HOME > テーマ別ブログ > 卵子の老化を防止する! > 寒い冬は縁起物の「レンコン」で妊活!
2017年01月24日
今回は、
お正月の縁起物としても食べられる
「レンコン」をご紹介します!
「人生の節目、そして、将来を見通せる!」という
おめでたい食材を食べて
妊活に役立てましょう♪
冬の時期は、「腎の臓」のグループです。
この時期は、土の中で育つ食材を
食べるとよいとされています。
今の季節に、「レンコン」は
ピッタリです。
煮物にしたり、
擦って「レンコンまんじゅう」に
しても美味しいですよね。
また、シャキシャキ感を楽しむのに
炒めて「きんぴら」にしても最高です。
私は、煮物にした「レンコン」を
あとで、天ぷらにして食べるのも大好きです。
皮を剥くのはすこし堅いですが、
いろんな料理法で美味しく頂けるのが
「レンコン」です。
「レンコン」は、
蓮の花が咲くことでも
知られていますね。
そして、泥の中で育ちます。
泥の中で育つのに
泥に染まらないことから、
清浄のものとされています。
泥の中で太く成長し、
節を作ります。
また、蓮の実や種、葉、茎、
レンコンの節の部分も
食用にされたり
漢方薬としても使われています。
部位によって効能も違っています。
私たちが日常食べている
レンコンは、
蓮根、蓮の地下茎です。
色が変わりやすいので、
お酢や塩を入れてさらすと
よいとされています。
鉄のお鍋で煮ると
黒く変色するのも
ポリフェノールが豊富だからだ
そうです。
このポリフェノールは、
「タンニン」といって
抗酸化作用、
胃腸によい効果があるので、
変色を気にしないのであれば
灰汁抜きをしない方
いいかもしれません。
切ったときに糸を引きますが、
これが「ムチン」で、
滋養強壮に良いとされています。
また、胃を保護して
消化を助けます。
食物繊維も豊富です。
ビタミンC、B1、
また、鉄、カリウムといった
ミネラルも含まれています。
東洋医学の本では
「藕(ぐう)」と呼ばれ、
気味は、甘平です。
食べると百病を却けると言われ
「長命にして老に耐え得る」といわれるほど
身体によいものとされています。
「留血を散じ、肌を生じる。
怒りを止め、食を消し、
酒毒、および病後の乾渇を解く。
煩を除き、胃を開き、
産後の血悶を破る。」
と書かれています。
このことからも、
胃腸をよくし、
血の問題に効果があることが
分かります。
「蒸して食べれば甚だ
五臓を補し、下焦を実する。」
とありますから、
身体にとてもよくて、また、
下焦(おへその下)の
妊娠に関わる大事な部分を
補ってくれることが分かります。
この、今の季節に
ぴったり合った食材である
「レンコン」。
風邪の予防や、疲労回復にも
効果があるようです。
この時期、
食べ過ぎで疲れぎみの胃腸を助け
ながら、生殖に関するパワーも
一緒にアップさせていきましょう♪
胃をきれいにし、
便通を良くするという
基本的な所を整えるだけでも
妊活に繋がりますよ!
ぜひ、いつもの食事に
取り入れてくださいね。
あなたの妊活を応援します♪
卵のアンチエンジング担当
岡井志帆でした。
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