HOME > テーマ別ブログ > 卵子の老化を防止する!
2015年05月12日 [記事URL]
ゴールデンウィークも終わり、
初夏となりました。
この季節にご紹介したい食材がアボカドです。
アボカドは、年中お店で売られているので、
季節感が無いかもしれませんが、
メキシコ産であれば、3〜9月が旬の時期になります。
旬の時期までご紹介を待っていました!
出来るだけ日本の食材を食べる事をおすすめしています。
「じゃぁ、アボカドは輸入品だからダメじゃないの?」と
思われるでしょうが、
アボカドは「鰐梨(わになし)」という立派な日本名があるのです!
名前がついているくらいだから、
取り扱ってもいいんじゃないかと考えました。
カボチャだって南京(なんきん)だし、
ブロッコリーだって芽花野菜(めはなやさい)、
キャベツは玉菜(たまな)といった
和名があるんですよ。
ついでにバナナを調べてみたら、
実芭蕉(みばしょう)とありました。
びっくりです。
話はそれましたが、
和名があるほど昔から親しまれている食材なのです。
とはいえ、輸入品がほとんどですけどね。
言い訳しながらでも、食べて欲しい食材である
アボカド。
栄養価が高い食材である事は、間違いありません。
よくいわれているのが、「森のバター」。
脂肪分が全体の約20%含まれています。
オレイン酸・リノール酸、リノレン酸といった不飽和脂肪酸です。
血液中の悪玉コレステロールを減らしてくれるので、
血液サラサラ効果があります。
この作用から、動脈硬化の予防であったり、
抗酸化作用があるといわれているんです。
他にも、ビタミン類は豊富で、
老化防止に役立つビタミンEの含有量は
フルーツのなかではトップです。
その他のビタミン類であるA、B郡、Cも豊富ですし、
カルシウム、リン、マグネシウムといった
ミネラルも豊富です。
妊娠初期に大事な葉酸も多く含まれていますし、
カリウムが多いので血圧を下げてくれる効果も期待できます。
また、エネルギーが高いので、
食欲が無い時期にも、栄養とカロリーを補うことができます。
妊活女子だけでなく、妊活卒業後女子にも
うれしい食材ですね。
カロリーが気になるかたは、
食べる量を半分にしてもいいかもしれません。
もしくは、食べ方を変えてみてはどうでしょう。
海外では、パンに塗って食べるそうです。
日本では、パンにバターが定番ですが、
妊活女子にはバターは控えてほしいので
バターのかわりに使うのもいいかもしれません。
サラダにするときは、ついアボカド&マヨネーズ
にしてしまいがちですが、
脂質が多いのでやめておきましょう!
さっぱりポン酢かお醤油でいただいても
美味しいですよ。
梅肉とトロロと一緒に食べても美味しそうですね。
もともと暑い国の食材です。
ぜひ、暑い夏に食べて抗酸化作用に役立ててくださいね。
抗酸化作用で細胞がイキイキすれば、
卵だってイキイキしてくれますよ♪
卵のアンチエイジング担当
岡井志帆がお届けしました。
2015年05月05日 [記事URL]
今が旬の食べ物のひとつであるタケノコ。
その栄養価を調べると、未妊治療に関係する
あるホルモンの材料が含まれているようです。
タケノコは、日本と中国でのみ
食べられる食材だそうです。
なんだか不思議な感じがしますね。
食文化という言葉がピッタリです。
漢方薬を調べると、
以外なことに、生薬としては使われていません。
竹の葉っぱや、皮、煮汁をお薬として使うようです。
本草綱目という、生薬について書かれている本には、
「筍は、食品としては宜しきものだが、
薬にもちいるということは聞かない。」
と記述があります。
また、その他にも
「凡そ筍を食すには、譬えば薬を修治するようなもので、
適法であれば人を益すが、これに反するは損することがある。」
と、食べ方に注意が必要である事が書かれています。
また、食べ方には
「煮るには久しく(長時間)煮るがよく、
生では必ず人を損ずる(害がある)。
苦筍は久しく(長時間)煮るがよく、
乾筍は羹(煮物・吸い物)にして茄(食べる)のがよく、
蒸すのがもっとも美味であり、焼いてもよろし。
味のえぐみのあるものは人の咽を刺激するが、
まず灰湯で煮てから再び煮ればよし。
あるいは、薄荷の片と一緒に煮てもえぐみが去る。」
と書かれていて、灰汁抜きに手をぬかないようにすることが
美味しい食べ方であると書かれています。
なかなか詳しく書かれていますね!
