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2016年06月21日 [記事URL]
妊活を続けていると、嬉しいことばかりではなく、
悲しいこともたくさん経験します。
その悲しい気持ちもエネルギーの一種です。
良いエネルギーでは無いですから、
その溜まったエネルギーを発散させて、
気持ちも身体も軽くしていく必要があります!
東洋医学の「気」というは、
目にはみえない「エネルギー」のような物です。
エネルギーは、過不足なく満たされているのが
いい状態なのですが、
多くなりすぎてもエネルギー過剰となり
健康を損なうものとなってしまいます。
感情の高ぶりでも、エネルギーは発生します。
嬉しすぎても、頭がおかしくなることもありますし、
悲しすぎても、「もう死んでしまうのではないか?」と思うぐらい、
頭も身体もおかしくなってしまいます。
多すぎるエネルギーは上手に発散させる必要があります。
「怒りや、悲しみ」といった感情は、
とても大きな力を持ったエネルギーです。
例えば、イライラしすぎると、
自分で感情をコントロール出来なくなり自分自身も辛いですし、
周りの人に当たり散らしては迷惑をかけてしまいます。
もちろん、身体にも大きな負担をかけます。
そのため、それらの大きなエネルギーを適度に抜いて
身体を守る必要があります。
その、仕事をしてくれているのが
東洋医学では「木」のグループになります。
色々なエネルギーの発散方法はありますが、
「涙」もその一つです。
「木」のグループの働きを説明すると、
身体の内側にあるエネルギーを、
収れんする力で吸い上げ、
後は、いっきに外へ発散する!です。
最近、テレビでペットボトルを使って
卵の黄身だけ抜き取る技が紹介されていますよね。
ご存知でしょうか?
このイメージと同じです。
空のペットボトルを下向きにして、
割った卵に当てます。
ただ、当てるだけでは黄身は吸い込みません。
ですが、ペットボトルを凹ませて(収れん)空気を抜いた状態で
黄身に近づけ、その後、握った手を緩めることで
ボトルの凹みが戻ると、同時に空気が吸い込まれ
その力で卵の黄身が吸い上げられます。
この「木」の働きを使って、
身体の中に溜まった余分なエネルギーを
いっぱい吸い上げてためていきます。
感情というのは、ものすごいエネルギーとなり、
身体の中にためすぎると悪さをします。
それを防ぐ為に、卵の黄身を吸い上げるように、
溜まったエネルギーをめいいっぱい吸い上げます。
一旦溜め込んだものは、出すだけです。
ペットボトルが一杯になればそれをどんどん出さないと、
次つぎに出てくる余分なエネルギーをためることが出来ません。
満杯になったペットボトルは、
横からギュッと握ると(これも収れん。「木」の働きです。)
中身が上へ溢れ出ます。
この状態が、人の身体でいうと
「悲しくて涙が溢れ出る状態」です。
いっきに涙を身体の外へ出すことで、
エネルギーが発散・放出され、
その後は気持ちも身体も落ち着いていきます。
泣くことで、エネルギー過多になった身体を
落ち着かせているんですね。
つまり、涙を身体の外へ出すことで、
溜まったエネルギーを抜いているのです。
なので、どうか悲しい気持ちで一杯になったときは
我慢せずしっかり涙を流してください。
そうすることで、いい気のめぐりが保たれ、
「木」の働きが活性化されます。
「木」の働きは、
身体の内側のエネルギーを上手に吸い上げ、
上向き(外向き)に働かせることです。
この働きは、「成長」をあらわす働きでもありますので、
適度なエネルギーが上手に循環すると
・卵の成長
・内膜の成長
・新しい命の成長
が促進されます。
実は、感情をキレイに整えるだけで
しっかり妊活が出来ているのです!
これが、東洋医学の考え方です。
感情は身体にとっても深く関係します。
どうか、日々の感情を整えて、
ほんの少しずつでいいので
心穏やかに過ごしてください。
心を整え、卵の成長を助けていきましょうね!
快適月経生活・卵のアンチエンジング担当
岡井志帆
2016年06月08日 [記事URL]
「妊娠力をアップしたい!」けど、
「どうしたらいいのかな?」とお悩みのあなた。
まずは、普段の食事から工夫してみませんか?
