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2015年01月18日
いざ妊娠してからのことって、考えたことはありますか?
高齢不妊で気持ちも焦り、とにかく早く妊娠したい!
という思いが募って、意外とその後については
想像力が及ばないこともあるようです。
ですので、ベビ待ち段階の今現在、将来のことなんて
ピンと来ないというのは当然のことだと思います。
「妊娠前」「妊娠中」「出産後」と、大きく分けると
この3期間で、それぞれまったく異なった悩みがあります。
これもまた、当然のことですよね。
誰でも切羽詰まると目の前のことでいっぱいいっぱいになり、
自分の抱える悩みだけで他のことに思いをめぐらす余裕は
無くなるものです。
だから「妊娠中」の悩みなんて、今から悩んではいられない、
というのがほんとうのところ。
先日も、妊婦さんが「治療中の頃がもう遠い昔過ぎて
何に悩んでいたのかもわからなくなってしまった」と
おっしゃっていました。
その方はその方で、以前はすごく悩まれていましたし、
現在はマタニティ期特有の心配事で心中穏やかではないわけで、
決して「のど元過ぎれば」ということではないのです。
共通しているのは、妊娠前にお悩みや不安、ストレスが大きすぎて
精神的にダメージを受けてしまうほどの方は、
やはり次の時期、段階に進んでも同様に思い悩んでしまいがち
ということがあります。
思考の癖や性格的なところが大きいようです。
心配性は心配性、ということでしょうか。
というわけで、ベビ待ち中に思い悩む傾向がかなり強い方の場合、
妊娠した途端に人生バラ色~ というわけにはいかないかも
しれません。
将来にわたっても、もちろん子育てという大プロジェクトにおいては
次から次へと難問が押し寄せてくるでしょうし、
それを一つひとつクリヤして、乗り越えていくのが
人生というものなのかな、と思います。
とくに、出発段階で"高齢"ということであれば、
お子さんが生まれて、10年後、20年後、と先々のことを
イメージしておくことは、ある程度必要かと思います。
お子さんが何歳でどのような発達段階になっているか、
そのとき自分は何歳で、どういう状態だろうか、
ということを大まかに把握しておかれることは
損にはならないはずです。
ただ、なってみないとわからない事態も多いはず。
あまり先々のことを心配しすぎたり、恐がり過ぎたりしては
前に進めなくなりますよね。
また、どんなに心配しても、子どもの人生は子どもの人生なので
親でもコントロールできない部分はあります。
心配性の方は、ずっと先々に起こるかもしれないことを心配して
片時も心が休まらず、しんどい思いをされることが多いです。
たぶん、一生何も問題が起きず順風満帆のまま
という人生はあり得ないはずです。
とはいえ、ずっと常に心配しっぱなしの人生も、
辛いですよね...
ある程度は仕方無いと割り切って歩いていくしかないです。
なので、先々のことを考え過ぎないのがいいのかな。
きっと、いつか火の粉は飛んでくるのでしょうが、
来る前にまだ幻の火の粉に身を焼かれる必要はありませんよね。
すでに全身火傷状態だったら、実際に飛んできた火の粉には
もう対応できる余力がなくなってしまってるかもしれないからです。
もし今あれこれ心配や不安で押しつぶされそうになっていたら、
「いったんこれは置いといて」ができるといいですね(^^)
妊婦さんになったとき、「何だったんだろう?」と
忘れてしまうくらいの悩みかもしれないのですから。
ちょっと頭を休めてあげるだけでいいんです。
そのほうが緊張が解け、呼吸が楽になったり、
消化がうまくいくようになったり、
身体は絶対いい方向に動きますから。
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