昔の人も、灰汁抜きに手間をかけても
食べたい!という
美味な食材だったようです。
気味としては、「甘く、微寒にして毒なし」とあります。
「諸竹筍は、いずれも冷血、および気を発する。」
とあるので、身体を冷やす作用があるようです。
主治としては、「膈を利し、気を益し、熱を化し、痰を消し、
胃を爽やかにする。」作用があるそうです。
食べ過ぎると身体を冷やしますが、
胸のつかえが取れて、身体の熱を冷ましてくれ、
痰をとって、胃を爽やかにしてくれる、
うれしい作用がありますね。
西洋医学的には、
チロシンというアミノ酸が含まれていて、
鬱状態を改善する効果があるそうです。
ですので、月経前症候群に悩む女性にも
おすすめです。
また、甲状腺のホルモンの原料であるので、
卵をイキイキさせるためにも、
妊活女性にもうれしい食材といえるかもしれません。
美味しく、身体に良いものとして
今の時期、ぜひ食べてみてくださいね。
身体を冷やすので、
「羊のお肉と一緒に食べるといい」とも書かれています。
ゴールデンウィークに、
羊と筍のジンギスカン(バーベキュー)を
楽しむのもいいかもしれません♪
妊活ライフを楽しく過ごす為にも、
ぜひ試して見てくださいね。
卵のアンチエイジング・ホルモン担当
岡井志帆がお届けしました。
2015年04月28日 [記事URL]
毎月の生理の量が多くて困っている。
子宮内膜症や筋腫といったトラブルはないのに、
やたら出血量が多くて・・
こんなお悩みを持たれるかたに、
やせ型の女性が多いと思いませんか?
一度に大量の出血が起こり、
ナプキンからの泄れが心配。
クリニックにいっても、
特に子宮内膜症でもないし筋腫もない。
「なにも原因が無いなら、体質としか言いようがないのかな?」
女子トークあるあるの一つ、
「月経量のお悩み」。
そんなことをぼやいているお友達って、
やせ形体型の人が多くないですか?
お友達は、決まって
目の下にクマあって顔色もよくないことを
同時に悩んでいることも多いはず。
では、なぜやせ体質の女子は、
月経量が多くなるのでしょうか?
痩せ体質の中でも、とくに身体に丸みの無い、
胸も小さいという悩みをもつ、
上半身ペラペラ女子に当てはまります。
やせペラ女子は、
思春期の二次成長の時期に
しっかり女性ホルモンのエストロゲンを
浴びれなかった可能性があるのです。
生まれつきの生殖機能の弱さと、
エストロゲンの材料になる脂肪が少ない
体質であった事が考えられます。
この体質のせいで、大人になっても
相変わらずエストロゲンが少ない状態が
続いているのです。
なので、丸みが無いペラ子さん体質のまま
大人になります。
エストロゲンが少ないと、
卵の成長にも時間がかかりますので
排卵までに長く時間がかかる人もいます。
なので、相対的に月経周期が長くなり、
内膜を厚くする時間が長くなって
月経量が増えてしまうことも。
また、「月経周期は問題なさそうなんだけど・・」
と思っていても、
実は、もともとエストロゲンが少なく、
また、それが原因で
さらにプロゲステロンが少ない!という状態で、
なんとか頑張っている人もいます。
そうなると、相対的に内膜を厚くする働きを持つ
エストロゲンが優勢になるので、
月経量が多くなってしまいます。
エストロゲンとプロゲステロンの
相対量の話しです。
やせ型で胸の大きい女子と比べると、
エストロゲンが少ないのです。
そして、エストロゲンが少ないと、
プロゲステロンの材料がさらに少なくなることを
思い出してくださいね。
「結局、エストロゲンが多いの?少ないの?」と
パニックになってしまうかもですが、
プロゲステロンと比べて
エストロゲンが優勢になることがポイントです。
やせペラ女子は、食べても食べても太らないので、
エストロゲンの材料を
いっこうに増やす事が出来ません。
胃腸の働きが弱いことが原因です。
身体のエネルギーのほとんどを、
食べたものを消化する力に使っているタイプです。
消化するのに力を使い果たして、
エネルギーを吸収して身体に蓄えることが出来ない。
そして、運動は苦手な子が多いですね。
体力もないし疲れやすい。
出来ればじっとしていたい(消化のために)。
動けないので、筋肉量も少なく
血流が悪いです。
その分、心臓が頑張っているので
心拍数が高いことも多いです。
睡眠不足や、少し活動が増えると、
一気に心拍数があがり、
これもまた、しんどい、動きたくない
原因になっています。
消化の為に、胃腸にばかり血流がいき、
その他は、滞りがち。
副交感神経優位でぼんやりしたい。
それでも無理しないといけないときは、
心臓の力を振り絞って血流をあげ
交感神経を高めて頑張る。
そんな調子なので、
ますますエストロゲンが出にくくなって、
プロゲステロンが少なくなる・・
悪循環ですね。
エストロゲンを増やすため、
その材料を増やす為にも、
少し身体に脂肪を付けたい所。
その為には、胃腸を元気にして、
エネルギーを吸収できる体質にしていきましょう。
そして、心拍だけで無理して身体を動かす事を止め、
筋肉を使って身体を動かす事をしてください。
ずっと、身体が楽になりますよ。
滞りがちな血流も改善され、
卵巣の働きもよくなると、
プロゲステロンも増えてきます。
すると、エストロゲン優位が抑えられので、
内膜を育てる量も適度になり
月経血の排出も楽になってきます。
ぜひ、やせぺら女子は
鍼灸治療で胃腸の消化力をアップして、
消化の負担から身体を助けてあげてください!