簡単な、東洋医学的な妊娠力アップの方法を
お伝えします。
東洋医学で「妊娠」に必要とされる
陰陽の二つのパワー。
今回は、その陽のパワーに注目です。
「命の火」といえる陽の働きは、
物を動かし、変化を起こさせ、
成長を促す力の元となります。
火というのは、上に向かって燃える姿から
エネルギーの象徴のようにも考えられています。
また、手をかざすと温さ・熱を感じることからも
生命力を感じますね。
火をあらわす色は、「赤」です。
見ているだけでも気持ちが高まります。
やる気を出させる色と言われているので、
テンションを上げたいときに身につけるといい色です。
エネルギーや生命力の力強さを感じる色ですね。
今回は、この色のパワーを利用して、
妊娠力アップに役立てていこうという考えです。
陽のパワーは、卵の成長を促し、内膜を厚くさせ、
授精卵の着床後に胎児を大事に育てていく力です。
このパワーが弱いと、低温期では卵の成長に時間がかかったり、
高温期では、体温がなかなか上がらなかったり、
高体温をしっかり保てません。
妊活女子には、大事なパワーです。
この「陽のパワー」が弱い人は、
身体を動かすことが良いのですが、
気力が足りず
なかなか身体の為の運動さえも
スタートする力が湧きません。
そこで、だれでも出来る
「食べる」ことから工夫して、
陽のパワー付けていきましょう!
オススメなのが、
「赤い色の食べ物を選ぶこと」です。
夏野菜の代表、赤いトマトや赤いピーマン。
赤身のお肉、赤身のお魚です。
特に、お肉やお魚は陽のパワーが豊富なので
妊活女性の妊娠力アップには最適です。
赤いお肉といっても、牛肉だけではありません。
赤色が強い、鴨や馬肉、クジラなどもオススメです。
最近、ジビエも流行っています。
猪、鹿、キジ、ダチョウなども
見た目にも赤色が強いお肉です。
飼育されている鳥や豚に比べて
自然の力・大地の力が溢れていますね。
そういった、より「自然の力」の強い物を選んで食べることで
大事な陽のエネルギーをいただいていきましょう。
妊娠力アップ!卵の力アップ!につながりますよ。
快適月経生活・卵のアンチエイジング担当
岡井志帆
2016年03月08日 [記事URL]
生理痛に悩まされている女子は多いですが、
それが毎回ひどくなってきているように感じたら、
放っておいてはいけません。
「ひどくなる月経痛が不妊の原因になるかもしれない!」
というお話です。
月経の度に悩まされる「月経痛」。
それが、どんどんひどくなっているように感じているなら、
そのままにしていてはいけません。
ほおっておくと
内膜症を起こす原因となるかもしれないからです。
内膜症が起こす、
不妊の原因についてお話しします。
まず、「月経痛」がおこるのは、
厚くなった内膜が剥がれ落ちるときに
プロスタグランジンという物質を分泌する為です。
このプロスタグランジンは、
子宮を収縮して月経血を排出しやすくする作用が
あります。
月経血をスムーズに排出するたに必要なものなのです。
また、プロスタグランジンは、
痛みを感じやすくしたり
炎症を起こしやすくするので、
腰痛や頭痛・吐き気、ダルサといった
月経のときの「不快な症状」を起こす
原因にもなります。
ですが、月経血が多いと
それを排出するために
プロスタグランジンの分泌量も増えていきます。
そのため、子宮はより収縮を強めて
スムーズに月経血を排出しようとするのですが、
結果、過剰な収縮がおこり
ひどい月経痛となってしまいます。
また、子宮の収縮が強くなると、
膣より排出されるはずの月経血が
出口がせまくなることで
排出されにくくなり
逆流を起こす事もあります。
逆流は誰にでも起るのですが、
月経血が多いとプロスタグランジンも
また多く分泌されるために、
子宮の収縮がよりきつく起こり
逆流する月経血量が増えてしまいます。
逆流した月経血は、
卵管からお腹の中にはいりこんでしまっても
ほとんどは吸収されたり
免疫細胞によって消えてしまうのですが、
入り込んだ様々な場所で内膜を増殖して
出血を繰り返してしまうことがあります。
これが、内膜症の原因の
ひとつであるといわれています。
