HOME > テーマ別ブログ > ホルモンバランスを整える > 妊活中の不安「どうしよう病」にかかったとき
2016年12月20日
妊活中には、いろんな不安に襲われます。
「月経がきたらどうしよう・・・」
「ホルモン値が悪かったらどうしよう・・・」
「いい結果が出なかったらどうしよう・・・」
こんな不安に襲われた時に
少しでも穏やかに過ごすコツをお伝えします。
妊活は、「希望」を持って取り組んでいるものの、
思うような「結果」がなかなか出ないこともあり、
辛く感じることが多いです。
「判定日」や「月経予定日」が過ぎるのを
待つ間は大変苦しい時間です。
「また、ダメだったらどうしよう・・・」
こんな思考にとらわれて、
寝ても覚めても結果について
グルグル考え続けてしまいます。
そして、月経が来てしまうと
今までの努力が水の泡に
なってしまったように感じて
落ち込んでしまいます。
この「どうしよう病」は、
一度はまってしまうと
なかなか抜け出せなくなる
怖い罠です。
でも、これは「願った結果が得られなかった」とき、
「強いショック」を受けるのが
分かっているから起るものです。
人によっては、
心を守る為に
「ダメな結果を受けたときを想像して、
先にショックを受けておく」
という方法を取る方もいます。
もしくは、無意識のうちに
ダメな理由を作って
身を守ろうとすることもあります。
例えば、
無意識に転んで
結果、「転んだからダメだったんだ」と
言い訳を作ってしまう。
本当は、転びたくないのに!です。
また、結果が出ない自分に
「ダメ出し」をしてしまい、
そんな自分が嫌になって
落ち込んでしまうこともあります。
自分にダメ出しをしていると、
そんな辛い思いを
「もうしたくない!」という
気持ちから、
「どうしよう病」が発動してしまいます。
「どうしよう病」は、
未来の不安です。
「まだ、起っていないこと」に
不安を感じているときに
発動します。
ご飯を食べながら
「どうしよう・・・」
夜寝ながら
「どうしよう・・・」
このような、「ながら時間」を
ストップしていきましょう。
「ながら時間」は、
意識が遠い未来に
飛んでいってしまっている状態です。
まずは、
未来に意識を向けないようにすることが
大事です。
少しずつでいいので、
「今の時間」に集中してみましょう。
たとえば、
ご飯を食べているなら
その食事と味に集中する。
テレビを観ているなら、
テレビに集中する。
パートナーと話しているなら、
パートナーに集中する。
寝ているなら、
自分の呼吸に集中する。
少しずつでいいので
「今の瞬間」にだけ
意識を集中する時間を
増やしていきましょう。
未来の不安を考えなくなると、
今「ほっとする時間」が
増えてきます。
ほっとすると「安心感」で
満たされてきます。
ショックなことが起れば
誰でも傷つきます。
これは、当たり前です。
でも、今の「安心感」は、
未来に起るショックに対する
予防薬となります。
ショックなことが起っても
少しだけ
立ち直るのが早くなります。
ぜひ、「どうしよう病」からくる
未来の不安から
自分を守って下さい。
あなたの妊活の為に。
ホルモンバランスを整える担当
岡井志帆
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