また、月経血が多くてお悩みのあなた。
やせペラ女子に当てはまらないあなたでも、
「今回出血量が多かった!」と
思う事があれば、もしかしたら
一時的にエストロゲンが優位になっているのかも
知れません。
ストレス過多になっていないか?
食事の量が多すぎなかったか?
一度,自分に問いかけてみてくださいね。
月経でわかる、
ホルモンバランスの乱れについての
お話でした。
卵のアンチエイジング・ホルモン担当
岡井志帆がお届けしました。
2015年04月21日 [記事URL]
生理前になると、偏頭痛に悩まされたり、
気分が鬱々してしまう・・。
そんな不快な症状にお悩みのあなた。
実は、女性ホルモンのバランスがくずれている事が原因です。
女性ホルモンといえば、
エストロゲンとプロゲステロンがあげられます。
エストロゲンは、美肌ホルモンと呼ばれて
排卵までの低温期に活発に分泌されます。
プロゲステロンは、排卵後の高温期に分泌されるホルモンです。
この時期に、ニキビなどの肌トラブルが起こったり、
強い眠気が出たりするのはこのホルモンが原因とされます。
そのため、プロゲステロンは「不美人ホルモン」と言われて
毛嫌いされることが度々あります。
じゃぁ、プロゲステロンは控えめのほうがいのか?
というと、そうではありません!
実は、辛いPMSやひどい生理痛の不調の原因が
プロゲステロンが少ない事によって
起こっていることもあるのを
ご存知でしょうか?
わかりやすくいうと、
無排卵時などがそれに当たります。
エストロゲンばかり分泌されて
プロゲステロンが十分に足りていない状態です。
プロゲステロンは排卵後の黄体や、
未熟なまま排卵されなかった卵胞から形成され
分泌されます。
という事は、排卵しなければプロゲステロンは
作られない!という事になります。
まさに、無排卵時の状態ですよね。
また、年齢が高くなり未熟卵胞が
たくさん育たなくなった方も、
材料が少ない為にプロゲステロンの分泌量が
減ってしまいます。
すると、エストロゲンばかりが身体にある状態になり、
バランスがくずれてしまいます。
なので、エストロゲンの作用が強くなり、
さまざまな不快な症状が出てきます。
胸がはったり、内膜が厚くなりすぎたりしてしまいます。
そのため、月経量がふえてしまいます。
不正出血も症状の一つです。
他にも、エストロゲンが過剰になると
体重がアップしたり、鬱の症状がでたり、
疲労感が強く出たり、無性に甘いものが食べたくなったり
といったことも起こります。
また、エストロゲンは血管にも作用するので、
生理前の急激な減少から血管拡張をおこし
偏頭痛の原因となる事があります。
プロゲステロンは、決して悪者でありません。
普段は、エストロゲンの働きが暴走しないように
プロゲステロンが抑制してくれているのです。
また、プロゲステロンは幸福感を与えてくれたり、
お肌や髪に潤いを与えてくれたりといった、
良い働きもしてくれています。
そう思うと、プロゲステロン様々ですよね。
無排卵を例に出しましたが、
黄体機能低下症のような、プロゲステロンの分泌が
少なくなっている人も同じです。
エストロゲンに対してプロゲステロンの分泌量が少ないので、
暴走を抑えられなくなっているのです。
もともと身体が細くて丸みのない体型の方は、
プロゲステロンが出にくい体質になりやすいです。
成長期にプロゲステロンの分泌が少なく、
胸など身体が丸く発達しなかった方です。
(ドキッ!書いていて胸が痛みます。)
上半身がやせているのに、
お尻や太ももだけぽっちゃりしている方も、
エストロゲン過剰になっている傾向があります。
(ますます、ドキッ!!)