内膜症が卵巣に発祥すれば、
チョコレート膿腫になって
卵の質を悪くする原因にもなります。
また、内膜症から発生する物質が、
受精卵に悪い影響を与えることで
着床を阻害してしまう原因になるとも
いわれています。
このように、内膜症は
「大事な卵の質を落とす恐れがある!」
といえますので、
ほっておくのはよくありません。
ひどい月経痛が続く。
最近どんどん痛みがひどくなってきている。
月経量が増えてきたように感じる。
こんな症状があれば、
すぐにクリニックにて診察をうけてください。
また、内膜症と診断されたかたでも
東洋医学で治療のサポートをしていくことが出来ます。
多すぎる月経量が問題であれば、
それを改善していくことをしていきますし、
また、プロスタグランジンの影響を抑え
子宮の過剰な収縮をおだやかにして
痛みや不快な症状を緩和していく
治療をしていきます。
内膜症の症状がでてしまったかたでも
鍼灸治療は可能です。
東洋医学では、内膜症のような症状は
「瘀血(オケツ)」といって
「不要な古血がたまったもの」
「血の滞りがおこったもの」
という考えがあります。
この「瘀血(オケツ)」がひどくならないように、
身体を整えていくことで
卵の質を保つお手伝いをしていきます。
ひどい月経痛や
月経量多くなっていることに
お悩みのかたは、
ぜひ、ご相談くださいね。
あなたの妊活を応援しています!
快適月経生活・卵のアンチエイジング担当
岡井志帆
2016年02月23日 [記事URL]
足が火照って眠れない。
そんなお悩みをもたれている方も多いですね。
大事な睡眠を妨げる嫌〜な火照り。
ついつい冷やしてしまいがちですが、
違う方法で解消しませんか?
足の火照りが気になり始めると
夜も眠れずにイライラ。
ゴロゴロ寝返りばかりうって
まったく落ち着かない時間と
なってしまいます。
眠れないストレスでさらに
「不快指数はマックス!」
なんてことにもなりかねません。
妊活中の睡眠はとっても大事。
大事な卵を育てる時間でもありますし、
生殖に関係する「腎の臓」のパワーを
養う時間でもあります。
もちろん、よい睡眠を取る事で
一日の疲れが取れますし、
脳を休めて記憶の整理をするためにも、
重要な時間ですよね。
足が火照ると「冷やせば良い」と思いがちですが、
実は温めた方がいいのです。
東洋医学では、熱を冷ます方法としては
「汗を出す」「ウンチを出す」「おしっこを出す」
ということを行います。
身体から汗やウンチやおしっこを出すことで、
いっしょに身体の熱が抜けるからです。
自然に身体でおこなわれる熱抜き法です。
その理論でいうと、
足が火照ったときは
足裏に「汗をかかす」ようにしてあげると
熱が抜けて楽になります。
その方法としては、
足湯がオススメです。
足湯で温まれば、
足裏から汗とともに熱が抜けてくれます。
また、足湯が出来ない場合は、
足裏をマッサージして血流をよくすると、
滞っていた血液が流れて身体に戻り
足が楽になります。
足が火照る原因は、
実は身体の冷えであったりするので
温めると楽になるのもわかります。
また、足が疲れているときや、
自律神経のバランスを崩しているときにも
おこるようです。
東洋医学では、
足の火照りは「腎の臓」の問題であるともいいます。
「腎の臓」は、髄(脳・骨髄)に関係する。
といわれます。
脳に関係するなら、自律神経の乱れが起るのも
納得ですよね。
「腎の臓」は生殖に関する所でもあるので、
妊活に励む女子が「火照り」を起こしやすいのも
「腎の臓」の弱りからです。
よい睡眠を取れば、
「腎の臓」も養われます。
妊活の為にも、しっかり身体を温めて
火照りのない夜をむかえましょう。
「腎の臓」を養い、
良い卵が育つ身体にしていきましょうね。
快適月経生活・卵のアンチエイジング担当
岡井志帆でした。
2016年01月27日 [記事URL]
「朝起きるのが辛い・・・」
「身体が重い・・・・」
毎朝、「身体の疲れが取れていない」と感じている。
そんな、お疲れ女子の妊活について考えていきましょう。
朝、目覚ましの音とともに、
スカッと起きれたらどんなに清々しいだろう・・・!
