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2014年11月04日
最近はやりの「酵素」。
ダイエットで今話題といえばスムージーですよね!
あとは、テレビでお馴染みの「まん○酵素」とか(笑)
今回は、人気の「酵素」と「卵のアンチエイジング」について
考えていきましょう。
私たちの身体には、数え切れないほどの種類の酵素が
常に働いてくれています。
その働きによって大きく分けて、3つ。
一つは、消化を助ける酵素。
一つは、消化した栄養を使って生きていくための
エネルギーとして働く酵素。
これらは、私たちの身体の中で作られる酵素です。
酵素の材料はタンパク質です。
もう一つは、食物酵素といって、
外からとり入れることができる酵素があります。
お肉、魚、お野菜といった生の食品や、
発酵食品に多く含まれています。
私たちが生きていくためには、
食べたものを消化して、栄養を取りだし、
それを代謝させてエネルギーとして利用して、
要らなくなったものを排出することが必要です。
また、身体を守る免疫の働きなどもあります。
これらの仕事を助けてくれるのが、
酵素の働きです。
酵素をとり入れるためにも、
良質のタンパク質を取ること、
生のものを取ることが大事です。
生と言えばお野菜が取りやすいですが、
お野菜の取り方にもポイントがあるようです。
すり下ろしたり、
ミキサーで粉々にした状態にすると、
野菜の細胞膜まで細かく砕けて、
より酵素が摂取しやすくなるようです。
なので、最近では「スムージー」が流行っているのですね!
ですが、あれだけの量をゴクゴクと大量に飲むのは、
胃に負担がかかりそうです。
少しずつモグモグしながら
噛むように味わって欲しいと思っています。
「飲む」というより、「食べる」感じです。
また、これからの季節は寒くなるので、
冷たい状態で飲み過ぎると
身体を冷やしてしまうので
注意が必要ですよ。
スムージーを朝に飲むことを
オススメしている本を
良くみかけますが、
東洋医学的には、お昼頃、
体温がちゃんと上がった頃に
常温のものを飲んだ方が
良いように思います。
冬なら、常温でも冷たいので、
30℃ぐらいの酵素を壊さない程度の
やや温かなスムージーを
飲むようにしてください。
とはいえ、やはり日本の伝統的な和食である
「焼き魚に大根おろし」といった
"タンパク質"と"すり下ろした生のお野菜(酵素たっぷり)"の
取り合わせが良いように感じます。
それらを、しっかり噛んで食べることで、
消化酵素も出てくれて
なお良くなりますよね。
スムージーが全くダメなのではなく、
それオンリーに頼るのは、
よほど必要に迫られているヒトだけ。
妊活女子は、なんでも適度に、色んな種類を、
色んな方法で取り入れていくことを
考えていきましょう。
東洋医学でもは、氣血水といったものは
全て滞りなく流れていくことを"よし"とします。
食べることで取り入れる酵素(食物酵素)、
消化するための酵素(消化酵素)、
排出するお手伝いをする酵素(代謝酵素)。
そして、免疫力をアップして
外部からの攻撃から身体を守り、
細胞を修復し、新しく細胞を作るのを助けてくれる。
この一連の流れを滞りなくできる身体が、
健康な状態であり、細胞の老化を抑えてくれるのです。
健やかな身体には、次の世代へ新しい命を
産みだす力も高まります。
目にはなかなか見えませんが、
見えないところで頑張ってくれている酵素を
上手にとり入れて、
体中の細胞が喜ぶ身体にしていきましょう!
ピチピチの生きの良い身体ができれば、
質の良い卵ちゃんも育ちやすくなりますよ♪
卵のアンチエイジング担当
岡井志帆でした。
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