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2015年02月10日
春は、気を巡らせる事が大事です。
気を巡らせると、血流もよくなり卵巣にもとってもいいですね♪
卵のアンチエイジングに役立ちますよ!
そんな、気を巡らせる効果の高い「春の味覚」をご紹介します。
春は、草木が新芽を出し、生命の成長をうながす季節です。
この時期は、気の巡りをよくして過ごす事が大事です。
気の巡りが悪くなると、成長を妨げたり、
ノビノビ出来ずにいると気分もイライラしてしまいがち。
この時期に大切なのは、
気持ちよく、ノビノビ自由に活動する事です。
そうする事で、気の巡りがよくなって、
気分も身体も元気になります。
卵でいうと、成長も促されますし、
気の巡りがよくなる事で、
血流がよくなり卵巣も生き生きと活動してくれます。
逆に、気持ちよく活動できないでいると、
気の巡りが悪くなり、それがストレスの原因になってしまうことも。
卵のアンチエイジングには、ストレスは大敵です!
春を気持ちよく過ごす為に、これを食べてみませんか?
この季節、スーパーの店頭でよくみかけるのが柑橘類です。
お正月の定番の「こたつでみかん」ですね♪
冬を代表するフルーツといえます。
また、伊予柑(いよかん)や八朔(はっさく)もたくさん並んでいますね!
甘くてジューシーで、とっても美味しいです。
柑橘類は、漢方薬として昔から使われています。
漢方薬で有名なのが、「橘(たちばな)」と呼ばれる柑橘類です。
でも、その果実は酸っぱくて食用にはなりません。
私たちが普段食べている、みかんは「蜜柑」と書かれるぐらい
甘いものとされています。
私たちは、みかんは「酸っぱい」というイメージですが、
昔の人には「蜜のように甘い」と感じたのかも知れません。
でも、不思議な事に漢方薬では、
「果実」ではなく「皮」の部分を使うのです!
「橘(たちばな)」は食べられないので皮を使います。
皮は「橘皮(きっぴ)」といいます。
「橘皮(きっぴ)」を長い間置いた物を「陳皮(ちんぴ)」といいます。
これは、聞いた事ある方も多いかもしれませんね。
「気を巡らせる」という働きが一番強いのが、
「橘(たちばな)」がまだ熟さず青い状態のときの「皮」を使った物です。
これを、「青皮(せいひ・じょうひ)」と言います。
漢方でいうと、
「青皮」は、苦辛温の性質で、
気の滞りを破り、肝臓の気の巡りが悪くなって出来たお腹の硬いのを消します。
胸のつまりや、脇腹、そけい部辺りの痛みを取ります。
経絡でいうと、肝経と胆経の気の詰まり、滞りを破ります。
温の性質なので、暖めてくれるのですよ。
このように、春に関係が強い経絡である、
「肝経と胆経」に効果があるので、春にはとてもいい食材です!
食材といっても、「青くて、熟していない橘(たちばな)の皮」なんて
なかなか手に入りませんよね。
なので、普通にスーパーで売っている「みかん」で代用してみましょう。
漢方的には、全く同じ効果とは言えませんが、
「その酸っぱい柑橘系の香り」をかぐだけで、
気の巡りはよくなります♪
ぜひ、美味しく「みかん」を食べながら
その香りを楽しんでくださいね。
ただし、「みかん」の実は、甘冷の性質があるので
食べ過ぎると身体を冷やしてしまいます。
なんでも、程々にしてくださいね。
「みかん」を選ぶ時は、ノーワックスの物にしてください。
食べた後の「皮」を干して、お風呂に入れたり、
紅茶に入れても楽しめるそうです。
ある地域では、みかんを丸ごとお鍋に入れて食べるそうですね!
皮まで食べてしまうという方法にびっくりです。
漢方的な「干したみかんの皮」とは効能は違うでしょうが、
ビタミンCも豊富で抗酸化作用が強く、また血管を強くし、
免疫力を高めてくれる作用があります。
卵のアンチエイジングにいいことばかりです!
「焼きみかん」もありますし、皮ごと食べるというのも面白いですね。
一度試してみたいです!
こんなにおすすめしていてなんですが、
あんまり美味しいからといって、
一度に5つも6つも食べないで下さいね。
私からのお願いでした。
では、気の巡りをよくして、
気持ちいい妊活の春をお過ごしください♪
卵のアンチエイジング担当
岡井志帆
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