そう思いながらも、毎朝お布団の中で
「あと5分・・」「もう少し・・」
ギリギリまで横になっていたい。
まったく身体も頭も起きない。
「辛い」「苦しい」
そんな「お疲れ女子」は多いのではないのでしょうか?
こんな、朝の不快感にお悩みの
妊活女子についてです。
東洋医学では、目が覚めるのは、
身体をめぐる「気」が目に来ることで
睡眠から覚醒して
目が覚めると考えられています。
目覚めの悪さは、気のパワーであったり
気の動きの活発さによって変わります。
毎日の疲れが溜まってしまい
気力を使いはたしてしまうと、
眠っている間に身体を回復させるのに
必要な力が足りなくなってしまいます。
そのため、朝になっても
元通りに回復させることが出来ていません。
より十分な休息が必要と感じた身体は、
翌日も、もっと眠ることで回復させようとするので
身体が動かなくなります。
朝になり、目に来た気力もほんの少しで、
身体も動かず・・。
でも、「起きなければ!」という
最後の気力を振り絞って
無理矢理起きだすという、
辛い寝起きとなってします。
では、「気」はどうやって動いているのでしょうか?
「気」は「呼吸」で動きます。
呼吸だけでは足りない分を
体を動かすことで気をめぐらすことを助けます。
起きているときは、体を動かしていますが
眠っていると体は動きません。
気力が充実しているヒトは、
眠っている間の呼吸だけでも
気は十分に体中にめぐっています。
ですが、気の力が弱いヒトは、
呼吸だけでは十分に
気を体中にめぐらすことが出来ません。
まず、気力を使い果たしてしまっている
タイプのヒトは、
気力を回復させることが重要です。
自分の気が無くなっていることをしっかり自覚して
休息をとることを意識しましょう。
食事を多く取る事で気力を
回復させようとしますが、
実は、消化にもかなりの気を消耗させます。
食事は軽めにして、
睡眠をよくとったら、
少しずつ身体を動かす気力が湧いてきます。
そこから、身体を動かす事をするようにしてください。
ヨガやストレッチ、ウォ−キングをしていきます。
軽く10分程度だけ、
歩くより早いくらいのスピードで「走る」ことも
効果があります。
呼吸が苦しくない程度のスピードで十分です。
走る事で、呼吸の力をアップしながら
気をめぐらす助けをしていきます。
気がめぐれば、血液もめぐるように
なります。
身体の疲れをとり、血流がよくなると
元気を回復していくのを助けます。
そして、気を作り出す「消化」の機能も
活発になりますので、
気力もますますアップしてきます。
また、しっかりと気と血液がめぐると
脳がリフレッシュするという
癒しの効果もあります。
身体も脳もリフレッシュすると、
生殖の機能も回復していきます。
ヒトは、自己の生命を守る為に
疲れきったときは
生殖能力を仮眠状態にしてしまいます。
溢れ出る生命力があるからこそ、
次の命を生み出す力が湧いて来るのです。
それは、豊かな食事ではありません。
現代人の私たちは、
豊かな食事が生命力をアップさせると考えがちですが、
もっと食事が質素な時代のほうが
生命力は強かったのです。
気力や身体が充実することが大事です。
自己生命力を充実させ、
スッキリした寝起きを迎える力を付けて
プリプリ卵を育てる生殖能力をアップしていきましょう!
