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2016年04月19日
妊娠には、血のパワーが大事です。
西洋医学でいう貧血ではないけれど、
東洋医学では「血虚(血の不足)」であると
診断されることもあります。
今回は、妊活に大事な血のお話です。
女性は、毎月の月経で大量に血液を失います。
その為、男性に比べて貧血になりやすいといえます。
血液検査の数値では「貧血ではない」と診断されたかたでも
東洋医学では「血虚(血の不足)」が疑われる症状がでる
ことがあります。
妊娠には、十分な「血」が必要であると考えられています。
身体中に十分な血がめぐることで、
卵巣内で良い卵が育てられ、
また子宮もフカフカの内膜を準備することが
出来るからです。
良い卵が育つと、ホルモンがしっかり分泌されるので
月経も整ってきます。
つまり、妊娠に最も適している状態が保てるといえます。
なので、血はとっても大事!
でも、不妊にお悩みのかたは、
「血の不足」の問題をかかえていることが多いです。
では、東洋医学でいう「血が足りない」とは
どんな状態なのでしょうか?
東洋医学では、
爪や髪というのは、「血のあまり」
といわれています。
十分に血がある人は、
爪もきれいで髪もツヤツヤしています。
そんな人は、お肌もピカピカ。
なので、
「最近、お肌がカサカサする。顔色が悪い。」と
感じる時は、血が足りなくなっているのかもしれません。
そういえば、爪も割れるし、髪もパサパサ。
また、目を酷使することでも血の不足を起こしてしまいます。
最近の、スマフォやパソコンの使用過度によって
目の疲れ、ドライアイになってしまうのも
このためです。
こんな症状が続けば、
だんだん生殖器にいく血も不足してしまい
月経が乱れてくることが起ります。
また、少ない血を一生懸命身体中にめぐらせているので、
心臓の拍動も早く打つようになります。
すると、身体を動かすのも疲れやすくなります。
そのため、ため息を多くついたり、
やる気が出なくなったり、
物事に集中ができなくなったようになります。
また、ふくらはぎや足の指といった筋肉が
引きつることも起ります。
血の不足は、身体中に影響を及ぼして行きます。
もちろん、血の不足は
食事で鉄分を補うことも大事ですが、
鍼灸治療でも「血の不足」を助ける
お手伝いをしていきます。
最近は、「セルフお灸」といって
ご自身で妊活にいいツボに
お灸されるかたも多いと思います。
手足なら本をみながら簡単に出来ますが、
血の不足に効果があるツボは
実は、背中にもあります!
ぜひ、「血の不足」による妊活治療は
鍼灸師におまかせくださいね!
もちろん、いろんな角度から「血の不足」の原因を探り
あなたの身体を治療していきます。
妊娠に必要な「血」の不足をしっかり補って、
月経を整えていきましょう♪
あなたの妊活を応援しています。
快適月経生活・卵のアンチエイジング担当
岡井志帆
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