それならば、プロゲステロンがしっかり分泌されるように
身体をととのえていきたいですよね。
プロゲステロンの分泌を活性化させるには、
ビタミンEがよいそうです。
おなじみのアーモンド、ナッツ、カボチャ、アボカド、
イワシなどです。
これらの食品を上手に取り入れて、
ホルモンのバランスをとっていきましょう。
また、ストレスは大敵です。
ストレスが多くなると、身体を守る為に
副腎皮質からコルチゾールが作られます。
どんどん産生されると、材料も消費されていきます。
その材料というのが、プロゲステロンと同じ
コレステロールなのです。
ストレスに対応する為にコルチゾールがたくさん産生されると、
コレステロールが大量に消費され、
プロゲステロンの材料が激減。
そのため質も悪くなり、分泌量も減少してしまいます。
これも、遠回りですが原因のひとつにあげられます。
また、この逆もあります。
身体がプロゲステロンの産生を優先すると、
ストレスに対応するためのコルチゾールが、
材料不足のため減少してしまい、
イライラが止まらなくなってしまいます。
生理前にイライラするのも、
わかる気がしますね。
東洋医学でも副腎は「腎の臓」で「水」のグループです。
イライラするときは、「肝の臓」である「木」のグループがたかぶります。
そのため、「水」からエネルギーを奪います。
すると、「腎の臓」「水グループ」の元気が取られてしまうのです。
「水」は生殖機能に関係します。
生殖活動、生命力を取られては困ります。
鍼灸治療としては、「水」グループを助けて、
「木」のグループがイキイキ活動できるように
お手伝いしてあげるようにしていきます。
其の為にも、いいもの食べて身体に血を作り、
身体を動かして気と血をスムーズに流すようにする
生活を、心がけてもらうようにお願いします。
様々なホルモンが
絶妙のタイミングで切り替わり
バランスを保っています。
月経量が多くてこまっている。
頭痛に悩んでいる。
気分が落ちこんで辛い。
そんなあなたも、
生活を見直していけば
楽に過ごせるようになりますよ。
鍼灸治療でもお手伝いしていきます。
快適な月経生活をすごしましょう♪
卵のアンチエイジング・ホルモン担当
岡井志帆でした。
2015年04月14日 [記事URL]
毎月の月経は、女性の身体のバロメーター。
きれいな経血が、サラッと出てくれて、
生活に何も支障がないのがよい状態です。
でも、多くの女性が
月経のトラブルに悩まされています。
月経の度に痛みに悩まされる。
月経量が多過ぎて、外出にも困ってしまう。
ドロドロの経血が一度に大量に出る事があり、
ナプキンからの泄れが気になってしまう。
そんなあなたは、東洋医学でいう
「瘀血(オケツ)」という状態なのかも
しれません。
足先や身体の冷えを常に感じていたり、
目の下のクマが気になる。
足が浮腫みやすくて、ふくらはぎの痛みやだるさに
悩んでいる。
そんなお悩みを改善する為に、
「ウォーキングをしてください」
「ストレッチしてください」と
口を酸っぱくお願いしています。
「いつも寝る前にストレッチはしています!」
そんな方でも、
「あまり改善されているとは感じない・・・」
そう思っているあなた。
実は、効果が最大にいかせてないストレッチを
しているのかもしれません。
では、効果のあるストレッチとは
どんな状態なのでしょうか?
わかりやすく言えば、
そのストレッチをした後、
身体の爽快感を感じるかどうかです。
「スッキリした〜」
「身体の疲れが取れたのがわかる!」
という、「体感」があれば
リフレッシュできていると言えます。
しかし、お家でするセルフストレッチで
どこまで爽快感を感じれているでしょうか?
たとえば、ふくらはぎの疲れをいつも感じているあなたなら、
ストレッチをした後に
その不快な症状は取れているでしょうか?
一度、自分のふくらはぎを触ってみてください。
「そっと筋肉を掴むと、とんでもなく痛みを感じる!」
「さするだけでも飛び上がるくらい痛い!」
ストレッチをしても、それが改善されていないのであれば、
効果的な動きが出来ていない、
もしくは動きが足りないと考えられます。
とはいえ、体力がない方が多いのが
妊活女子です。
最初は、ゆったりリラックスしたヨガから
始めてみてください。
それで、身体のダルサが取れてスッキリした!