快適月経生活・卵のアンチエイジング担当
岡井志帆
2015年12月08日 [記事URL]
12月は、クリスマスに忘年会。
お酒がすすむ季節でもありますね。
寒いこの時期。
妊活女子なら、
「ホットワイン」で乾杯はいかがでしょうか♪
12月は、クリスマスに忘年会と
楽しい行事がいっぱいです。
お酒の場も多くなりますが、
妊活女子には、アルコールを
控えていただきたいところ。
また、妊活中だからと
アルコールのかわりに
ソフトドリンクを楽しむ方もいますが、
冷たい甘味のドリンクは
やっぱりオススメできません。
身体を冷やしてしまいますし、
普段、カワイイ卵ちゃんのために
甘いものを控えているのに、
ここで飲むのは
なんだか気も引けてしまいますよね。
せっかくのお酒の場です。
楽しく過ごす為にも
妊活中のみなさんは、
「ホットワイン」をセレクトしてみては
いかがでしょう。
「ホットワイン」は、日本の甘酒のような感覚です。
身体も温まるし、ほんわか気持ちが安らぐ飲み物です。
日本では、「ホットワイン」と言っていますが
実は、英語では「モルドワイン」と言います。
また、フランス語では「ヴァン・ショー」
ドイツ語では「グリューワイン」と言うそうです。
「ホットワイン」の作り方は簡単で、
お家でも作れます。
主に赤ワインを使い、
オレンジやレモンといったフルーツと
シナモン・グローブ・ナツメグといった香辛料を入れて、
お鍋で煮るだけ。
特に、妊活女子は
アルコールをしっかり飛ばしたほうがいいでしょう。
沸騰してから弱火にして
ゆっくり20分ほど煮ればOKです。
お家で作るなら、お砂糖は抜きにするか、
好みで蜂蜜を少し入れて楽しんでください。
お店で楽しむときは、
お砂糖が入っている事があるので、
そこは注意が必要です。
蜂蜜を使ったものが好ましいですね。
あと、アルコールが十分飛んでいないこともありますので、
お店の方に確認してみてください。
「ホットワイン」は、
香辛料が効いていて身体も温まるので、
寒い冬にはとっても良いです♪
なんたって、極寒のヨーロッパで飲まれているのですから
お墨付きです。
赤ワインが良いのは
ポリフェノールが豊富なところです。
ポリフェノールは加熱しても問題ありません。
抗酸化作用が活性酸素の活動を抑えてくれます。
「抗酸化」は、
卵のアンチエイジングに励む
妊活女子にはうれしいワードです。
卵の老化をおくらせるためにも
重要な働きをしてくれます。
ぜひ、アルコールをしっかり飛ばした
「ホットワイン」で、
この冬のパーティーを楽しんでくださいね♪
楽しい時間を過ごして
ココロにたっぷり栄養をあげることも
大事な妊活ですよ♪
快適月経生活・卵のアンチエイジング担当
岡井志帆でした。
2015年11月24日 [記事URL]
「耳のトラブルと妊活」
特に関係はないように思いますが、
東洋医学では、この二つは切っても切れない深い仲。
「最近、耳の調子が悪い・・・」
もしそう感じたらなら、
不妊専門鍼灸院にご相談ください。
不妊専門の鍼灸院では、
耳の症状を訴えられるゲストは
たいへん多いです。
というのも、
耳には「妊娠に重要!」とされる経絡が
たくさん絡んでいるからなんです。
耳に関係性が深い経絡のひとつに、
「腎の臓」があります。
「腎の臓」は、「生殖・生命活動・生命力」などといった
新しい命を生み出すパワーを持ち、
妊娠に関係する重要な臓です。
そのため、「腎の臓」が弱りがちな
「不妊」にお悩みのゲストの中には、
「耳の疾患」として症状が出てしまうかたが
多いのです。
普段は耳に症状が出ていなくても、
「仕事が忙しすぎて無理をしてしまい
身体にいつも以上に負担がかかってしまったとき」
「睡眠不足が続いたとき」
「身体だけでなく、気力さえも使い果たしてしまったとき」
こんなときに、「耳の疾患」として症状が
でてしまうことがあるのです。
軽い症状であれば、
少し目眩(めまい)を感じたり、
身体がフラフラするといった
症状を訴えられます。
「最近、耳が遠いかも」といった
軽い不調もあります。
また、「閉塞性・開放性の耳管症」
「メニエール」「急性難聴」といった
重い症状がでてしまうこともあります。
「急性難聴」は、すぐに治療が必要ですので
クリニックを受診してくださいね。
「メニエール」
「閉塞性・開放性の耳管症」であれば、
鍼灸治療や漢方薬で治療のお手伝いができます。
しかし、きちんと検査をしないと
「診断」をすることは出来ないので、
クリニックを受診してくださいね。
このような「耳の症状」があるときは、
あなたの妊娠力も低下気味。
早く気づいて、
ケアをしていくことが大事です。
耳には、「生殖のパワー」に関する「腎の臓」の経絡だけでなく、
身体の全てのエネルギ−作用に関係する「三焦」の経絡、
また、「卵の成長」にも関係する「胆」経絡も
流れています。
「三焦」「胆」の経絡パワーは、
卵のアンチエイジングにも
とっても大事な経絡です!
