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2014年03月29日
妊活で取り組まないといけない大切なこととは何かご存じでしょうか?
毎朝基礎体温を測ることや処方された薬を忘れず飲むことももちろん大切です。
ですが、それ以上に大切なことが、生活のリズムや食生活といった生活習慣の見直しです。
意外とこの生活習慣の見直しを見落とされている方が多いのです。
不妊は卵管狭窄などの器質的な疾患がない限りは、体質に原因があると考えられます。
その体質を作っているのが、生活習慣です。
ですので、妊活をする上で、生活習慣の見直しは絶対に必要なことであるといえます。
では、実際どのように見直していけば良いのでしょうか。
このページでは、食生活にフォーカスを当てて、妊活に効く食事をアドバイスさせていただきたいと思います。
世界には色々な食材があります。
日本では栽培することのできない食材もたくさんです。
でも、現代では地球の裏側からでも食材を輸入して手に入れることができます。
便利な世の中です。
ですが、それが実は良くない場合もあるのです。
東洋医学には"身土不二"という言葉があります。
これはそのまま読んで「身体と土地は二つではない」という意味になります。
身体と土地は同じであるということです。
つまり、その土地で採れたものを食べることが身体には一番良いということなのです。
地産地消という言葉もありますよね。
これには理由もあります。
それは、食材には性質があるということです。
東洋医学では、全てのものを陰と陽に分けて考えます。
例えば、月が陰で、太陽は陽。
女性が陰で、男性が陽。
下が陰で、上が陽。
冷たいものが陰で、暖かいものが陽。
などです。
この考え方は、身体を冷やす性質のある陰の食材と、身体を温める性質のある陽の食材というように、食材にもそのまま当てはまります。
そして、陰陽は必ずバランスがとれるようにできています。
例えば、バナナやパイナップルは南国で採れますよね。
南国は暖かい気候です。
ですので、そこに住む人は身体が熱くなりやすい性質があります。
熱くなったものは冷やさなくてはなりません。
そこで、その土地で採れるバナナやパイナップルを食べるのです。
バナナやパイナップルは身体を冷やす性質があります。
つまり、陰性の食材なんです。
このように暖かい土地でとれた食材には冷やす作用があり、逆に寒い土地でとれた食材は温める作用があります。
また、土地以外でも陰陽がわかる食材もあります。
例えば色です。
白は陰性で、黒は陽性です。
白の代名詞といえば、砂糖です。
甘いものには必ずと言って良いほど入っています。
おいしくて食べてしまいがちですが、身体を冷やす原因となりますので、妊活中のあなたは可能な限りひかえた方が良いです。
当院では、甘みは砂糖の代わりに蜂蜜をお勧めしています。
逆に黒の代名詞は、胡麻ですね。
陽性の穀物なので、身体を温める効果がありますよ。
蜂蜜に混ぜるとさらにGood!ですね。
妊活をされているほとんどの方が冷え性です。
陰性の食べ物を好んで食べていたりしませんか?
食材の性質を考えて料理をすると、体質改善にもつながります。
そして、身体の内側から妊娠力があがります。
現在では食材の陰陽にスポットを当てたレシピ本などもたくさん出版されています。
そういった本を参考に色々試してみて下さいね。
また、当院で毎月開催している無料の『馬場聖鍼堂☆不妊治療説明会』でも、食養生についてアドバイスさせていただいています。
詳しくはこちらから申し込みいただけますので、よろしければ参加してみて下さいね。
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