なのは、タイミング時以外でもしっかり夫婦の関係を持つということです。
これを忘れてしまうと、機械的な関係になってしまいがちです。
ぜひ、タイミング時以外は今まで通りの過ごし方を心がけて下さい。
どうでしょう?
これは簡単で、かつ効果的な方法です。
男性は本当に単純なんです。
続いて、2つ目のきっかけが、精液検査や人工授精などで採精が必要になったときです。
これがとてもハードです。
乗り越えられず、人工授精をきっかけにセックスレスになってしまう夫婦も少なくありません。
当たり前ですが、精液検査をする際は、自分自身で精液を採取しなくてはなりません。
男性にとっては、この行為が非常に精神的に苦痛で、自尊心を傷つけるものなのです。
女性にしてみれば、精神的な苦痛だけでなく、肉体的な苦痛にも耐えて不妊治療を行っているわけですから、自尊心なんてと思われますよね。
でも、そこは男性と女性の違い、男性は無駄にプライドが高く、面倒くさい生き物なのです。
では、どうすれば乗り越えることができるのでしょうか。
基本は、タイミング療法と同じで、パートナーの気分を良くすることです。
ただ、人工授精となると、それなりに治療期間も長くなってきていますよね。
ぜひ、精液の採取が必要という話をするときに、今までの治療を2人でふり返ってみて下さい。
あなたの身体はこういう状態だったから、こういう治療をしてきて、こんなしんどい思いにも耐えてきたということ。
そして、次の段階に進むには、もっとパートナーの協力(参加)が必要だということ。
この2点をしっかり伝え、あなたの大変さをしっかり分かっていただくことが重要です。
タイミング療法までは、パートナーの気分だけでクリアできることも多いですが、精液の採取からは、しっかり治療に参加しなければならないことを理解してもらうことが必要です。
そして、これも1つ目と同じように、体外受精のタイミング以外でも夫婦の関係を持つということがとても大切です。
ただ、1つ目と違うところが1つあります。
それは、男性が、「人工授精ならもうセックスしなくてもいい」と考えてしまうことがあるということです。
確かに子宝を授かるためだけであれば、そうかもしれません。
でも、良好な夫婦関係でいるためには、必要なことです。
ぜひ、人工授精以降のステップでは、不妊治療に関係なく、あなたから誘うということも取り入れてみていただきたいと思います。
ということで、ここまでは、ぎくしゃくしだすきっかけごとに対策をお話しさせていただきました。
もちろん、紹介させていただいた方法以外でもうまくいくやり方はあるでしょうし、人によっては効果のない人もいらっしゃるかもしれません。
ただ、どういう時でも、大切なことは、何のために今不妊治療をされているかをお互い見失わないようにすることです。
また、男性は不妊治療を女性の問題と思っていることが多いです。
間違いではない場合もありますが、この意識があるために、治療への関心が低かったり、あなたの悩みや負担よりも自分自身の不満にばかり目がいってしまうのです。
これは、どこかの段階で考えを修正しなくてはなりません。
普段のコミュニケーションで改善できれば一番良いですが、あなたの精神的な負担もまた大きくなってしまうかもしれませんね。
そういう時は、クリニック等で行っている、不妊治療の説明会に2人で参加されるということがすごく効果的です。
男性は、嫌がるかもしれませんが、無理矢理でも参加してみると、意識は全然変わると思います。
ぜひ、こういう手も考えてみても良いと思います。
なお、不妊治療を専門とする漢方鍼灸治療院の当院でも、毎月無料で不妊治療説明会を開催しています。
クリニックでされているような説明会とはちょっと違い、東洋医学的に不妊治療とはどういったことか、あなたの体質チェックや自宅で簡単にできる食事や生活習慣のアドバイス、無料の体験治療などを受けて頂くことができます。
もちろんご夫婦でも、お一人様でも参加していただけます。
とはいえ、参加いただくお一人お一人様との時間を大切にしたいということから、毎月先着6名様限定とさせていただいており、すぐに予約が埋まってしまいます。
もし、ご興味がおありでしたら、こちらから詳細を確認していただけますので、お気軽にお申し込みいただければ幸いです。
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◆普段の生活の中に潜む不妊の原因とは?