過度の疲労、ストレスの影響で、
これらの経絡に不調がでてしまい
「耳の疾患」として身体にあらわれている状態です。
このままほっておくと、
妊娠力がどんどん低下してしまうことに・・・
症状がでてしまったら、
身体からのSOSとして素直に受け取り、
休息を取ってください。
身体をしっかり休めて、
気力を回復させてあげましょう。
少しでも早く妊娠力を回復させて、
卵のアンチエンジングにつとめましょうね。
症状が出たときは、
単なる「耳の不調」ととらえず、
「妊娠力の危機かも!?」と疑いましょう。
妊娠への道への遠回りをなくすために、
不妊専門鍼灸師からのお願いでした。
快適月経生活・卵のアンチエイジング担当
岡井志帆
2015年11月10日 [記事URL]
「日焼けはお肌の老化のもと!」と言われるように、
女子ならお日様に当たるのは
絶対避けたいものですよね!
でも実は、妊活女子にとって、
「お日様」はとっても大切なエネルギーなのです。
「美肌女子の敵!」のように扱われる
「紫外線」ですが、
妊活女子にとっては、
「恵みの光」といえるのかもしれません。
肌から取り込まれた「紫外線」から産生されるのが
『ビタミンD』という栄養素です。
この栄養素『ビタミンD』の働きで、
食事で摂取したカルシウムを
しっかり身体に吸収できるようになるのです。
カルシウムは、骨を強くする作用はもちろんですが、
神経伝達物質を出すのに必要な栄養素です。
この作用のおかげで、
妊活女子ならとっても気になる
月経に大きく作用する
『卵の数や成長』に働きかけます。
また、「受精後の卵の細胞分裂」といった
『受精卵の成長』を促してくれるという
重要な役割をもっているのです。
このため、『ビタミンD』は、
「妊活には大事!」と言われています。
「日光浴」がポイントとなりますが、
お肌が痛めつけられような
「日焼け」をする必要はありません。
夏は、週に3度ほど、
一日15分程度でいいので
昼間の日光を浴びれば十分です。
これからの季節は、
夏に比べて日差しも穏やかになりますから、
回数を増やしてもいいかもしれませんね。
日光浴をする際は、日焼け止めクリームを
塗らないようにしてくださいね。
ちょっとアラフォー女子には勇気が要りますが、
それで卵が元気になって、
その元気な卵のおかげで月経が整うようになれば
妊活としては大成功!ではないでしょうか?
また、その元気な卵が受精卵となってくれれば、
分裂が促され成長も良くなります。
嬉しい事だらけですね!
また、東洋医学でも
「良い卵をつくるには、日光に当たる事がよい!」と
いわれています。
人の生命活動を活発にする為には、
「三焦」と呼ばれる働きが必要です。
「三焦」の生命活動に関する
エネルギーの源の一つが、
「お日様の光」なのです。
西洋医学が発達していない
遥か昔の時代から、
日光浴の必要性が伝えられている事は、
とても興味深い事ですよね。
卵の成長を促したい妊活女子にはオススメの方法です。
勇気を出して、
「NO日焼け止め!」で
日光浴にチャレンジしてくださいね。
日焼けをする必要はありませんよ。
ほんの少し紫外線を浴びてみる。
これだけです。
寒くなると、肌を出さないので
顔で紫外線を浴びてしまいがちです。
顔はやめて、腕や脚、掌(てのひら)に
紫外線を少し当てるようにする
工夫もいいかもしれません。
卵が元気になるならば、
少しの紫外線なら頑張れそうですね。
みなさまの、妊活を応援しています!