元気になった!と感じれればOKです。
でも、だんだん体力がついてくると
今までの動きでは物足りなくなってきます。
その時は、すこし激しいヴィンヤサヨガのようなものに
チャレンジしてみてください。
運動量も多く、流れるようにポーズを取っていきます。
そして、かなり筋肉を動かす事ができます。
また、呼吸を意識して動くので、
体中に血液が巡っていくのがわかります。
筋肉がほぐれてくると血流改善され、
リラックス効果がより大きくなります。
呼吸と血流、両方を意識出来るので、
妊活女子にはとってもいい運動です。
同じストレッチをするなら、
何となくでは無く、
効果的にしていきましょう!
大事なのは、「体感」です。
「スッキリした!」
「満足した!」
「気持ちいい〜♪」
このような、自分の「体感」に意識を集中させ
感じていく事をしてください。
それが、一番自分をかわいがってあげる方法です。
結果、子宮・卵巣の働きにも良い影響が
あらわれますよ。
ドロドロ経血ともサヨウナラ。
イキイキ妊活ライフをおくりましょうね♪
以上、月経の改善、子宮・卵巣の活力アップの
コツでした!
卵のアンチエイジング担当
岡井志帆
2015年04月07日 [記事URL]
生理前の頭痛、便秘、熱くて胸苦しい、
肩こり等に悩んでいる。
高温期を快適に過ごしたい!
そんな方におすすめの食べ物です。
生理前の高温期は、何かとトラブルが多い時期です。
生理前の頭痛、便秘、熱くて胸苦しい、肩こり、等など
様々な症状に悩まされます。
また、ベビ待ちさんであれば、
着床、妊娠維持のために
身体を上手に温めたい時期です。
そんな繊細な時期であると、
不快な症状を取り除きたくても
強い刺激はさけたいんですよね。
普段なら、自分で肩をゴリゴリ揉んだりしてたのに。
それも、今はちょっと控えたいところ。
でも、自分で軽く肩を回すくらいでは
なんだかスッキリしない・・
「どうしたらいいの〜?」と、お悩みではないですか?
そんな、お姫様な時期である
高温期にピッタリなものを紹介します。
それは、「葛(くず)」です。
葛湯(くずゆ)や葛餅(くずもち)なら
聞いた事ありますよね。
「葛(くず)」は、マメ科クズ属で
毛におおわれたツルをのばします。
私の記憶には、子供の頃に
堤防にわんさか生えていたように思います。
根っこが大きく育ち、
それを粉にしてデンプンにしたものが
葛粉(くずこ)といって食用にされています。
お湯に溶かしてトロミのある葛湯(くずゆ)、
固めて葛餅(くずもち)、葛きりとして
楽しめます。
漢方では、葛根(かっこん)という生薬として
粉ではなく角型に刻み乾燥させたものを
使用します。
気味は、甘辛平。
肌を解き、表を発し、汗を出します。
頭痛、煩熱、酒毒、瀉痢、発狂、嘔逆を治し、
渇きをとめ、二便を利し、鬱火を散じます。
葛根(かっこん)は、陽明胃経と、太陰脾経にはいります。
この二つの経は、お肌と肌肉に関係します。
甘みと辛みが、肌にある邪をとり、
肌を開いて汗を出させます。
なので、食べたときに、フワァーと背中が暖かくなり
汗ばむのがわかります。
そのため、気がめぐり血行がよくなるので、
肩の疲れも取れやすくなります。
食べ過ぎて苦しむ胃腸をたすけるので、
胃の熱をとり、おしっこや便通を改善します。
額(ひたい)やこめかみ辺りが痛む頭痛によく効きます。
鬱々した気分を発散させて沈めてくれます。
気味が「平」とありますが、実は「微温」で
温める効果もちゃんとあります。
でも、汗を出したり、火を涼しくさせる効果も併せてもつので
「平」とされています。
これらをみると、高温期の不快な症状である、
「身体が熱い!」
「便秘、下痢で苦しい!」
「気分が鬱々する!」
「肩が凝る!」
「頭痛がする!」
「なんだかイライラする・・!」
といった諸症状にバッチリ効果があるのがわかります。
食欲が上がる時期でもあるので、
葛(くず)を食事に取り入れて胃腸を休ませてあげましょう。
身体もポカポカ温まり、変な身体の熱さは涼しくしてくれますよ。
普段手に入いるのは、お店で販売されている
粉状のデンプンである葛粉(くずこ)ですが、
自分で土から掘り出して来る事も可能です。
その時は、くれぐれも生のままで食べないで下さいね!
