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2015年08月11日
判定待ちの2週間。
これほどストレスフルな時間はありませんよね。
このときの、気持ちの持ち方を考えてみましょう。
体外移植を終えたあと、
または人工授精、自己タイミングの後。
判定日までの期間というのは、
本当に気持ちが揺れる時間です。
「陽性が出なかったらどうしよう・・」
「今回は大丈夫かも!」
「でも、やっぱり何の変化も無いし・・」
「なんだか、いつもより体温が高い気がする!」
「また、ダメだったらどうしよう・・」
このように、思考がグルグルまわって
エンドレスに続いてしまいますよね。
「どうしよう・・・」
「どうしよう・・・」
この不安な気持ちが続くと、
しっかり身体にも影響があらわれます。
夜眠れなくなったり、
胃が痛くなったり。
食欲もなくなって、
見るからに元気がなくなって来ます。
友達からも、「最近どうしたの?」
と声をかけられ、
思わず涙が出てしまうことも。
友達に不安な気持ちを聞いてもらってスッキリ!
前向きな方向に気持ちが変われば良いのですが。
なかなかそうはいかずに、
ひとりになると不安になってしまう・・。
ココロが乱れてる状態ですね。
「こんな不安定なココロの状態だから妊娠しない!」
そんな事はありません。
でも、ココロが良い状態であるとは、
決していえませんよね。
毎回これでは、ココロも身体も
ボロボロになってしまいます。
あまりに不安な気持ちばかりが続くと、
ホルモンバランスを崩してしまいます。
そのせいで、
「ホルモンバランスから気持ちが揺らいでいるのか?」
「自分の不安感から気持ちが揺らいでいるのか?」
区別がなくなってしまいます。
不安が強すぎると、
今までやってきた未妊治療がすべて
無駄な事のように感じてしまいます。
でも、これは違います。
不安だからこそ、頑張って身体作りをしてきたのです。
だからこそ、お薬を飲んだり注射をしたり、
クリニックでの治療や鍼灸治療といった
体質改善にチャレンジしてきたのです。
その頑張りを否定する事は全くありません。
頑張った自分を褒めてあげましょう。
判定待ちのときは、
本当は、いい結果が出たときの事だけを
考えていてほしいのですが、
さすがにそれは出来ないかもしれません。
「結果が出なかったらどうしよう・・・」
この「どうしよう・・」という所で思考を止めずに、
その先のことを考えてみませんか?
*治療に疲れたら、いったんクリニックでの治療をお休みしてもいい。
*お休みしたから、妊娠しないということはない。
*休みをしたときに自然妊娠をした人はたくさんいる。
*また、つぎのチャレンジを頑張ってもいい。
*今回は自分の望む結果ではなかったけど、
*次は結果がでるかもしれない。
*次のチャレンジの為に
*身体作りを頑張る私はすばらしい!
*今の頑張りは、
*たとえ、将来治療を終える決断をしたとしても
*きっと後悔しない自分になれる。
*だって、不妊治療は神様しか
*結果が分からないんだもの・・・
このように、一歩先の行動を考えて
自分に言い聞かせましょう。
思考が「不安」な状態のまま
止まってしまうことを予防します。
一番自分がしっくりする言葉を考えて、
メモに書いておくといいでしょう。
ふとしたときに、不安な気持ちにとらわれたなら
メモを取り出して読んでみてください。
声に出して読むことがオススメです。
これができれば、ずいぶん気持ちが落ち着きます。
気持ちが落ち着くと、
ストレスからくるホルモンバランスの崩れを
予防することができます。
不安な気持ちが生み出す
ホルモンバランスの乱れを
防ぐ方法をご紹介しました。
みなさまが、すこしでもココロ穏やかに
妊活出来る事を願っています。
快適月経生活・卵のアンチエイジング担当
岡井志帆がお届けしました。
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