HOME > 1分で分かる不妊治療 > 妊活中の過ごし方 > 判定日を待つ間の過ごし方
2014年03月29日
不妊治療をしていると気持ちが落ち着かなくてどうしようもない時期ってありますよね。
その中でも特に不安や期待に苛まれるのが、妊娠しているかどうかの判定日を迎えるまでの期間だと思います。
あなたは、この期間をどう過ごされていますか?
楽しく過ごせていますか?
それとも不安で仕方なく過ごしていますか?
クリニックなどでは、「無理な運動は控える程度でいつもどおり」というようなアドバイスがされることが多いようです。
それはその通りですが、落ち着かない気持ちはどうしようもありませんよね。
では、この期間はどうすれば"いつもどおり"な気持ちで過ごすことができるのでしょうか。
このページでは、"いつもどおり"になるための、ちょっとしたヒントをお伝えさせて頂きたいと思います。
ですが、その前に1つ確認しておきましょう。
そもそも"いつもどおり"とはどういう気持ちでしょう?
妊活中の"いつもどおり"の気持ちは、あなた本来の"いつもどおり"でしょうか?
不妊治療による様々なストレスに耐え、自分のやりたいことや気持ちを押し殺して頑張られている方も多いと思います。
これは、あたな本来の"いつもどおり"ではありませんよね。
これからお伝えする"いつもどおり"は、不妊治療中の"いつもどおり"ではなく、あなた本来の"いつもどおり"に過ごすためのヒントです。
ぜひ、リラックスして、読んでみて下さいね。
タイミングであれ、人工授精であれ、体外受精であれ、どういう治療を行い判定日を迎えるとしても、共通して言えることがあります。
それは、がんばらなくても大丈夫だということです。
あなたは、これまで赤ちゃんが授精、着床しやすくなるように身体作りを一生懸命に頑張ってこられました。
それはもう、十分すぎるほどの努力です。
ですので、ここから先判定日を迎えるまでにあなたができることは、あなたの身体を休めることと、赤ちゃんを信じることです。
もちろん、身体を冷やすことや、暴飲暴食、夜更かしといったあなた自身の健康を損なってしまうことは、避けなくてはなりません。
かといって、やれることはもう十分にされてこられました。
あなたの努力は、必ず赤ちゃんは見てくれています。
あとは信じることです。
とはいえ、
うまく授精するかな・・・
着床してくれるかな・・・
といった不安や心配はつきものですよね。
ですが、過剰な心配や不安はストレスになります。
ストレスは、血流に影響し、今まで頑張って準備してきた子宮に影響を与えてしまうかもしれません。
ですので、今は赤ちゃんの生命力を信じて、できるだけリラックスし、赤ちゃんを迎える気持ちで過ごせばいいんです。
そうはいっても、今まで家事や仕事を忙しく過ごすことでなんとか気持ちを保っていたという人もいらっしゃると思います。
いきなり頑張らないなんてできないし、家事や仕事はどうしようもない!
という方もいらっしゃいますよね。
これも考え方1つです。
あなたの不安をごまかすために忙しくするのではなく、これから宿る命のために頑張らないという選択をしてみませんか?
大切なことはあなたと、これからお腹に宿る命です。
あなたが頑張る必要はまったくないのです。
家事は積極的に家族に手伝ってもらえば良いです。
仕事も可能なら休暇を取得することが良いと思います。
こうして頑張ることをやめることで、あなた本来の"いつもどおり"に戻れる余裕がうまれるのです。
とはいっても、基礎体温の計測やちょっとした体調の変化などで、どうしても不安になったり考えてしまうことはあります。
それは、それでいいです。
心配になるのは当たり前ですので。
けど、"いつもどおり"に戻ったあなたであれば、きっと「やることはやった。考えても仕方ない。赤ちゃんを信じよう!」という気持ちで、うまく切り替えることができると思います。
判定日を待つ間は、この切り替えをうまくできるかどうかで、全然気持ちが違いますし、仮に良い結果が出なかったとしても、その後の立ち直りも違います。
ぜひ、あなた本来の"いつもどおり"に戻り、判定日を待つ期間をうまく乗り越えていただきたいと思います。
合わせて読むことで、より参考になるおすすめページ
◆普段の生活の中に潜む不妊の原因とは?
◆不妊につながる様々な疾患や症状とは?
◆卵子のこと知っていますか?
■:休診日
Copyright© 2017 不妊治療専門漢方鍼灸治療院 馬場聖鍼堂 All Rights Reserved.