卵子の老化を防止する! - 不妊治療専門漢方鍼灸治療院 馬場聖鍼堂

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卵子の老化を防止する!

卵の老化と「ミトコンドリア」

2014年12月02日 [記事URL]

最近、卵のアンチエンジングに関係があると、
注目されているのがミトコンドリアです。

みなさんも聞いた事はあるのでは?

中学の理科の授業に出てきましたよね。

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ミトコンドリアは細胞の中に存在しています。
細胞を働かせるために必要なエネルギーをつくる
大事な働きをしてくれています。

食べた物から取り出したグルコースを、
酸素を使って燃焼させ、エネルギーと水を生み出してくれます。

そんな重要な働きをしてくれる「ミトコンドリア」ですが、
年齢を重ねるとその数がどんどん減っていきます。


体中の細胞ひとつひとつにミトコンドリアは存在します。
ミトコンドリアが活発に働いてくれると、
その細胞は生き生きと働きます。

そして、このミトコンドリアは「卵のアンチエイジング」にも
大きく関わっているのです!

卵も細胞の一つです。
ヒトの細胞の中で、もっとも大きいとされているのが卵子です。
その卵ちゃんを、生き生き働かせるもの
ミトコンドリアのお陰なのです。

ですが、加齢でミトコンドリアの数が減っていくと
少ない数で頑張るので、ミトコンドリアにかかる
負担も大きくなっていきます。

どんどん細胞の代謝が落ちていき、働きが悪くなっていきます。
これが、不妊の原因「卵の老化に関係する」、と
最近の研究で言われています。

このミトコンドリアが少しでも活発に働くように、
ある栄養素が注目されています。

これが、ALA(5-アミノレブリン酸)です。
ミトコンドリアの中でALAはヘムという物質を作り出します。
このヘムが十分にあれば、より多くのエネルギーをつくることができます。
逆に、ヘムがあまりないと、エネルギーが不足することになります。

普段の食事でも自然に摂取できているのですが、
特にたくさん含有している食品は、
ワイン・黒酢・しいたけ・バナナ・タコ・イカ・
納豆・ピーマン・ほうれん草・トマト・大豆、などです。
発酵食品に多く含まれるようですので、
すすんで食べていきたいですね!

ワインは、妊活女子にはあまりオススメ出来ませんが、
それ以外であればとても食べ易い食材ばかりです。

今あるミトコンドリアを活発に働かせて、
卵のアンチエイジングに取り組んでいきましょう!

将来的には、卵に直接働きのいいミトコンドリアを
取り込むような方法で、アンチエイジングさせるということが
現実になるでしょう。

様々な最新技術が発展していきますが、
シンプルに自分の力で元気にしていく。
そんな力を養いたいですよね。

老化を進めているのは自分自身かも?!

まずは、自分の生活から見直していきましょう。

卵のアンチエイジング担当
岡井志帆でした。



「卵の老化」について考えましょう。

2014年11月18日 [記事URL]

今回は、卵の老化について
考えていきましょう。


「卵の老化」
この言葉に、みなさんはどんなイメージを
持たれていますか?

続きを読む

「卵の老化」
この言葉が意味するところは、
「年齢とともに妊娠しにくくなる」
と言うことですよね。

その原因は、大きくわけて2つあります。

一つ目は、卵の数が減少すること。
二つ目は、卵の質が悪くなってしまうこと。

この二つです。

一つ目の「卵の数」については、
みなさんよくご存知だと思います。

卵は、自身がこの世に生を受けた時から、
その数は決まっています。


そして、年齢を重ねるにつれて
その数を減らして行きます。


これは自然の摂理です。


ですので、数に余裕のある間に
『妊娠をすることが望ましい』
と言われる所以です。


今回、特に注目したいのが、
二つ目の「卵の老化」です。


私は、この「老化」というイメージを
今まで勘違いしていたことに気付きました。


今回のお話しは、少し厳しい現実を
みせつけてしまう内容となります。


もし、今現在、妊活に苦しんでいるあなた。
そして、未妊に深く悩んでいて、
心がすっかり沈んでしまっている。
そんなあなた。


ここから先は、読まないで下さい。

それは、ここからの内容が
あなたの気分を害してしまう恐れがあるからです。


でも、「私は、そんな統計的な話は全く気にしない!」
「逆に、現実を知りたい!」

そう思われる方だけ、
この先を読んで下さいね。


お願いします。

・・・・・・・・・・・・・


私は、未妊治療専門の鍼灸院にて、
アラフォ―ゲストを筆頭に
日々、「いかに順調に卵を育てるか!」
「排卵、採卵を成功させるか!」という
ことに意識を持って取り組んでいます。