◆不妊につながる様々な疾患や症状とは?
◆卵子のこと知っていますか?
2014年03月29日 [記事URL]
不妊治療をしているとストレスを感じてしまう場面がいくつかあります。
その中でも職場と同じくらいストレスを感じてしまうことが多いのが、普段はあまり会うことが少ない家族や親戚が集まるときです。
久しぶりに会うと、同年代の親戚が子どもを連れているのを目の当たりにしたり、「子どもはまだ?」と聞いてくる親戚がいたりと、悪気はないことが分かっていても、何となく心が疲れてしまう。
そういう経験がある人も少なくないのではないでしょうか?
もちろん、相手が、あなたが不妊治療を頑張っているということを知っていたなら、こういうデリカシーのない質問はされないと思います。
とはいえ、いくら家族や親戚であっても、不妊治療をしていることを告げるというのは勇気のいる事です。
その結果、その場の空気を壊さないように、自分の気持ちに嘘をついて、思ってもいないことや自分自身を傷つけるような言葉でごまかしてしまう。
そういう経験をされたことはありませんか?
苦しいですよね。
楽しいはずの家族が集まる場なのに、自分の居場所がないような、そんな気持ちになってしまう事もあると思います。
では、こういうときは、どうすれば乗り越える事ができるのでしょうか?
妊娠するまでひたすら我慢する?
いいえ、心にかかるストレスは、そのまま妊活にも影響します。
家族と疎遠になる?
いいえ、これからあなたに授かる赤ちゃんは、新しい家族の一員になります。
家族との関係は壊したくありませんよね。
では、どうすれば良いのでしょうか。
ここでは、3つのテクニックをご紹介したいと思います。
どの方法も、ありきたりではありますが、意外と実践できていないことが多いのです。
ぜひ、参考にしてみて下さいね。
不妊治療中に家族間で受けるストレスは、圧倒的にパートナー側の家族からという場合が多いようです。
つきあってきた年数が短い事が多いでしょうから、会う事自体がストレスという人もいらっしゃいます。
そこに、不妊治療中の気持ちがあるわけですから、なおさらですよね。
こういう時に頼りにしたいのがパートナーです。
あなたの一番の理解者であると思います。
ですので、悪気がなかったとしても、親族から心ない一言があった場合は、話題を変えてもらったり、あなたに換わって話してもらえるよう、パートナーとあらかじめ話をしておきましょう。
大事なことは、"あらかじめ"話をしておくということです。
もしかしたら、きっとパートナーは、不妊治療で悩んでいる自分のことを分かってくれているから、いちいち話をしておかなくてもうまくフォローしてくれると思われるかも知れません。
たしかに、普段であれば、きっとそうだと思います。
ですが、久しぶりに家族と会うことで、パートナーのテンションもいつもとは少し変っていて、いつもフォロー出来ていても、こういう時に限って気が回らない事も少なくないのです。
ですので、"あらかじめ"家族や親族と会う前に、お話ししておく事が効果的なんです。
逆に、あなたの家系の家族や親族と会うときに大きな味方になってくれるのが、あなたのお母さんです。
あなたは不妊治療をしている事をお母さんにお話ししていますか?
