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2016年10月11日
妊活を成功させるには
家族との関わりがとても大事です。
また、「我が家」は、新しい家族を迎える為の
たいせつな「場」でもあります。
自分の心地いい場をつくり
妊活をスムーズに進めるには
どうすればいいでしょうか?
家族は、一番身近な他人です。
人は、「一人では生きていけない」といわれるくらい
他人との関わりを大事にしている生き物です。
妊活をしているあなたなら、
一番身近にいる他人はパートーナーです。
そして、親などの家族。
この、身近な他人との関係がうまくいくほど
妊活もスムーズに進みます。
ですが、反面、
この関係がうまくいっていないと
妊活で疲れた心を癒すことができなかったり、
相手の何気ない態度や言葉に
傷ついてしまうことにもなります。
また、自分の望む妊活が
思うように出来なかったり、
協力を得るのが難しくなったりします。
働く妊活女子も多いです。
外では色々気を使って頑張っている分、
できればお家ではゆっくり
心穏やかに癒される時間を過ごしたいですね。
お家で心地よく過ごすことができれば、
ストレスが軽減され
妊活にチャレンジするパワーが養われます。
今回は、この身近な他人である家族との
関わり方を考えていきましょう。
家族であると、身近である分
何を言っても許されるような
空気になりがちです。
そのため、態度や言葉がきつくなり、
嫌な気持ちにさせられることもありますね。
でも、身近であるがゆえに、
無意識に「自分は傷ついた」ということを
「無かったこと」にしてしまう人も多いです。
「私が悪いんだ」
「私が我慢したらいいよね」
「言っても無駄」
「いつものことだから」
無意識に「何も感じない」、
「傷つかなかったふり」を
してしまうことになります。
でも、これは相手が
「家族」という関係に甘えてるだけです。
本来は家族であっても
あなたが傷つけられていいわけではありません。
「さっきは言い過ぎたね。ごめんなさい。」と
言ってもらえるのが、良好な関係です。
まず、大事なのが「自分の感じた気持ち」です。
つまり「感情」なのですが、
この「感情」と上手に向き合うことができれば、
ずいぶん自分を大事にして過ごせるようになります。
もし、相手から言われた言葉に傷ついた時は、
「私は傷ついた」という感情に
ちゃんと気づくようにしましょう。
気がつかないふりを繰り返すと
その「傷ついた」気持ちは、
心の中で消化されず
しっかり蓄積されていきます。
そして、気がつけば
ものすごい量のモヤモヤが
心に溜まってしまい、
いつしか大問題を起こす種と
なってしまいます。
「なんで、いつもそんなこというの!」などと
感情を大爆発してしまいます。
もちろん吐き出せればスッキリはしますが
相手もビックリしてしまいますよね。
また、そこから
相手の感情に火がついてしまうと、
お互いを責めあい
収集がつかなくなってしまいます。
我慢は、無意識の反撃を生み出すので、
相手からのお願いを素直に聞けなかったり、
反発を繰り返してしまいます。
それではいい関係が作れず
妊活を協力しあってすすめることも
難しくなります。
まず、「傷ついた」という感情が湧いたなら
「あ、私傷ついている」と気づいてください。
その上で、
「そんな風に言われると辛いから
言わないでください」と
相手に伝えることも出来ます。
それが出来れば、
心にモヤモヤが蓄積されることが防げます。
もう一つ大事なのが、
「自分が傷ついた」と感じた時
本当にその相手の言葉は
「ひどい言葉だったのか?」を
考えてみることです。
相手の言葉は、まったく
攻撃性が無かったとしても、
自分がメンタル的に弱っていると
「ひどいことを言われた!」と
一方的に感じてしまうことがあります。
そんなときは、
「あ、私は今疲れているな。」
「私が弱っているから、相手の言葉が気になるのだな。」
ということに気づけます。
「自分が弱っている」と気づけたなら、
「相手に攻撃された!」と
逆切れすることも無いです。
相手に攻撃すると
また攻撃仕返しされるという
悪循環を繰り返してしまいます。
自分の問題であると気づけたなら
「私は今辛いから、その話題はやめてくれる?」と
相手にお願いすることも出来ます。
とはいえ、「そんなにうまくはいかないよ〜」
と思われるかもしれませんね。
今は無理でも、
「いつかそうしよう!」と
自分のなかで決められるだけでも十分です。
また、明らかに相手が自分を
イライラのはけ口にしていると分かり、
自分がひどい扱いをうけているならば
やはり我慢してはいけません。
あなたは、そんな扱いを受けて
いい存在ではありません。
ですが、そんなときにも
何も言わずにいて不満を溜めていると、
どこかでその不満を爆発させて
仕返ししてしまいます。
相手が勝手にイライラして八つ当たりするなら、
それは「相手の問題」です。
また、何か困ったことがあって
イライラしているなら、
「相手の困った」を
助けてあげることもできるかもしれません。
イライラした相手を認めて
「困ってるようだから、
そっとしておいてあげよう。」と
愛情を持って思えたなら、
いい距離感を保ちながら
イライラがおさまるまで
待ってあげることも出来ます。
また、「そんなふうに言われると悲しくなるから」と
話し合いをもつか、
話しても解決しないなら
その人から少し距離をとることで
自分を守ることも出来ます。
いい関係が続くと、
自分のお願いも聞いてもらいやすくなります。
パートナーであるなら
「妊活に協力してほしい」
「もっと自分の身体を大切にして養生をしてほしい」
「納得いくまで妊活にチャレンジさせて欲しい」など、
自分の思いを上手に伝えることができ
受け入れてもらいやすくなりますし、
親であるなら
「妊活は自分たちの問題なので静かに見守っていてほしい」
「何も言わずにそっとしておいて欲しい」
「辛い気持ちをただ聞いて欲しい」
とお願いすることも出来ます。
こんなお願いをきいてもらうには、
我慢をためて相手に攻撃するようなことを減らし、
お互いを思いやれる関係を作ることが大事です。
一番身近な他人である「家族」と
うまくコミュニケーションをとることができれば、
自分の望む妊活を上手に説明出来る関係になれ、
応援してもらいやすくなります。
我慢することは手放して
「話し合うことでお互い傷つかずにすむ!」
という成功体験を増やすチャレンジを、
ぜひ、試してみてください。
あなたの妊活を応援します!
「卵のアンチエイジング」担当
岡井志帆
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