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2016年01月27日
「朝起きるのが辛い・・・」
「身体が重い・・・・」
毎朝、「身体の疲れが取れていない」と感じている。
そんな、お疲れ女子の妊活について考えていきましょう。
朝、目覚ましの音とともに、
スカッと起きれたらどんなに清々しいだろう・・・!
そう思いながらも、毎朝お布団の中で
「あと5分・・」「もう少し・・」
ギリギリまで横になっていたい。
まったく身体も頭も起きない。
「辛い」「苦しい」
そんな「お疲れ女子」は多いのではないのでしょうか?
こんな、朝の不快感にお悩みの
妊活女子についてです。
東洋医学では、目が覚めるのは、
身体をめぐる「気」が目に来ることで
睡眠から覚醒して
目が覚めると考えられています。
目覚めの悪さは、気のパワーであったり
気の動きの活発さによって変わります。
毎日の疲れが溜まってしまい
気力を使いはたしてしまうと、
眠っている間に身体を回復させるのに
必要な力が足りなくなってしまいます。
そのため、朝になっても
元通りに回復させることが出来ていません。
より十分な休息が必要と感じた身体は、
翌日も、もっと眠ることで回復させようとするので
身体が動かなくなります。
朝になり、目に来た気力もほんの少しで、
身体も動かず・・。
でも、「起きなければ!」という
最後の気力を振り絞って
無理矢理起きだすという、
辛い寝起きとなってします。
では、「気」はどうやって動いているのでしょうか?
「気」は「呼吸」で動きます。
呼吸だけでは足りない分を
体を動かすことで気をめぐらすことを助けます。
起きているときは、体を動かしていますが
眠っていると体は動きません。
気力が充実しているヒトは、
眠っている間の呼吸だけでも
気は十分に体中にめぐっています。
ですが、気の力が弱いヒトは、
呼吸だけでは十分に
気を体中にめぐらすことが出来ません。
まず、気力を使い果たしてしまっている
タイプのヒトは、
気力を回復させることが重要です。
自分の気が無くなっていることをしっかり自覚して
休息をとることを意識しましょう。
食事を多く取る事で気力を
回復させようとしますが、
実は、消化にもかなりの気を消耗させます。
食事は軽めにして、
睡眠をよくとったら、
少しずつ身体を動かす気力が湧いてきます。
そこから、身体を動かす事をするようにしてください。
ヨガやストレッチ、ウォ−キングをしていきます。
軽く10分程度だけ、
歩くより早いくらいのスピードで「走る」ことも
効果があります。
呼吸が苦しくない程度のスピードで十分です。
走る事で、呼吸の力をアップしながら
気をめぐらす助けをしていきます。
気がめぐれば、血液もめぐるように
なります。
身体の疲れをとり、血流がよくなると
元気を回復していくのを助けます。
そして、気を作り出す「消化」の機能も
活発になりますので、
気力もますますアップしてきます。
また、しっかりと気と血液がめぐると
脳がリフレッシュするという
癒しの効果もあります。
身体も脳もリフレッシュすると、
生殖の機能も回復していきます。
ヒトは、自己の生命を守る為に
疲れきったときは
生殖能力を仮眠状態にしてしまいます。
溢れ出る生命力があるからこそ、
次の命を生み出す力が湧いて来るのです。
それは、豊かな食事ではありません。
現代人の私たちは、
豊かな食事が生命力をアップさせると考えがちですが、
もっと食事が質素な時代のほうが
生命力は強かったのです。
気力や身体が充実することが大事です。
自己生命力を充実させ、
スッキリした寝起きを迎える力を付けて
プリプリ卵を育てる生殖能力をアップしていきましょう!
快適月経生活・卵のアンチエイジング担当
岡井志帆
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