もし、まだされていないのであれば、早めに機会を作ってお話しする事をオススメします。
もしかしたら、あなたが不妊治療をしているということを告げると、ショックを受けてしまうお母さんもいらっしゃるかもしれません。
でも、あなたの今までの苦労や悩んでいる事を打ち明けることで、きっと一番の理解者になり、フォローをしてくれるようになりますよ。
あなたと同じ女性で、しかも妊娠と出産の経験があり、不妊治療の一番の理解者になってくれるは、きっとあなたのお母さんです。
勇気を出して、話をしてみてはいかがでしょうか。
ここまで2つのテクニックをお伝えさせていただきました。
本当にありきたりなことだったと思いますが、とても大切な事です。
ストレスを受けるその場を乗り切るだけでなく、不妊治療による心の疲れを軽減してくれるのが、パートナーとお母さんです。
ぜひ協力してもらって、うまくストレスを受け流して下さいね。
では、あと1つのテクニックです。
これは、最後の手段ですので、あまりオススメはしたくありません。
ですが、パートナーやお母さんのフォローが得られない場合は、この方法が最良だと思います。
先ほどまでお話ししてきた内容と少し逆行してしまうかもしれません。
ですが、一番大切なのはなにか?です。
それは、あなた自身です。
あなた自身が受ける過度なストレスは、不妊治療にダイレクトに悪影響を及ぼすだけでなく、あなたの心に深い傷を負わせてしまいます。
すると、心がネガティブな方向に向いてしまいます。
さらには、不妊治療に対してや、自分自身に対して否定的な気持ちが生まれてきてしまうこともあります。
不妊治療なんてしても、どうせ授かれない・・・。
私なんかがんばっても無駄・・・。
だれも私の気持ちを理解してくれない・・・。
心と身体はつながっています。
東洋医学では心身一如といって、心と身体には相関関係があって、心がマイナス方向に向くと身体もそれにつられてしまうんです。
なので、不妊治療には前向きな心がとても大切です。
思い悩んだり、悲しい事が決して少なくない不妊治療だからこそ、あえて、前向きに楽しく過ごせるようにあるべきなのです。
ですので、大切な家族や親族がストレスの元であっても、そのストレスを回避することができない状況なら、我慢する必要はありません。
その場から離れましょう。
一番大切なのは、あなた自身の心と身体ですから。
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2014年03月29日 [記事URL]
今では、結婚後も仕事を続け、妊娠、そして出産をした後には復職をするという女性が多くなりました。
このように女性が働きやすい社会になってきたことはとても嬉しいことですね。
一方で、働きながら不妊治療をがんばっている方にとっては、この環境が不意にストレスの元になってしまうことも少なくないというのが現状です。
同僚の妊娠や出産から受けるプレッシャーや焦燥感、クリニックへの通院のために急に休まざるを得ないことが増えることによる周囲からの目線など、職場独特なストレスに悩まされている人は多いと思います。
ですが、働きながら不妊治療をする以上、こういったシーンはそれほどマレなことではありません。
ですので、うまくストレスに対応できるようになって、働きながらでも前向きに不妊治療に臨んでいきたいですね。
このページでは、そのためのちょっとしたヒントをお伝えしますので、ぜひトライしてみて下さいね。
では、どうすれば、乗り越えられるのでしょうか?
シーン別に考えてみましょう。
〜同僚の妊娠や出産の話がつらいとき〜
まず、同僚の妊娠や出産です。
これ自体はとてもおめでたいことですよね。
職場の同僚からはたくさんの祝福の声が聞こえますし、1つの目指す形でもあると思います。
ですが、不妊治療をしていると、
・なぜ自分はこんなに頑張っていても妊娠できないのに、あの人は妊娠できるの?
・人の幸せを祝福しているほど暇じゃないし、余裕なんかない
・妊娠したら仕事を休めるのに、不妊治療では仕事を休めない
・育児の話なんか聞きたくない!
などの、ネガティブな方向に気持ちが偏りがちになってしまいます。
そして、この不満がストレスとなり、徐々に徐々に、まるでボクシングのボディブローのように、心にダメージを負っていきます。
さらに、こういったストレスは、はき出しにくいものです。
そのため、どんどんどんどん心の深いところに溜まっていき、余計にネガティブに卑屈になってしまうという、負の無限ループに陥ってしまうのです。
では、こういう時、どうすればうまく対処することができるのでしょうか?
いちばんは、"人は人"と思って、"受け流す"ということです。
最初はこういう幸せな話を耳にするのも嫌な時期は必ずあります。
そういう時は、無理に耐える必要はありません。
聞き流したり、トイレに行くふりをして席を離れたりするのも良いと思います。
人は人と思い、考えないようにしましょう。
そうすると、そのうちに慣れてきます。
慣れてくると、同僚の妊娠や出産もポジティブに捉えられるようになります。
例えば、話の輪に参加して、同僚の苦労話を自分の糧にしようと思えるようになったりします。
もしかしたら、同僚も妊娠までに何らかの苦労をしているかもしれませんし、妊娠初期は色々と不安定になりがちなので、対処法などは参考にできることも多いものです。
人の妊娠がうらやましくて卑屈になったりネガティブになったりすることは、誰にでもあります。
ですが、考え方や見方を変えるだけで、すごくポジティブに捉えることができるようになります。
最初はむずかしいかもしれません。
でも、誰でも克服することはできます。
ぜひ、"人は人"と考え、軽く受け流しながら、慣れていって頂ければと思います。
〜休みがちになり職場の人たちからの目線が気になるとき〜
そして、もう一つ、働きながら不妊治療をしていると、必ずといって良いほど直面する問題が、クリニックへの通院の都合で休みがちになってしまうことです。
こういうときは、どうすれば良いのでしょうか?