そして、その卵が無事「受精卵」となり、
「胚盤胞まで育った!」という段階まで来ると、
ほっと一安心。

そして、改めて、「移植成功!」にむけてチャレンジする。
こんな毎日を送っています。


もちろん、卵の質が向上するように
体質改善をしていくことを目的に
鍼灸治療をしながらお手伝いをしていくのですが、


受精卵の移植を受けたゲストの結果について
大きな勘違いをしていました・・・

移植結果が陰性であった時、

「それは、『たまたま妊娠能力の低い卵』だった。」
という認識を持っていましたので、


40歳以上の妊活女性は流産率も高いし
「仕方がない。」と思ってそれを受け入れていました。


ですが、少し見方を変えると
この認識は大きく違ってきます。


急激に流産率が高くなる40歳以上の女性。


この方たちの、自然排卵の場合の「卵の数」と、
出産まで至った「結果の数」を比べた統計をみると、

6回排卵したとして、そのうちの1個だけ。
たった、一個の卵が『妊娠できる能力を持つ』
という結果が出ているのです。


私は、この結果に驚きました。


今までは、「移植卵がたまたま妊娠能力が弱かった」
と思っていたのが、実は、
「たまたま妊娠できる卵であった」というのが
現実だったのです。


自然排卵でタイミングを持たれているペアであれば、
半年に一回程度しか「妊娠応力を持った卵」が
育たない・・・・


この数字に、正直、愕然としました。


40代女性の未妊治療の難しさを
見せつけられました。

もちろん個人差はあります。


そして、この結果は決して「妊娠できない!」
ということではありません。

ですが、厳しい現実であることは
間違いないでしょう。

そして、この厳しい現実があるからこそ、
私たち医療関係者も必死に立ち向かおうと
しています。


クリニックのドクターは、

排卵誘発剤をいかにうまく使って採卵を成功させようと
しているのか。

妊娠できる力を持った卵を採卵する確立を上げるか。

受精卵が、いかにうまく着床できる方法は無いか。

どんな方法を使えば、良い結果が出るのか。


常に、最善を尽くされています。

また、私たち鍼灸師も
こういう現実に目を背けることなく、
鍼灸治療を使って、
いかに身体を整え、
質の良い卵を育てるか。

また、着床を助け、
新しい命をお腹の中で育て、
産み落とすまでの力をつけるのか!

少しでも早く良い結果がやってくるように、
取り組んでいるのです。

アラフォー女性のみなさん。

現実は厳しいかもしれません。


でも、「あきらめることなく」
「チャレンジ」をしていきましょう。

方法はたくさんあります。

頭から、「排卵誘発剤はイヤだ」と
思うお気持ちもあるかもしれません。

ですが、排卵誘発剤を使うことで、
「妊娠・出産まで行く力を持った卵」が
育つ可能性は少し早まります。


その可能性にかけてみることも、
選択肢の『一つ』です。


「いや、私はそれでも排卵誘発剤を使う方法は納得できません!」という
お気持ちであるなら、
徹底的に体質改善していきましょう。

できることに最善をつくして取り組む。

その過程が、あなたとその後の未来に
大きな影響をもたらすでしょう。

ご自身が『本当に望む治療法』これを
ご自身で選ぶことが一番大事です。


そうすれば、悔いなく妊活に取り組めます。

すべてが終わった時、
「やりきった」と思えることをしていきましょう。

結果は、神さまにしかわかりません。


でも、「自分は、やり遂げたか」
もしくは「やらなかったのか?」この違いは大きいです。

そして、自分でしか判断できないのです。
いつか「やりきった・・」と思える日が来るまで。
チャレンジは続きます。
長い長いチャレンジかもしれません。


私たちは、いつでもあなたのお手伝いをしていきます。

「卵の老化」と「流産率」。
今回は、すこし厳しいお話しでした。



排卵障害の原因となる「男性ホルモン」について

2014年11月11日 [記事URL]

今回は、「不妊の原因」と「男性ホルモン」です。


女子には関係ないと思われがちな
男性ホルモン。

これも、実は卵には大事なホルモンの一つです!

続きを読む

女子なのに男性ホルモン!?と、
不思議に思われるかも知れませんが、
女子にも男性ホルモンは分泌されています。


女性に大事なエストロゲンの材料となるのが、
実は男性ホルモンだったりするんですよね。

面白いところです。

ですが、これもすべてバランスが大事。

多すぎる男性ホルモンは、
妊活の邪魔をすることがあるのです!

排卵がスムーズに行えない症状の一つに
多のう胞性卵巣症候群があります。

これは、男性ホルモンが過剰になることが特徴です。


・・・・・・・・・・・・・・

ここで、卵巣の働きを見てみましょう。


卵巣は、毎月一つの熟成卵を育てます。

最初は複数の卵が活発に成長しますが、
ある時期が来ると
一つの卵だけが「卵を育てなさい!」という
ホルモンの指令に敏感に反応できるようになります。
そのおかげで熟成することができ、
一つだけ排卵に至るというメカニズムを持っています。


男性ホルモンが過剰に分泌されると、
たくさんの卵が育とうとしてしまいます。
そして、それが原因で
どれもが成熟できなくなり、
一つだけの卵を育て熟成させるという
メカニズムが乱れてしまうのです。

また、たくさんの卵が増えるとともに、
卵胞の周りが硬くなってしまって、
排卵自体が出来にくくなるということが起こります。
これは、排卵ための大きな障害になります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

では、男性ホルモンが過剰になっいる人とは、
どんなヒトなのでしょうか?