快適月経生活・卵のアンチエイジング担当
岡井志帆でした。
2015年11月03日 [記事URL]
不妊治療の怖いものシリーズの一つに「自己注射」がありますね。
「自分で注射するなんて怖すぎる!」
でも、「えい!」と、みなさん気合いで乗り切るのです。
そんな「自己注射」で、うっかり身体を弱らせないために。
東洋医学でワンポイントアドバイスです。
「まさか自分で注射するなんて、考えもしなかった・・・」
未妊治療「あるある」ですね。
でも、これのおかげで
毎日仕事に追われるお忙しいゲストも、
クリニック通いの為の時間調整に振り回される事無く
円滑に未妊治療がすすめられるようになりました。
また、それぞれの事情で
クリニックに通うのが大変な方にも
嬉しいシステムです。
でも、やっぱり「自分で注射するなんて、怖い・・!」
「考えるだけで気分がめいる・・・。」
メリットがあるのは頭では理解できるのだけれど、
感情がついてこないで
気持ちが落ち込んでしまう事もありますね。
でも、ほとんどの方が
「やってみたら大丈夫だった・・!」という意見です。
昔は、シリンジタイプといって
見た目「注射」そのものでしたので、
かなり抵抗がありました。
薬を溶かしたりといった行程もあったので、
「大丈夫かな・・?」と
不安も増していました。
しかし、今は「ペンタイプ」が主流になってきていますので、
刺すまでの行程も難しくないですし、
薬の量も測ってくれるので安心です。
また、見た目の注射っぽさが少ないのと、
ほんとうに針が短いので、
痛みもほとんどなく
気持ちも楽に使えます。
とはいえ、体質によっては
シリンジタイプ(注射器)の使用になってしまう
事もあります。
ドクターに相談してみてくださいね。
また、ペンタイプのほうが高価になりますので、
その辺りも考えたうえで選べればいいですね。
実際に針を刺す場所は、
お肉がつかめる所であれば大丈夫です。
そう痛みもありません。
二の腕、お尻、太もも、お腹などがありますが、
お腹に打つ方が多いようですね。
お腹はお肉が多いのと、
刺す操作がしやすいといった利点があります。
でも、その針を刺す場所なんですが・・・。
普段お腹を「治療部位」として
扱っている東洋医学者からしてみれば、
すこし残念な気がするのです。
一生懸命お腹を診て、
弱い所を補いながら
日々鍼灸治療に励んでいるのにも拘らず、
「えい!」とばかりに気合いの一発、
ブスッと所構わず注射をしてしまうのは、
なんともココロが痛いです。(涙)
同じ「鍼」を扱う者としては、
お腹に残る「自己注射」の痕をみて
「あ〜、ここはやめて欲しかったな〜・・・(ガックリ)」と、
思う事も度々なのです。
というのも、お腹には大事なツボがたくさんあります。
とくに、妊娠に必要な「生命力」の源といわれる
腎のパワーを持っている場所が、
おへその下。まさに下腹部辺りなのです。
なので、しっかりお肉がつかめて、
一番痛くなさそうなおへそ下、下腹辺り。
そこに「ブスッ!」と痛い針を刺すと、
少しパワーが落ちちゃう事になるかもしれません。
鍼灸師からみると、そこが心配なのです。
そんな「自己注射」をより効果的にするために、
鍼灸治療に来られている人は
ぜひ鍼灸師に聞いてみてください。
おへそ下のパワーが弱い方、
生命力「腎のパワー」が弱い方には、
刺す場所もアドバイス致します。
「あなたなら、左より右側にしてください。」
「お腹というより、もっと横の方にした方がいいですよ。」
「脚やお尻でチャレンジはできませんか?」
あなたの体質を診て、アドバイスさせていただきます。
いつも治療させていただいている鍼灸師だからこそできる
アドバイスです。
たかがお腹の針。
でも、とっても大事なお腹です。
せっかくコツコツ鍼灸治療に通って
パワーアップさせたお腹の力を、
うっかり半減してしまわないように。
鍼灸師と一緒に
協力し合っていきましょう♪
良い卵を育てるために、
できることは工夫してチャレンジしていきましょう。
ほんの小さなココロ遣いで、
大きく結果が変わるかもですよ♪
鍼灸師からのお願いでした。
快適月経生活・卵のアンチエイジング担当
岡井志帆がお届けしました。
2015年10月27日 [記事URL]
モデルさんのような足(ポッキー足?小枝足?)に
憧れる女子は多いですが、
妊活の為には少し筋力を付ける事が大事かもしれません。
ある20代の女優さんは、
とっても細くてきれいな足をされています。
女子には憧れの存在ですが、
実はドクターに
「40代になったら、まともに歩けなくなるかもですよ!」と
釘をさされてしまったそうです。
これは、筋力不足が原因。
今では、少しずつジムに通って
筋トレに励んでいらっしゃるようです。
「歩けなくなる!」と言われれば、
怖くなって誰でもすぐにジムに行くでしょうが・・。
そんなレベルでなくても、
自分が思うよりずっと筋力不足の女子は多いはず。
そこで、今回は足を鍛えることでも妊活になる!と、
いうことをお話ししますね。
太くなるのが嫌!な部位の代表のような
「太モモ」ですが、
ここは、身体の中で一番大きな筋肉です。
身体の代謝をあげるのに重要な役割を果たしています。
特に、妊活女子に鍛えてほしいのが、
お尻と太ももをキュッと締める働きをする
内転筋郡です。
簡単にいうと内股(うちもも)の筋肉ですね。
ここの筋肉が弱くなると、
座っていても、パカッと膝が開いてしまいます。
電車で座っているとき、
前のシートで足が開いている女子を
よく見かけますね。
意識して膝を閉じようとすると、
「なんだか疲れる・・・(もういいや、開いちゃえ〜)」
と諦めてしまう人。
このように、座って膝を閉じる事がキープできない人は
要注意です!
