HOME > テーマ別ブログ > 高齢不妊から妊娠する! > 出産先送り症候群は高齢不妊の原因?
2015年03月29日
女性の社会進出が進んでいくにつれて婚姻年齢が上がり、
高齢出産が増えてきたという流れはご存知の通りです。
必然的に不妊治療を受ける年齢層も高齢化し、
30代40代の高齢ベビ待ちさんがかなり多くなりました。
ほしくても授かれないでいる人がたくさんいるいっぽうで
出産を先送りする方たちのその理由とは?
少し前ですが、こんな記事がありました。
⇒ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150310-00000003-nallabout-hlth
「もしかして「出産先送り症候群」? そんなあなたに伝えたいこと」
最大の理由の【仕事】を優先するのは、
純粋に仕事に熱中するあまりに、ということもあるでしょうが、
経済的な理由や、一旦離れてしまうと復帰できなくなる不安が
あるのですよね。
やはり職場環境や周囲の理解・協力の問題が大きいですね。
男女ともに育休が気兼ねなく取れたり、時短や職務内容などの
子育て世代への配慮が無ければ少子化は防げないと思います。
これは自分自身ではなく、外部の原因ですよね。
子育て世代にやさしい職場環境を整備するのは急務です。
女性だけではなく男性も、ですよね!
(女性だけ、妊娠出産も子育ても、そのうえ仕事もして
キラキラ輝いていてねって、それはおかしいですよね?!)
ところが、自分の内部が原因ということもあるようなんです。
足りないのは【自信】? 【自覚】?
完璧主義の方ほど陥りやすい「出産先送り症候群」ですね。
親になる自信なんて、そもそも誰も明確には持ってないけど
子どもが生まれたら徐々に親になっていくのですよね。
ならざるを得ないというか...
これは文字通り、「案ずるより産むが易し」です。
過剰に心配しているうちに、妊娠可能な年代を通り過ぎてしまう
恐れもありますし。
真面目な方は「こんな私じゃ無理」と思われるかもしれませんが、
世の中の親となった人たちって、みなさん日々反省したり
失敗して落ち込んだりしながら、親業修行をしているのだと思うのです。
成長のチャンスだと捉えていただいたほうがいいですよね。
心配性過ぎる方は、まだベビ待ちの段階からさまざまなことを
気にしすぎるため、いざ親となったときはもっともっと
心配なことが起こるのでは? という大きな不安を抱えて
いらっしゃるようです。
キリがないです!!
それに、その不安や恐怖が妊娠を遠ざけているかもしれません。
「なるようになる。」
そう思わないと、親業はやっていけないかもしれません。
不安要素よりも希望を見出して、積極的に親になることを
目指していただければと思うのです。
ここまで読まれた方で「私はずっと妊娠することを望んできて
"先送り"なんて考えてない!」と思われた方もいらっしゃる
かもしれません。
でも、さまざまな心配をすることで、図らずも"先送り"
していることになっているかもしれません。
せっかく身体は妊活しているのに、心がブレーキをかけていては
うまくいくものもいきません。
極度の心配は【ブレーキ】になることを思い出してくださいね。
心を軽く、アクセルふかしていきましょう(^_^)/
高齢不妊担当の近藤琉水がお届けしました。
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