男性ホルモンが多いと、

・ニキビが多い
・性格が攻撃的になる
・体毛が濃くなる

といったことが
目に見える形で現われます。

ホルモンバランスが崩れるてイライラするのも
このためかもしれません。

「大人ニキビ」といわれる
「あごのニキビ」が多くなるのは、
男性ホルモンが皮脂腺に影響するからです。


生理前に「あごにニキビ」が多くできるのは、
黄体ホルモンが少ない為に
男性ホルモンが増ることで起こります。


黄体は高温期に大切なホルモンで、
内膜を充実させたり、
妊娠を維持したりする働きがあります。

また、男性ホルモンを押さえる作用もあるのですが、
高温期に黄体ホルモンが少ないと
男性ホルモンを押さえきれずに増えてしまい、
そのためにニキビが出来てしまうことがあるのです。

黄体ホルモンを増やすのが一番ですが、
そのためには、低温期が重要になります。


良い卵が充分に熟成し
スムーズに排卵されると、
その抜け殻が黄体ホルモンに変化します。


黄体ホルモンを増やそうとおもったら、
低温期に上手に卵を熟成させることが必要なのです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

また、女性ホルモンが少なくなったことで、
相対的に男性ホルモンが多くなった!
と身体が感じてしまうタイプもあります。

髪に影響があるのは女性ホルモンですので、
薄毛が気になる方は、もしかしたら
女性ホルモンが減少してきた
ことによって起こっているのかも?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

このように、一つのホルモンを見てみても、
結局、あらゆるホルモンバランスが関係していることが
よくわかります。


では、ホルモンバランスを良くするためには
どうすればいいのでしょうか?

一番簡単なのが、「よい睡眠です!」

卵を育てて成熟するには、
ゴールデンタイムに睡眠を取ることが
よいと言われています。


また、男性ホルモンは起きている間に
たくさん分泌されるので、
眠っている間の分泌は抑えられます。
よく睡眠を取る、それだけで
過剰な分泌が抑えられるのです!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


東洋医学でも、
卵を育てる低温期は
"陰の気が旺盛になる時期"と捉えます。

そのため、腎の"陰の気"を蔵する力を
アップさせるために、
やはり睡眠をオススメすます。


また、腎は"生殖器の働き"にかかわる臓ですし、
ホルモン調整をする脳も"腎"に関わるところですので、
睡眠はとても効果的なのです。


もし、あなたが
「最近、生理前や生理中のニキビが気になる・・」と
感じていらっしゃるなら、
男性ホルモンが多くなっているのかもしれません!


意識して、しっかり睡眠を取るようにして、
低温期の卵の成長を助けてあげましょう!
それが、高温期の黄体ホルモンを充実させてくれますので、
過剰な男性ホルモン分泌はブロックです!


スタートは、
質の良い卵を育てることからですよ♪
よりよいホルモンバランスを目指して、
妊活に取り組みましょうね♪


卵のアンチエイジング担当
岡井志帆がお送りしました。



酵素の力をかりて卵のアンチエイジング!

2014年11月04日 [記事URL]

最近はやりの「酵素」。
ダイエットで今話題といえばスムージーですよね!

あとは、テレビでお馴染みの「まん○酵素」とか(笑)

今回は、人気の「酵素」と「卵のアンチエイジング」について
考えていきましょう。

続きを読む

私たちの身体には、数え切れないほどの種類の酵素が
常に働いてくれています。

その働きによって大きく分けて、3つ。
一つは、消化を助ける酵素。
一つは、消化した栄養を使って生きていくための
エネルギーとして働く酵素。

これらは、私たちの身体の中で作られる酵素です。
酵素の材料はタンパク質です。

もう一つは、食物酵素といって、
外からとり入れることができる酵素があります。

お肉、魚、お野菜といった生の食品や、
発酵食品に多く含まれています。


私たちが生きていくためには、
食べたものを消化して、栄養を取りだし、
それを代謝させてエネルギーとして利用して、
要らなくなったものを排出することが必要です。
また、身体を守る免疫の働きなどもあります。


これらの仕事を助けてくれるのが、
酵素の働きです。


酵素をとり入れるためにも、
良質のタンパク質を取ること、
生のものを取ることが大事です。


生と言えばお野菜が取りやすいですが、
お野菜の取り方にもポイントがあるようです。
すり下ろしたり、
ミキサーで粉々にした状態にすると、
野菜の細胞膜まで細かく砕けて、
より酵素が摂取しやすくなるようです。

なので、最近では「スムージー」が流行っているのですね!