ベビ待ちさんには要らない食べ物です。
生でたべることはないとは思いますが、
注意事項でした。
月経周期の高温期。
快適にすごせますように♪
快適月経生活、
卵のアンチエイジング担当
岡井志帆でした。
2015年03月31日 [記事URL]
最近、未妊のクリニックでよく処方されるサプリメントに
DHEAがあります。
卵巣機能に衰えがあると判断されたかたの
卵の質の改善する為に使用されます。
このサプリのかわりに食べたい、
おすすめの食材についてです。
未妊クリニックにて、「卵の質を改善できますよ」と
最近よく出されるサプリメントにDHEAがあります。
卵巣の働きが低下してきて、
女性ホルモンの分泌がうまくいかなくなり、
卵の質の低下が起こっている方におすすめされます。
男性ホルモン、女性ホルモン両方に効果があるので、
妊活女性では、少し男性ホルモンが優位になる副作用が
おこることもあるようです。
それでも、卵の質が良くなるなら「試してみたい!」と
思うのが心情です。
でも、その前に、普段の食事で代用できれば良いですよね。
その食材というのが、みなさんもおなじみの
『山芋』なのです。
『山芋』に含まれる成分である『ジオスチン』が
DHEAに含まれる『ジオスゲニン』成分と構造が良く似ているため、
代用品として摂取するといいと言われています。
女性には『大豆イソフラボンがいい』といわれるのと同じですね。
ヤムイモに多く含まれているのですが、
ヤムイモというのは、ユリ目ヤマノイモ科ヤマノイモ属のものをいい
熱帯地方に栽培されているものをいいます。
日本の長芋や自然薯がこれに当たりますが、
『ジオスゲニン』は配糖体という形で
含まれています。それを、『ジオスチン』といいます。
独特のエグミ、苦みを持つので沢山入っていると食べにくくなります。
日本のヤムイモ(ヤマトイモ)には、それほど入っていないので
とっても食べやすいですよね。
含有量が少ないと聞いてがっかりしましたか?
そのかわり、安心しておいしく食べれるので、
良い食材には間違いありません。
『長芋』は、漢方の生薬としても使われています。
『山薬』といって、気味は甘温。
肺を補い、および脾胃を補い、腎の精と気を助け、肌肉を長じ、
腰痛、泄精、健忘、瀉痢、小便頻数を治し、筋骨を強くし、痰涎を化し、
皮毛を潤し、虚熱を除きます。
太陰肺経と脾経の不足を補うので、胃腸にもいいですし、肌の表面も潤します。
身体も滑らかにしますし、気力もついてきます。
また、お腹の下の方の腎の精を集めて養うので、おへそ下をしっかりとさせます。
なので、下痢をととのえたり生殖器のパワーもアップさせる事が出来るのです。
食べ過ぎでお腹や胸の辺りが詰まっている人には向きません。
沢山食べる物でもないので、少量ずつ日々の食事の一品に
取り入れてください。
DHEAは、卵のアンチエイジングにお役立ちのサプリメントですが、
以外と身の回りの食材に含まれている成分なんですよね。
ぜひ、長芋を食べて女性ホルモンを活性化して、
卵のアンチエイジングに役立てていきましょう♪
卵のアンチエイジング担当
岡井志帆でした。
2015年03月24日 [記事URL]
今回は、リラックスが大事な妊活女子のために。
副交換神経スイッチを簡単に入れる方法です。
「何だか疲れたな〜」そう感じた時って、
身体がガチガチに凝り固まっているように思いませんか?
普段、仕事をしながら妊活をしている女子も多いですよね。
仕事は、気分転換にもなりますし、社会との関わりを感じ、
達成感や自分の存在感を感じさせてくれる大切な行為です。
「収入がある!」ということも、
自分を自由にしてくれる大切なファクターです。
ですが、反面、過剰な労働が続いて睡眠不足になったり、
忙しすぎて交感神経が高まり、いつもイライラしてしまう。
身体もくたくたで動けない、なのに夜眠れない・・
そうなると、仕事が苦痛になり、
身体もココロも不健康になってしまいます。
もちろん、妊活にも良くありません!
ホルモンバランスも悪くなるし、食事も不規則になります。
食べる時間もそうですが、身体が食事を受けなくなったり、
また、食べることでストレスを発散しようとする場合もあります。
そんな時は、「いつも体中が痛くなる。」
そう感じたことはありませんか?
