HOME > テーマ別ブログ > 卵子の老化を防止する! > 卵巣に良い、女性に優しい!秋の旬といえばクルミです
2014年10月21日
その土地のもので、
旬の物を食べることは
身体にとってもいいですよね。
卵巣に良い旬の食材!
今日ご紹介するのは、クルミです。
秋の旬な食材であるクルミ。
女性にピッタリの食材のひとつでもあります。
日本でも昔から食用とされていたようです。
東洋医学では、胡桃は「甘温」
「気を補い、血を養い、燥を潤し、痰を化し、
生命力である腎の火(命門)のパワーアップさせ、
体中にエネルギーを満たし、
肺を温め、腸を潤し、冷えて弱った時の咳嗽を治す。
腰脚の重痛み、心腹の痛み、血痢、下血を治し、
腫れを取り、銅の毒をおさえ、髪を黒くし、多く食べると小便が良く出ます。
痔を去り、肥満の人を健やかにする。」
いわゆる、滋養強壮の作用が強く、
食べ過ぎてはダメとの記載もあります。
乾燥を潤すところから、お肌にも良いとありますし、髪もツヤツヤ、
氣と血を増やし、生命力もアップするところも女性に効果抜群です。
腸にも効き、便通をよくする、冷えと咳にも良いようです。
東洋医学的にも、とても体に良い食材であることが
分かります。
また、西洋医学的には、
ビタミン類も豊富で
ビタミンA、ビタミンB1、B2、ビタミンEが多く含まれています。
他にも、カルシウム、リン、鉄などを含みます。
ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変える働きがあります。
また、疲労物質を分解する働きがあります。
ですが、クルミ自体の糖質が低く、
糖質を意識した食事をしている人には
うれしい食材です。
糖質を控えたい妊活女子にも最適です。
クルミの大部分は脂質ですが、
この脂質のバランスが素晴らしく、
これが抗酸化作用を高めてくれています。
また、豊富な脂質は便の排出を滑らかにしてくれるので、
便秘の解消にも一役買ってくれます。
しかし、食べ過ぎは下痢になるかもしれませんので
注意してくださいね。
消化吸収もよいので、
胃腸が弱く細身の女性には最適といえるでしょう。
また、トリプトファンというアミノ酸が多く含まれていて、
これが眠りに作用するホルモンであるメラトニンの元となるので、
寝つきがよくなるそうです。
カルシウムが骨を強くし、
イライラを抑えることからも、
女性にはうれしい食材ですね。
良い睡眠、イライラ改善は、
卵巣にも影響を与えます。
良質のタンパク質、抗酸化作用、血流改善することで、
卵巣の働きをよくして、
卵作りを助けてくれます。
このように、栄養豊富なクルミですが、
やはり脂質が多いのと、
これ自体の脂質バランスが優れているので、
他の食事で脂質が増えると、
せっかくの脂質のバランスが崩れてしまいます。
他の食事での脂質の摂取に注意しましょう。
高エネルギー食なので
食べ過ぎには注意が必要ですが、
少しずつ食べるとよいですね。
東洋医学的でも西洋医学でも
同じような効果がうたわれているところが
面白いですよね!
昔のひとは、こんなに詳しく効果を知っていて
お薬としても使っていたのです。
こんなにもすばらしい胡桃です。
卵巣にいい食材代表ですが、
くれぐれも取り過ぎには注意して
日々の生活に取り入れていきましょう。
卵のアンチエイジング 担当 岡井志帆でした。
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