ですが、あれだけの量をゴクゴクと大量に飲むのは、
胃に負担がかかりそうです。
少しずつモグモグしながら
噛むように味わって欲しいと思っています。
「飲む」というより、「食べる」感じです。


また、これからの季節は寒くなるので、
冷たい状態で飲み過ぎると
身体を冷やしてしまうので
注意が必要ですよ。


スムージーを朝に飲むことを
オススメしている本を
良くみかけますが、
東洋医学的には、お昼頃、
体温がちゃんと上がった頃に
常温のものを飲んだ方が
良いように思います。

冬なら、常温でも冷たいので、
30℃ぐらいの酵素を壊さない程度の
やや温かなスムージーを
飲むようにしてください。


とはいえ、やはり日本の伝統的な和食である
「焼き魚に大根おろし」といった
"タンパク質"と"すり下ろした生のお野菜(酵素たっぷり)"の
取り合わせが良いように感じます。
それらを、しっかり噛んで食べることで、
消化酵素も出てくれて
なお良くなりますよね。


スムージーが全くダメなのではなく、
それオンリーに頼るのは、
よほど必要に迫られているヒトだけ。

妊活女子は、なんでも適度に、色んな種類を、
色んな方法で取り入れていくことを
考えていきましょう。

東洋医学でもは、氣血水といったものは
全て滞りなく流れていくことを"よし"とします。


食べることで取り入れる酵素(食物酵素)、
消化するための酵素(消化酵素)、
排出するお手伝いをする酵素(代謝酵素)。

そして、免疫力をアップして
外部からの攻撃から身体を守り、
細胞を修復し、新しく細胞を作るのを助けてくれる。


この一連の流れを滞りなくできる身体が、
健康な状態であり、細胞の老化を抑えてくれるのです。


健やかな身体には、次の世代へ新しい命を
産みだす力も高まります。
 
目にはなかなか見えませんが、
見えないところで頑張ってくれている酵素を
上手にとり入れて、
体中の細胞が喜ぶ身体にしていきましょう!


ピチピチの生きの良い身体ができれば、
質の良い卵ちゃんも育ちやすくなりますよ♪


卵のアンチエイジング担当
岡井志帆でした。



運動と活性酸素の関係は?

2014年10月28日 [記事URL]

卵のアンチエンジングには、
やはり身体を動かすことが大事です!

でも、運動すると活性酸素が増えると聞いたけど?

今回は、こんな疑問にお答えします。

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まずは、活性酸素のおさらいです。
老化を起こすといわれる活性酸素。

活性酸素は、呼吸をすることでも発生します。
なので、ふだんの生活でも活性酸素は常に発生しています。
ですが、それぐらいでは身体に備わった「抗酸化力」で押さえられるので
問題ありません。


また、活性酸素のパワーは強力で、体内に入ってきたウイルスや
菌を攻撃する役割を持っています。なので、活性酸素がすべて
悪いわけではありません。


ですが、必要以上にふえることで、私達自身の細胞に酸化を起こし
老化させる原因となるのです。


活性酸素が細胞を傷つけ、細胞膜にダメージを与えます。
それが原因となり、細胞膜の重要な働きである
細胞の栄養をとり入れたり老廃物を出したりする作用が侵されます。
また、細胞のDNAを傷つけてしまうと、細胞自体が壊れてしまうことが起ります。


常に活性酸素の影響は体中で受けるのですが、
それを防ぐために「抗酸化」が重要です。


ですので、抗酸化作用のあるものを食べたり、
活性酸素を増やすものの刺激から、身体を守る必要が
あります。

とくに、年齢と共に「抗酸化力」も衰えてくるので、
身体の回復が遅くなり、
「最近、何だか疲れが取れにくくなってきた・・・」
ということが起るんですね。


また、呼吸の回数でいうと、
夏の暑い時期に、「はー、はー」と呼吸数が増えていることに
お気づきですか?
暑いし、しんどいし、自然と呼吸が増えていますよね。
実は、呼吸数が増えることで
身体には活性酸素がいつも以上に発生しているので、
酸化の影響を多く受けてしまっているのです。


ビタミン類を多く取ると「抗酸化力」がアップします。
だからでしょうか?夏には柑橘系の果物などが美味しくて、
さっぱり口当たりが良くてつい食べたくなりますよね。
自然に身体に取り入れているのかもしれません。

スイカや、トマト等の赤い色も「抗酸化力」の強い食品の一つです。

旬の物って素晴らしいですね!


さて、運動に話を戻しますが、
呼吸をすると活性酸素が増えるので、激しい運動をすると
呼吸数が増えて活性酸素の影響が多くなります。

だからと言って、身体を動かさずじっとしていればいいのかというと
そうではありません。

運動をしていない人の方が、
「健康的に見える」と思う人はいないはず。


やはり、適度な運動は身体を元気にしてくれますし、
かえって活性酸素の影響を減らす
「抗酸化」の助けをしてくれるのです!


