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2016年09月27日
もう秋なのに、
蒸し暑い日が続きますね。
今の時期にピッタリ!
妊活におすすめの食材をご紹介します。
秋になったというのに、
今日も、夏を思い出す蒸し暑さですね。
肌寒い朝や夜もあるかとおもえば、
夏のように蒸し暑い・・・。
秋の長雨・台風で湿気が多く
身体の熱が抜けにくくなっています。
また、急に肌寒くなって
身体の表面が冷えてしまうこともあります。
このような、季節の変わり目には
身体の調子が悪くなる方も多いです。
こんな時期こそ、
上手に身体をととのえるのに
おすすめの食材、
今が旬の「茗荷(ミョウガ)」をご紹介します。
私は、
「茗荷(ミョウガ)」と聞くと
思い出すことがあります。
子供の頃読んだ「昔話し」に
「みょうが宿」というのがあって、
お宿の主人が
お客さんに「茗荷(ミョウガ)」を
たくさん食べさせ、
お財布を忘れさせて帰そうという
悪巧みをするお話しです。
結局、主人が宿代をもらうのを忘れてしまう・・・。
というオチなのですが。
「悪いことは出来ないよね。」
という戒めのお話しなのですが、
私は、「物忘れをしてしまう!」というところが
印象に残りすぎて、大人になるまで
「茗荷(ミョウガ)」を食べることが
出来ませんでした。(^^;)
忘れん坊の私には、
「忘れてしまう」というストーリーが
とっても怖かったのです。
親が普通に食べているのをみて、
安心したのか?
大人になってから
ようやく食べられるようになりました。
そんな、想い出のある
「茗荷(ミョウガ)」。
夏の薬味のイメージが強いですが、
実は、年に二度
収穫時期があるそうです。
6〜7月の「夏茗荷(ミョウガ)」。
8〜10月までのものを
「秋茗荷(ミョウガ)」といって
今も旬の食材となります。
茗荷(ミョウガ)は、東洋医学の本には
辛温、発汗解表、散寒の
働きがあると書かれています。
辛い味が特徴で、身体を温める作用があります。
少し汗を出すことで身体のよけいな熱を取ります。
また、温める作用が寒さを散らします。
日本では食用としておなじみですが、
諸外国では生薬としての認識が強いようです。
女性の腰痛、
月経の滞りに効果があるとされ
お薬として服用されています。
また、冬の間に隠れていた寒邪が
夏以降に出てきて
身体の調子が悪くなった時にも
使われていました。
働きが生薑(ショウガ)に似ているところからも、
冷えに効果があるのは
イメージが出来ますね。
夏の薬味として好まれるのも、
ついつい冷たい物を食べてしまうので
冷えすぎのないための予防として
使われているからです。
西洋医学的には、
香り成分と辛み成分が
血流を良くしてくれ
身体を温めるので、
月腰痛や月経の滞りにも効果があります。
女性ホルモンの分泌を促してくれる
作用があることからも
妊活女子には嬉しい薬味ですね。
また、脳をちょっぴり刺激してくれて
しゃきっとさせたり、
反対にリラックスといった効果もあるようです。
「物忘れ」とは全く反対の効能ですね。
抗炎症作用もあり、
抗菌・抗ウイルス作用が免疫力をアップしてくれます。
また、抗酸化作用もあるので女子には
嬉しいことだらけです。
灰汁(アク)が強いので、
少しだけ水にさらして食べてください。
長く水につけすぎると、
身体にいい成分がぬけてしまうそうです。
一度にたくさん食べる必要はないので、
身体を冷やす食材の薬味として
ちょこちょこ取り入れてくださいね。
「秋なす」も美味しい時期ですので、
一緒に召し上がってはいかがでしょうか?
ナスの利尿作用が
身体の熱を取ってくれます。
蒸し暑い今にピッタリ。
「冥加(ミョウガ)」と合わせて、
程よく余分な熱を抜き
ほどよく身体を温めて
バランスを取って下さいね。
旬の食材を美味しくたべましょう♪
あなたの妊活!
応援します。
「ホルモンバランスを整える」 担当
岡井志帆でした。
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