食べ過ぎは、お腹が張って痛くなるだけでなく、
背中にも影響があらわれます。
なので、食べ過ぎが続くと背中も肩もゴリゴリに固まります。
東洋医学でも、「内臓の疲れは背中にあらわれるから、
背中のツボを使って治療をしなさい。」
という考えがちゃんとあります。
また、お仕事疲れで肩凝りがひどい。
運動不足で、足が浮腫む。体中がだるい・・。
呼吸が浅くなって、ため息ばかりついてしまう・・・
そんなお疲れモードの妊活女子におすすめ。
疲れたときの身体とココロの元気回復方法です!
実は、簡単にリフレッシュできる方法があります。
それは、筋肉を緩めること!です。
例えば、鍼灸治療を受けたりマッサージにいくと、
凝り固まった身体が緩んでいくのが分かりますね。
そして、治療後には眠くなって、
「このまま寝ていたい!」とか、
夜寝付きが悪かったのが「今日はよく眠れそう〜♪」という
感覚を受けます。
また、お腹がグルグル鳴って「お腹が空いた!」とか、
「食欲が出てきて、ご飯がたべれそう!」という
気持ちのいい変化あらわれれます。
これが、「身体がリラックスしている状態」であるといえます。
筋肉という形のある物をほぐして緩める事で、
副交感神経にスイッチが入り、自律神経に働きかけて
戦闘モードからリラックスモードに切り替える事が出来るのです。
もちろん、ストレッチを自分ですることでも可能です。
ですが、誰かにお願いして他動的に筋肉を緩めてあげる方が、
「優しくされている感」が味わえ、よりリラックスできます。
「自分を大切に扱ってくれる人がいる」と感じれば、
ココロもよりリラックス出来ますよね。
(たとえお金を払っても!です)
移植後であれば、むやみにマッサージやストレッチをする事は
おすすめできません。
専門の鍼灸師にお願いしてくださいね。
そうでなけでば、どんどん身体をほぐすようにストレッチをしたり、
パートナーにお願いして軽くマッサージしてもらったりして、
リラックス時間を楽しんでほしいと思います。
筋肉を緩める事で血流がよくなり、血管を収縮させる交感神経の働きを
OFFにする事が出来ます。
背中を緩めると肩こりや呼吸が楽になるのが分かりますし、
背中の真ん中あたりを緩めると胃の動きが活発になります。
肩頚を緩めれば脳へいく血流がよくなりますし、
頭皮をゆるめると歯の食いしばりをやわらげ、
また、頚を支える事による疲れを緩和します。
足は、第二の心臓といわれるくらいですので、
血流改善には効果的なところです。
足の血流が良くなると、子宮や卵巣といった生殖器にも
血が巡るようになります。
また、足をほぐすとお尻や腰が楽になるので、
リラックス効果もアップしますよね。
どうしても疲れがとれないとき、
ぜひ鍼灸治療を受けて身体の緊張をほぐしてください。
まず、ホッとした状態を味わう事が大事です。
そうすれば、自然と次へと命のバトンをつなぐ
生殖器の働きが活発に働いてくれますよ。
卵のアンチエイジングのためにも
身体の緊張をといていきましょうね。
その仕事は、ぜひ鍼灸師にお任せください!
卵のアンチエイジング担当
岡井志帆がお届けしました。
2015年03月17日 [記事URL]
妊活を頑張っていると、ココロが苦しくなることも・・・
ストレスが良くないというのは分かっていても、
どうにもならないのが、自分の気持ち。
そんなときに、鍼灸を使ってココロの治療していきましょう。
卵の成長に良くないから。
血流が悪くなるから。
ホルモン値が悪くなるから。
「ストレスが妊活によくない!」
そんな話は良く聞くけれど、
でも、妊活ってココロが苦しくなる事が多いです。
タイミング中のお二人だったら、
毎回の生理にドキドキしすぎて、
高温期をココロ穏やかに過ごすなんて出来ない。
高度生殖器医療に取り組んでいるお二人なら、
検査結果に落ち込んだり、
判定日まで待てずにフライング検査をしてしまったり。
もちろん、判定結果に落ち込んでしまうし、
またクリニック通いや注射が始まると思うと、
なかなかココロの平穏を保つのは難しいものです。
「でも、前にすすむしかない!」
そう思って、がむしゃらに頑張っている妊活女性が
本当に多いです。
聖鍼堂の鍼灸治療では、お腹も診察対象です。
いつもいつもお腹が張っていて硬い、
少し触れただけでも痛む。
通常の胃腸の調子を良くする治療をしていても、
なかなかお腹の硬いのが取れない・・
そんなゲストの中には、
実はメンタル面でお悩みを抱えている人が多いです。
一般的に、妊活には「ポジティブでいなきゃ♪」という