私達の身体には、活性酸素で傷ついた細胞の
DNAを修復する作用が備わっていますが、
適度な運動をすることでその機能を高めてくれる
作用があるらしいのです。


その他にも、活性酸素の原因にもなるストレスの解消、
心肺機能が高まり呼吸数が減る、血管の機能が高まる、
などのいい作用が沢山あります。


なので、適度な運動!
やはり「ウォーキング」や「お散歩」を定期的に
楽しむことが大事になります。


それでも、少し"スポーツ"を楽しみたい方は、
お食事で抗酸化作用のあるものを
取り入れていきましょうね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・
東洋医学でも、腹式呼吸のような
「深くてゆったりとした呼吸」をすすめています。
下腹に空気をタップリ入れるような大きな呼吸は、
丹田にしっかりエネルギーを取り込みます。


普段から、浅い呼吸をしていないかチェックして、
ゆったり大きな呼吸を意識してみましょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・

卵のアンチエイジング担当
岡井志帆がお届けしました。



卵巣に良い、女性に優しい!秋の旬といえばクルミです

2014年10月21日 [記事URL]

その土地のもので、
旬の物を食べることは
身体にとってもいいですよね。

卵巣に良い旬の食材!
今日ご紹介するのは、クルミです。

続きを読む

秋の旬な食材であるクルミ。

女性にピッタリの食材のひとつでもあります。

日本でも昔から食用とされていたようです。

東洋医学では、胡桃は「甘温」

「気を補い、血を養い、燥を潤し、痰を化し、
生命力である腎の火(命門)のパワーアップさせ、
体中にエネルギーを満たし、
肺を温め、腸を潤し、冷えて弱った時の咳嗽を治す。

腰脚の重痛み、心腹の痛み、血痢、下血を治し、
腫れを取り、銅の毒をおさえ、髪を黒くし、多く食べると小便が良く出ます。
痔を去り、肥満の人を健やかにする。」

いわゆる、滋養強壮の作用が強く、
食べ過ぎてはダメとの記載もあります。


乾燥を潤すところから、お肌にも良いとありますし、髪もツヤツヤ、
氣と血を増やし、生命力もアップするところも女性に効果抜群です。

腸にも効き、便通をよくする、冷えと咳にも良いようです。

東洋医学的にも、とても体に良い食材であることが
分かります。

また、西洋医学的には、

ビタミン類も豊富で
ビタミンA、ビタミンB1、B2、ビタミンEが多く含まれています。

他にも、カルシウム、リン、鉄などを含みます。


ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変える働きがあります。
また、疲労物質を分解する働きがあります。


ですが、クルミ自体の糖質が低く、
糖質を意識した食事をしている人には
うれしい食材です。

糖質を控えたい妊活女子にも最適です。


クルミの大部分は脂質ですが、
この脂質のバランスが素晴らしく、
これが抗酸化作用を高めてくれています。


また、豊富な脂質は便の排出を滑らかにしてくれるので、
便秘の解消にも一役買ってくれます。


しかし、食べ過ぎは下痢になるかもしれませんので
注意してくださいね。

消化吸収もよいので、
胃腸が弱く細身の女性には最適といえるでしょう。


また、トリプトファンというアミノ酸が多く含まれていて、
これが眠りに作用するホルモンであるメラトニンの元となるので、
寝つきがよくなるそうです。


カルシウムが骨を強くし、
イライラを抑えることからも、
女性にはうれしい食材ですね。

良い睡眠、イライラ改善は、
卵巣にも影響を与えます。


良質のタンパク質、抗酸化作用、血流改善することで、
卵巣の働きをよくして、
卵作りを助けてくれます。


このように、栄養豊富なクルミですが、
やはり脂質が多いのと、
これ自体の脂質バランスが優れているので、
他の食事で脂質が増えると、
せっかくの脂質のバランスが崩れてしまいます。
他の食事での脂質の摂取に注意しましょう。


高エネルギー食なので
食べ過ぎには注意が必要ですが、
少しずつ食べるとよいですね。


東洋医学的でも西洋医学でも
同じような効果がうたわれているところが
面白いですよね!

昔のひとは、こんなに詳しく効果を知っていて
お薬としても使っていたのです。

こんなにもすばらしい胡桃です。


卵巣にいい食材代表ですが、
くれぐれも取り過ぎには注意して
日々の生活に取り入れていきましょう。

卵のアンチエイジング 担当 岡井志帆でした。



抗酸化作用を使ってアンチエイジング!

2014年10月14日 [記事URL]

卵のアンチエイジングに一役買ってくれるのが、
抗酸化作用のある食品です。

抗酸化作用のある食品というと
何を思い出されますか?

続きを読む

抗酸化作用の効果をうたっている
サプリメントなどでは、
「ブルーべリー」とか
「ゴマ」等が有名ですよね。


軽快なCMソングが
グルグル♪頭に流れてきそうです(^^*)


私たちは、普段呼吸をしないと生きてはいけませんが、
またその呼吸で取り入れた酸素によって
細胞を老化させてしまいます。


その、細胞を老化させる酸素を
『活性酸素』と言うのですが、


もちろん酸素が原因だけではなく、
バランスの悪い食事・タバコ・ストレス・
アルコールなどによっても、
発生してしまいます。


西洋医学的には、
肝臓は高度な機能をを主っている臓器ですので、
老廃物処理やエネルギー生産に多くの酸素を
利用しています。

その分、活性酸素を多く発生させてしまう臓器でもあるんですね。

そのためにも、肝臓の機能が元気に活動できるように、
身体を十分休めたり、
抗酸化作用の強い食品をしっかりとって
負担を減らしてあげることが大事です。


西洋医学でも重要な肝臓ですが、
東洋医学でも、この『細胞の酸化』という現象は、
五行というグループ分けで考えると
木のグループの作用であると考えられます。
木のグループには肝も入っているのですよ。