それは、直接の上司に不妊治療をしている旨を伝えておき、理解をもらっておくというのが、一番良いと思います。
とはいえ、不妊治療自体の認知は社会全体ではまだまだ低く、さらに上司が男性であった場合は、当事者でなければ、ほぼ無知と考えても、ほとんど間違いないと思います。
ですので、しっかり面談時間を取ってもらい、不妊治療の現状を理解していただく他ありません。
ポイントになるのは、あなたと上司との信頼関係です。
もし、あなたが、これから不妊治療のスタートや、体外受精などの高度生殖医療(ART)にステップアップしようと考えておられるなら、このあたりも意識して、上司や同僚とコミュニケーションを取っておくことが大切だと思います。
ここまで不妊治療中の職場での人付き合いの方法をご紹介させて頂きました。
すべてのケースが、このような方法で心が楽になるわけではないかもしれません。
それでも、ひとつのヒントにして頂ければ幸いです。
ここでひとつ、あなたにお願いがあります。
どうか不妊治療をネガティブに捉えないで下さい。
不妊治療をしていると、なかなか子宝を授かれない自分自身に負い目を感じ、自分は不幸だと下を向いてしまうこともあると思います。
それは、自然なことです。
ご自身を責める必要はありません。
けど、ちょっとだけ見方を変えてみましょう。
あなたは、"不妊"ではなく、"未妊"です!
妊娠しないのではなく、今はまだ授かっていないだけです。
これから授かるチャンスがあるのです。
妊娠した同僚に負けないような、元気でかわいい赤ちゃんをこれから授かることができます!
そのために今一生懸命努力されているのです。
これから宿るお子さんのための治療です。
とても幸せなことだと思いませんか?
見方を変えると、ネガティブもポジティブに変わります。
ストレスも捉え方を変えると、ストレスではなくなります。
ストレスは、妊活の天敵です。
ぜひ、これらを実践してみて、うまくストレスを対処してみて下さいね。
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2014年03月29日 [記事URL]
もし、あなたが不妊に悩み、今まさに不妊治療中であるなら、妊活をスタートする事はとても勇気のいることだったと思います。
子宝を望んでいるのに中々恵まれない。
脳裏をよぎる、もしかしたら自分は不妊かも知れないという思い。
そんなまさかと思いながらも何も変わらず流れる月日。
思い切ってクリニックに行き不妊と伝えられ、深い落胆とともに妊活をスタートする。
このような深い傷を負った状態で妊活をスタートされる方も少なくありません。
それに、いざ妊活がスタートすると、妊活以外のいろいろなことに悩まされるという方もたくさんいらっしゃいます。
家族からのプレッシャーや職場での軋轢、ぎくしゃくしだす夫婦関係や友人関係といった人付き合い。
あまり進んで協力してくれないパートナー。
判定日を待つ間の気持ち。
など、数え上げたらきりがないほどのネガティブな要素があります。
このような負担は、そのままストレスになります。
過度なストレスは気持ちをマイナス方向に向かせてしまい、よりあなたを苦しめます。
このようなストレスをひとりで抱えていらっしゃいませんか?
放り出したいけど、手放すところがないと諦めていませんか?
もう大丈夫です。
考え方や気持ちの方向をちょっとだけ変えてみるだけで、劇的に楽になります。
ネガティブをポジティブに!
マイナスをプラスに!
先の見えない妊活だからこそ、楽しく!前向きに頑張ってみませんか?
ここからは、楽しく前向きになれる妊活中の過ごし方を、紹介していきます。
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