情報が多く流れていて、一生懸命
元気に明るく振る舞っているのだけど、
それが自分を苦しめていたり。
また、苦しんでいることを打ち明けられなかったり
する場合もあります。
治療を続けていても、
ガン!として通常の胃腸治療に反応しない方は、
ココロの悩みがそうさせています。
「あ、この人の調子の悪さは胃腸の弱さじゃなくて
隠れメンタル面だ!」そう判断すれば、
鍼灸師は治療法をこっそりかえています。
きっと、ゲストは隠している。
でも、身体にはでています。
こちらが驚くほどネガティブな人もいるけれど、
(それならそれでいいのです)
表面ではにっこり笑っていても、
ココロの中を隠したい人もいるんです。
そんな人こそ鍼灸治療は効果があります。
東洋医学には五行という、
万物を五のグループに分けて考える法則があります。
その中にはちゃんと「心」があるんです。
なので、お腹にもちゃんとその反応が出ているので、
そこに治療をすれば、楽になっていくのです。
凝り固まったお腹から、ココロを緩ます治療が出来ます。
少しずつ身体が治療に反応してくれば、ココロも緩まってきます。
そうすると、「先生実はね・・」と
少しずつ話せるようになってきます。
もし、ココロの中は話したくなくても
鍼灸治療を受けてください。
そして、話したくなったときに
吐き出してくれればいいですよ。
ココロの治療。
それも、立派な「妊活」です。
それも含めて「妊活」です。
メンタルも含めた治療をしていければ、
自律神経もととのい、
そのおかげで、ホルモン値も改善されていきます。
血流も良くなって、結果、
卵のアンチエイジングも出来てきます。
隠したいのも何か意味があるのでしょう。
それもあなたです。
凝り固まったココロさえもほぐれてきたとき。
もしかしたら、「妊活」のゴールが見えてくるのかもしれませんね。
鍼灸治療で身体とココロの治療していきましょう。
卵のアンチエイジング担当
岡井志帆でした。
2015年03月03日 [記事URL]
今日は、3月3日のひな祭りです。
そんな、雛まつりにちなんだ品をご紹介します。
それは蛤(はまぐり)です。
蛤(はまぐり)は、浜辺に落ちている栗に形が似たもの、
もしくは、石のことを「くり」というので、
浜に落ちている石のような物という意味から名前がついたようです。
蛤は、2〜4月が旬です。
産卵前の春の蛤は、身も大きくプリプリして
美味しいですよね。
他の貝より数倍大きく、うまみ成分がたっぷりで
とてもいい出汁がでます。
蛤(はまぐり)は、二枚貝なのですが、
その二枚の殻は大きさがそろっていません。
その事から、「ぐりはま」という言葉が生まれました。
結果が食い違う事をあらわす言葉です。
そこから、「ぐれはま」と変化していき、
「グレる」という言葉になったそうです。
「物事のあてがはずれる様、食い違っている様」をあらわします。
世間のグレてる若者も、蛤(はまぐり)からこの言葉が出来たと知れば
驚くでしょうね!
また、大きさが違う貝が合わさってひとつになることから、
夫婦を意味し、結婚式に食べられたりするようです。
縁起のいい物ですね。
漢方では、蛤(はまぐり)は
その気味、しおからい(カン)、冷。
五蔵を潤し、渇きを止め、胃を開き、婦人の血塊を消す。
また、酒を消す。とあります。
しおからい味からみて、生殖器に関与する
腎にも効果がありそうですね。
婦人の血塊には、煮て食べるのが良いと書かれています。
西洋医学的にみても、その身は栄養価がすばらしく、
タウリン、ビタミンB12、鉄分、カルシウム、亜鉛が豊富です。
そのため、卵のアンチエイジングを目指す女子にはピッタリです!
また、うまみ成分もたっぷりで、
コハク酸という代謝に関与する成分が含まれています。
蛤(はまぐり)だけで出汁をとってもあんなに美味しいのは
この為なんですね。
漢方でも「二日酔いによい」とあるのは、タウリンが
含まれているからですね。
女性の血の病にも効果があり、鉄分も豊富。
そして、代謝もあげてくれるという
最高の食材です。
でも、蛤(はまぐり)は沢山食べる物ではないので、ご注意くださいね。
新鮮なもの以外は、上手に火を通して食べるようにしてください。
桃の節句ともいわれるひな祭りです。女子の健康を願うお祭り。
みなさんも、蛤(はまぐり)を食べて、卵のアンチエイジングを
目指して下さいね♪
卵のアンチエイジング担当
岡井志帆でした。
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