東洋医学の治療では、
身体全体のバランスを取りながら、
細胞を酸化させてしまうような強すぎる力を
うまく落ち着かせていく治療をしていきます。

その治療をよりスムーズにするために必要なのが、
「後天の気」と言われる、食べ物のパワーです。

抗酸化作用の強い成分を探すと
たくさんの種類が有るのがわかります。

ビタミンE、C、
ビタミンA、カロテン、
セレン
ビタミンB2、
ポリフェノール

上記のような成分がありますので、
それぞれの成分を含んだ食品を
バランス良く取ることが重要です。


先日、テレビである女優さんが、
健康と美容のために、

「上質のだし汁」と「アーモンド」を
お茶とお菓子かわりに
たくさん召し上がっているというお話しをされていました。


もちろんこれらはとっても身体にいいので、
「さすが真似できない。すばらしいな!」と
思いましが、
欲をいえば他の食品もバランスよく取って欲しいなと
思いました。

もしかしたら、三度の食事で十分バランス良く
摂取されているのかもしれませんので、
そうであるなら、大変申し訳ありません。


話はそれましたが、
抗酸化作用のある食品は
出来る限りバランス良く取ることをオススメします。


いろんな食材を、上手に食べて
細胞の酸化を抑制する助けをしてもらいましょう。


一つの成分にかたよったサプリメントに頼らず、
豊富な食材で
食事を楽しんで下さいね。


はりきゅう治療の効果も
よりアップしてくれますよ!


卵のアンチエイジングのコツでした。

岡井志帆がお届けしました。



意外な便秘の原因とは?

2014年10月07日 [記事URL]

妊活中のみなさんにも多いのが便秘です。


小さいころから便秘でお悩みの方や、
生理前や生理中といった
限られた期間のみ便秘になるという方も
いらっしゃいます。

今回は、そんな便秘のお話しです。

続きを読む

毎日お通じがあると身体もスッキリ。
快適ですよね。


もちろん、体調によっては
たまに「今日はでないな~。」という日もありますし、
「脂っこいものを多く取り過ぎた!」と
あきらかに原因がはっきりしていることもあります。

でも、普段からお通じのリズムがあるヒトでしたら、
翌日には少しずつでも解消し始めます。
お腹のつまりを取り除いて、
スッキリとしたお腹に戻ろうとする力が働くので
それほど深刻にはなることはありません。


気になるのが
「昔から便秘がち。」
「いつもスッキリ出てくれない。」
というようなタイプの方です。


お通じはあるのだけれど、
ウサギさん状態で、
いつもスッキリしない(T_T)


「便秘にいいといわれるものは食べているのに、
あまり効果を感じない。」
「もう少しスッキリしたい!」

そういう人は、実は別のところに
原因があるのかもしれません。

東洋医学では、便秘の原因の一つに
【腎虚】というものがあります!

【腎】は、身体の「陰分」に関る所で、
「水」はもちろんですが、
「精」といった「生命エネルギー」を蔵している
ところでもあります。

なので、【腎】が弱ると身体の潤いが無くなり
便が出にくくなります。


また、便が出ることで、
一緒に含まれる熱も出ていくのですが、

それ自体がエネルギーを消耗してしまうので、

身体が出すのを嫌がることもあるのです。


また、「便を出す」という胃腸の働きにも
エネルギーが必要なので、
エネルギー不足の方には大変な労力となるのです。

【腎】というのは、生殖器に大きく関るところですので
未妊でお悩みのかたに便秘が多いのも
エネルギー不足の
このタイプの方が多いのかもしれません。

月経不順でお悩みの方や、
月経痛、PMSが気になる方は、
早めに対処していきましょう。


その他、【腎虚】の人に多いのが、
やはり食べ過ぎです。

「私は、食べても太らない。でも、いつも便秘。」
という、『痩せていて便秘がちな方』は、注意してください!

