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2015年09月01日
体外受精にチャレンジ中の妊活女子にとって、
採卵はビッグイベントの一つです。
採卵を成功させるために、
卵をしっかり育てるお助け方法を考えてみましょう。
体外受精といった「高度生殖器医療」にチャレンジ中の
妊活女子はもちろん、
人工授精、自己タイミングにチャレンジ中の
すべての妊活女子にとって、重大なのが
「卵を育てる」ことです。
月経が整ってくる20代後半から30代までの時期なら
当たり前に出来ていた事なのに。
30代を過ぎてくると、なかなか思うようにいかなくなるのが、
「卵を育てる」事です。
成熟したプリプリ卵を排卵できるかどうか。
これが、妊娠を成功させる
一つの鍵となります。
なので、卵を育てる時期である、
低温期はとっても大事。
とはいえ、卵は月経期から成長を始めていますので、
うかうかはしてはいられません。
月経前期をゆったり過ごして、出血による
「気と血」の消耗から出来るだけ身体を守りましょう。
そして、出血が収まってくる月経後期からは、
卵の成長を助ける為に、活発に過ごしましょう!
低温期は、身体も軽く活動するのに適しています。
気持ちも軽やで、快調な時期です。
東洋医学では、この時期は「陰の時期」と言われます。
卵を育てる、内膜を育てる。
陰のパワーが集まってくる姿をいいます。
また、この陰のパワーは、
「収れん」という「金のグループ」の働きが起こります。
「内側に集まる」力の方向性をいいます。
収れんする事で、形をつくることができ、
また、エネルギーを集める事が出来ます。
この力がしっかり働くことで、
卵や内膜がしっかり身の詰まったものとなり、
エネルギーのたくさんある
プリプリの状態を作り出します。
これが、排卵を促す力となり
妊娠に適した状態をうみだします!
この陰のパワーである「金のグループ」の
「収れん作用」ですが、
実は、この力をさらにパワーアップするのに
夫婦関係といわれる「火のグループ」の力が役立つのです!
夫婦というだけあって、この二つが協力し合えば
とてもいい状態が保てます!
「火」というのは、陽のグループなので
陰とは全く正反対のように思われますが、
少し足してやると、とても良い働きをしてれます。
陰を補うだけよりも、
陽を足す事で
さらにパワーアップが出来るのです。
まるで、お砂糖にお塩を少し足したときのような
イメージです。
お砂糖とお塩は、味的には正反対。
ですが、お砂糖に塩をひとつまみ入れる事で、
さらに甘みが益す!という、あの働きです。
この法則を上手に使って、
低温期の陰のパワーをアップしましょう!
陰のパワーを助けてくれる、
低温期に適した食べ物。
それは、「お肉」です!
脂身ではなく
赤みのお肉をお勧めします。
低温期には、陰のパワーである「血」を
増やしてくれるのが「お肉」。
そして、お肉には、「身体を温める」という
陽のパワーも持っています。
色も赤色ですので、「火のグループ」の食べ物である事も
ぴったりですね。
陰のものである「血」を補いながら、
陽のパワーも助けてくれるお肉を、
少し食事に取り入れることで、
低温期の「卵を育てる力」が助けられます!
西洋医学的にも、
お肉に含まれる鉄分は、妊活女子に多い
貧血をたすける大事な鉄分、
そして、ホルモンをつくる材料である
コレステロールや、身体をつくるタンパク質、
アミノ酸、ビタミン類
これらの栄養素がたくさん含まれていますので、
オススメの食材です。
特に貧血を意識するなら牛肉。
疲労回復に役立つビタミンBを意識するなら豚肉。
お肌の保湿ならビタミンAが豊富な鶏肉。
これらを上手に取り入れていきましょう。
美味しく食べて、卵のアンチエイジングもできる方法なので
ぜひ、お試しくださいね!
快適月経生活・卵のアンチエイジング担当
岡井志帆がお届けしました。
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