内股(うちもも)の筋肉の力が弱い可能性が高いです。
また、膝を閉じずに座ると骨盤が立たなくなります。
つまり、腰が丸くなって
だらりと座ってしまう事になります。
前の話に戻りますが、
電車で背中丸くしたまま
シートにもたれて座り、
足を投げ出して携帯いじっている女子、(いや男子?)
のようになってしまいます・・
別に、「可愛く座りたいとか、女子的にどう」とか、
それは個人の自由なので「良し!」としましょう。
でも、妊活女子という点で見れば、
「おっと!残念!」という事になるのです。
妊活女子には、足の筋肉は大事です。
中でも、太ももの筋肉の「内転筋(ないてんきん)」は
特に重要です。
東洋医学でいうと、
足の内側を走る経絡は
妊娠にはとても関係が深いです。
一つは、腎経。
生命力であり、新しい命を生み出す力のもとになります。
もう一つは、脾経。
食べた物からエネルギーを生み出す所です。
これがうまく働かないと、生命力である腎のパワーも補えません。
また、卵を育てる子宮の働きにも関係します。
(※ 胃経もエネルギーをつくる大事な経絡ですが、
足の前を走っています。)
そして、もう一つ。
肝経は、生殖器を走る経絡です。
足を動かす事で、生殖器にエネルギーが届けられるように
なっています。
この3つの経絡が通っているのが、
足の内側です。
ここの筋肉が弱いと
腰痛の原因にもなります。
また、お尻を締める事が出来ないので
お尻の下部が開いた洋梨のようになってしまいます。
このような人は、お尻も太ももの筋肉も少なく
脂肪ばかりがたまり、
冷えやすい身体になってしまいます。
「足が太くなるまでがっつり鍛えましょう!」とはいいません。
ですが、内ももの筋肉をすこし刺激して
気血の流れを良くするだけで
生殖器の働きが良くなるなら
鍛えてみようと思いませんか?
両足を閉じて座り、
膝をギュッとくっつけるような運動でかまいません。
一日に数十回。
内ももを鍛えるトレーニングしてみてくださいね。
また、普段のウォ−キングでもかまいません。
太ももの筋肉を動かすと、
身体を温める熱をたくさん産生する事が出来ますので、
普段から寒くて仕方がないような
「私、冷え性なんです・・」という女子には
とってもオススメです。
子宮や卵巣も温められて、
妊活にもいいですね!
また、
「足がいつも浮腫んでいて冷えている。」
「ダルくて夜眠れない。」
こんな症状にお悩みの方なら、
ふくらはぎを動かす事が重要です。
もちろん、普段からよく歩けば
良いのですが、
その時、高いヒールを履いていると、
常につま先立ちの状態になってしまいます。
せっかく歩いても、ふくらはぎの筋肉は
あまり動かされないので、
筋肉のポンプ作用が
きちんと働きません。
心臓から送られてきた血液が
なかなか上に戻らなくなり、
浮腫みとなって現れます。
浮腫みが気になる方は、
足首をしっかり動かせる靴を履いて
ふくらはぎを動かす事を意識して下さいね。
東洋医学的にいうと、生命力をつくる腎経の
ペアである膀胱経が流れています。
腎経まで元気にしてくれるので、
いいことだらけですね!
今回は、妊活にオススメ
足の筋肉を動かす事で生殖器が活発に
働くようになるというお話でした。
寒い季節こそ、
歩いて筋肉を動かしてくださいね!
快適月経生活・卵のアンチエイジング担当
岡井志帆でした。
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