食べることで、どんどん胃に熱がこもってきて、
ますます【腎】を弱らせることになるのです。

喉が渇くし「お水はたくさん飲んだ方が便が出るかも!」
と、ガブガブお水を飲んでも、おしっこが近くなるだけで
便は一向にでない。

足が浮腫んで、手足がだるい・・
冷えを感じる・・・
なんだか、悪循環です。


これも、ますます胃腸に負担をかけるし、
【腎】を弱らせる原因となります。


まずは、食べる物(質)と量を改善していきましょう。

【腎】のパワー回復は、卵作りに重要な要素です。


東洋医学の本には、

「腎が虚すときは、身体の潤いが尽きてしまって便秘になります。
その理由は、自分の欲しいまま食べたいだけ食べたいときに間食したり
酢やお酒を多く飲んで、辛いものを多く食べるから
便秘になるんです。」と戒めています。


○もともと、身体が疲れやすく、
 一日働いた後には、グッタリしてしまって動けなくなる方。

○寝ても疲れがとれなくて、朝起きれない。

○常に疲れて、休息が欲しい。

○ストレスを食べることで解消している。


そんな方は、食べることで余計に身体に
負担をかけていることも考えられます。


まず、バランスのいい食事を軽く取って、
胃腸に負担をかけることを減らしていきましょう。


そして、エネルギーを「消化」ということにばかり使うのをやめ、
疲労を回復する方に回してあげましょう。

疲れがちゃんととれる身体にすることを目指して、
生活を考えましょうね。


そうすれば、生殖器にもエネルギーがしっかりめぐるようになり、
便秘も月経の不調も改善されていきますよ。
もちろん、卵作りにも十分エネルギーが届きますからね。

卵作りの応援でした!

はりきゅう師
岡井志帆



チョコレート嚢腫と卵の質

2014年09月30日 [記事URL]

卵巣の問題の一つに
【チョコレート嚢腫】があります。


子宮内膜性の卵巣嚢腫は、
子宮内膜と同様の組織が卵巣内にできてしまい、
月経と共に卵巣内で出血を繰り返し、
古い血が溜まってしまいます。

10㎝以上になると、
悪性化することを考えて
卵巣摘出を考える必要もありますが、
6㎝以下であれば、
経過観察をしながら妊活をすすめていきます。


【チョコレート嚢腫】があると、
なかなか自然排卵はしにくいようですので、
嚢腫のない方の卵巣から排卵することが多いようです。


そういう意味では、未妊の原因になります!

続きを読む

ですが、体外受精では採卵のために卵巣を刺激して
採卵を染ますが、
その場合はチョコレート嚢腫がある卵巣からも
採卵はできます!


「卵の質」という点では、
以前は「質を悪くする」と言われていましたが、
議論もあるようですが、
最近では「質」に関しては
それほど問題視されていないようです!
(^^*)

成功率を比べたデータでも、
「大差はない」という
結果が出ているようです。

ただ、チョコレート嚢胞が大きくなり卵巣のスペースを
占めてしまうと、
採卵できる卵子は少なくなります。


また、せっかく卵が育っても、
嚢腫に隠れて採卵できない
ことが起こります。


嚢腫が大きい場合は
嚢腫に対して処置を必要をすることがありますので、
その際に卵のもととなる細胞を取り除いてしまうと
卵の数が減ってしまうというリスクはあります。


そういう意味では、
未妊治療をされている方にとっては、
「全く問題無い」とは言えない
病症です。

とはいえ、たとえチョコレート嚢腫があっても
経過を観察しながら、
上手に採卵をして、体外チャレンジをすれば
妊娠はできますので、
安心して未妊治療にチャレンジして欲しいです。

ですが、ただ「経過観察」をしているだけで良いのでしょうか?


ここで、東洋医学の「体質改善」のお話となります。

やはり、チョコレート嚢腫になりやすい体質が隠れているという
ことを考えて欲しいのです。


東洋医学では、「古い血」が溜まる。という意味の
「瘀血」という呼び方をします。


私たちの身体は、気・血・水が滞りなく
元気に流れていることが
「病気にならない秘訣である」と考えます。


その中の「血」というものが
卵巣の中で溜まって流れなくなっているから
問題が発生しているととらえます。


なので、結果、「卵の育ちも悪くなり、
排卵を邪魔している!」困った症状だ!と
いうことになります。


では、それを改善するには
その「血が溜まる」という原因を探らなくては
いけません。

「卵巣への血流の悪さから起こっているのか?」

そうであれば、冷えを改善したり身体を動かして
血液の流れをよくする必要があります。

「血液自体が、ドロドロしているのか?」

それなら、普段の食事を改善して、
血液をキレイにして流れをよくしてやる必要があります。


また、「ストレスが原因で、
気の滞りがおこり、卵巣の血流を悪くしてしまい、
症状が出ているのかも。」・・・・

こういったことを少しずつ改善していくことで、
症状の進行を遅らせることが可能になります。


また、卵巣の血流がよくなることで、
卵巣を刺激をした採卵のときにも、
良い状態の卵が採卵できる可能性が広がります。


チョコレート嚢腫でお悩みのみなさんはもちろんですが、
今現在「私は大丈夫~♪」と思っているあなた。

むしろ、そういった方ほど注意していてください。

卵は、老化します!

その老化の原因は、
日頃の生活習慣のせいでスピードアップすることも
あるのです。


ぜひ、普段から油断せず、
身体作り、卵作りをしていって下さいね。


卵のアンチエイジング担当の岡井志帆でした。



ウォーキングの時間を意識して卵のアンチエイジング!

2014年09月16日 [記事URL]

卵の老化を防ぎたい。

そう考えるようになり、
色々調べてみればみるほど、

美容と健康にいい行動がまず基本であり、大事なんだなぁ。
と思うようになりました。

では?美容と健康に良い行動とは
どんなことなのでしょうか?

もちろん体を動かすことは、
とっても大事です!

続きを読む

美容と健康の為に"運動がいい"。
これは、みなさんよくご存知なことです。
では、いったいどれだけの人が
毎日、充分な運動時間を取れているでしょうか?

テレビでも、キレイな女優さんやモデルさんが、
ジムに行ってトレーニングをしていたり、
流行のエクササイズに通っているという事が
常に話題になり、
毎日、目新しい運動法や体操法の
情報が溢れています。


毎回、それを見にするたびに、
「あ、あれならやってみたい!」
「オモシロそう!」
「私にも出来そう!」
と、声にだし、
そして、思うのです、
「あれなら、続けられそう!(こんな私でも・・・)」


いろいろ手短に出来そうな
エクササイズを試してみるんですが、
それがやっぱり続かない。


"美"を仕事にしているヒトや、
根っからの運動好きでない限り、

たとえ健康に良い!といっても、
身体の為である!といっても、

『運動をする』というのは、
なかなかハードルが高いものです。


「そもそも、運動なんて昔っから
苦手だし、走ったりなんて出来ない!」

こういう妊活女子はとっても多いです。


まず、今の生活を考えたら、
どう考えても時間が無い。


こんな、運動苦手女子に、
すこしでも身体を動かして欲しいという事で、
お手軽に出来る『ウォーキング』が
やっぱりおススメなのです。


まったく時間がない人には、
通勤時間を利用して歩いてもらったり、
普段、スーパーにお買い物に
行く時間を利用して歩いてもらったりするのですが、

もし、時間ができるのなら、

【食後】に歩くようにしてみてください。


「夕ご飯を食べたら、すぐ横になって
テレビを観ているのが、至福の時間~♪」

となりがちなのですが、
食事の後、30分~1時間ぐらいした後に
"ウォーキング"をすると

食事で上がった血糖値が
上手に下がりやすくなるので、
身体にはとってもいいのです。

最近は、「糖質を抑える」という言葉はよく
浸透していて、
"ダイエット"といえば
「炭水化物抜き」を思い出す方も多いかもしれません。


なので、夕ご飯にお米を食べるのを
止めているという話はよく効きます。


ですが、日常では
私達の食事は大きく変化して、
白米、白いパン、スイーツ、
清涼飲料水、お菓子を食べる量が
大変多くなりました。


それらの弊害から、ホルモンバランスが崩れてしまい、
糖尿病といった一般的な病症だけでなく、
なかには、高血糖が原因で
排卵障害を起こし不妊の原因となることがあるので、
血糖値を整えるのはとっても大事です。


ウォーキングには、血糖を下げる効果が高いので、
血管の中の糖を消費するためにも、
特に食後がおススメなのです。

また、未妊鍼灸治療をしていてよく思うのは
「胃腸の弱い」人が多いことです。


手足は、東洋医学でいうと
"胃や脾"という、消化吸収に関係する
経絡が通っています。


歩くことで、それらが活発に動くので
消化吸収が進みます。

私達は、生まれてくるときに
お父さんとお母さんから"先天の精"という
命のパワーをもらいます。


それは、寿命と一緒にどんどん減って行くのですが、
それを補うのが"後天の精"という
食事から得られる命のパワーです。


胃腸の弱さから、"後天の精"をうまく取り入れられずに、
どんどん"先天の精"を減らしている人が
たいへん多いと感じます。


これでは、次の命へのバトンを渡すのが
苦手になるのも無理ありません。

食べても胃腸に詰まらせて、
胃が痛かったり苦しかったり、
お通じもなんだかスッキリしなくて便秘がち。


普通の食事を食べるのが苦手。
仕事が忙しくて、
ついついお菓子や菓子パンで食事を
すませてしまう。


そんな生活をしているのなら、、
食後に歩くことで、消化吸収をできる
健康な胃腸を作ってください。


そして、身体を動かすことで、
血糖のコントロールができて、
どんどん甘味も欲しくなくなります。


栄養バランスのいい食事をとれる身体のために、
卵のアンチエイジングのために、

運動が苦手なら、
【食後のウォーキング】からスタートしてください。

また、みなさん"ダイエット"には熱心なので、
「糖質カットが健康にいい」
という言葉が先行してしまっています。

「甘いスイーツは食べるけど、
夕ご飯のお米は食べない。

これで、ダイエットはOK!」

このような矛盾をなくすためにも、
妊活女性はもう一度考えてくださいね。

とくに、一日3食のなかで
一番高カロリー食になりがちな
夕食の後に、
少し休憩をしてからのウォーキングは、
適度な有酸素運動の効果で
血液中の糖が消費され
血糖値が穏やかにコントロールされるので
とっても身体に優しいのです。


「身体を動かす!」という目的も達成でき、
さらに、「血糖コントロール」もしやすくなる、
この食後のウォーキング。


ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。

岡井志帆がお届けしました。




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